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■■ Japan On the Globe(473)■ 国際派日本人養成講座 ■■■■

                 Common Sense: 子育て再建
              
                   「日本人は確かに児童問題を解決している」
                   と、明治初期に来日したモースは言った。
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■1.「日本人は確かに児童問題を解決している」■

     最近、親の子殺しや、いじめによる子どもの自殺といった痛
    ましいニュースが相次いで報道されているが、我々の先人は子
    育てをもっとうまくやっていたようだ。

     明治初期の東京大学で生物学を講じたエドワード・S・モー
    スは『日本その日その日』に、当時の日本の親子の姿をこう描
    いている。

         世界中で日本ほど、子供が親切に取り扱われ、そして子
        供の為に深い注意が払われる国はない。ニコニコしている
        所から判断すると、子供達は朝から晩まで幸福であるらし
        い。彼等は朝早く学校へ行くか、家庭にいて両親を、その
        家の家庭内の仕事で手伝うか、父親と一緒に職業をしたり、
        店番をしたりする。彼等は満足して幸福そうに働き、私は
        今迄に、すねている子や、身体的の刑罰は見たことがない。
        ・・・

         小さな子供を一人家へ置いていくようなことは決してな
        い。彼等は母親か、より大きな子供の背中にくくりつけら
        れて、とても愉快に乗り廻し、新鮮な空気を吸い、そして
        行われつつあるもののすべてを見物する。日本人は確かに
        児童問題を解決している。また、日本人の母親程、辛抱強
        く、愛情に富み、子供につくす母親はいない。だが、日本
        に関する本は皆、この事を、くりかえして書いているから、
        これは陳腐である。[a,1,p103]

     それが、どうして現代日本のような有様になってしまったの
    か。旭川市で40年も小児科医として多くの子供や親と接して
    きた田下昌明氏は近著『真っ当な日本人の育て方』で、戦後ア
    メリカから輸入されたジョン・デューイの教育思想やスポック
    博士の育児論が、現代日本の子育てを崩壊させてしまった事を、
    最新の母子関係の理論から説き明かしている。

     そして、最新の育児理論の説くところは、日本の伝統的な子
    育てのあり方と驚くほど似通っているのである。

■2.反体制的な『スポック博士の育児書』■

    『スポック博士の育児書』の日本語版が出たのは、昭和41
    (1966)年だった。全国の大学で学園紛争が広がる3年前であっ
    た。この本は『育児書』と銘打ちながら、反戦・平和、フェミ
    ニズムの擁護、資本主義への懐疑など政治的主張が書かれてお
    り、当時の反体制的雰囲気にアピールしたのである。

     スポック博士の育児論は、ジョン・デューイの教育思想を具
    体化したものだが、デューイ自身がスターリン独裁化のソ連を
    旅して、浮浪児たちが収容学校で共産主義を叩き込まれる姿に
    感銘を受けるような人物だから、その思想的素性は推して知る
    べしなのである。[b]

    『スポック博士の育児書』では、たとえば、次のような主張が
    展開されている。

        ・育児にばかり集中はできない。・・・こどもも人間なら、
          親だって人間なのです。

        ・常識のある父親(あるいは母親)なら、自分を犠牲にし
          てまで、こどもにつき合おうとは、おもわないはず。

        ・3ヶ月になったら、・・・たとえば寝る時間がきたら、
          やさしく、しかしはっきりと、もう寝なければいけない。
          そして、お母さんはそばにいられない、ということをわ
          からせ、すこしぐらい泣いていても、放っておきます。

        ・2才ぐらいになると、ひとりでベッドから出てきて、親
          のベッドへきたがる子です。こんなときは、・・・運動
          具店からバドミントンのネットを買っていらっしゃい。
          ・・・こどもを(ベッドに)入れたらネットをかぶせて、
          こどもの手のとどかないベッドの下で、数カ所を、これ
          もテープか紐でスプリングにしっかり結びつけられるよ
          うにしておきます。

     伝統的な育児法を権威主義的で親を縛るものとして否定して
    おいて、結局、「親が楽をしようと思ったとおりやってもいい
    んだ。子供は自然に育つ」と説いたのである。

■3.「母子は乳房と食物によって結ばれている」?■

     スポック博士の育児論は、心理学者のシアーズらが主張した
    「依存理論」に依っていた。この理論は、母親が子どもにミル
    クや食べ物を与える事で、母子の絆が成り立つという、いかに
    も唯物的な見方である。

     しかし、この依存理論は間違っていることを決定的に実証す
    る実験が行われた。そこでは、生まれたばかりの子猿に、二つ
    の人工的な「母親」を与えた。二つとも金網を筒状にしたもの
    だが、一方は金網を露出したままで、ミルク瓶がつけられ、
    もう一方はミルク瓶はなしで、柔らかいタオル地で覆われた。

    「母子は食物を与えることで結ばれる」という依存理論が正し
    いなら、子猿はミルク瓶のないタオル地の母親など見向きもし
    ないはずだ。しかし、実験に用いた8匹の子猿全部が、タオル
    地の母親に一日平均15時間以上も接触し、ミルクをくれる金
    網の母親に一日1時間12分以上接触した子猿は一匹もいなかっ
    た。この実験から、子が母親に愛着を示すのは、食べ物ではな
    く、快適な接触であることが明らかになった。

■4.刷り込み現象■

     依存理論に替わって発展したのは、ジョン・ボウルビィの
    「愛着理論」である。この理論は「比較行動学の父」と呼ばれ
    るノーベル賞受賞者・コンラート・ローレンツが確立した「刷
    り込み(インプリンティング)」理論に基づいている。

    「刷り込み」の判りやすい例は、鳥が卵からかえった直後に、
    自分のそばで音のするものを親だと思いこんでしまうという現
    象である。ローレンツはガンのヒナが目の前でかえった時、うっ
    かり声をかけたばっかりに、親だと思われてしまい、ヒナを育
    てなければならないという大変な目にあった。

     この刷り込みは、昆虫、魚、哺乳動物一般にも広く見られる
    現象で、人間の赤ちゃんにも存在する事が明らかになってきた。

     人間の赤ちゃんの場合は、動物ほど単純でも、短期間でもな
    い。生後6ヶ月ぐらいまでの間に、母親に抱きつき、その乳首
    を吸い、また母親とじっと見つめ合い、微笑み合ったり、母親
    が話しかけたりする過程で、「この人が自分のお母さんだ」と
    確認する。

     この過程でよく抱かれて、母親との一体感をしっかり育てた
    赤ちゃんほど、笑ったり、「あー、うー」と話し始める時期が
    早い。愛と言葉という人間性の特質は、母子の一体感の中から
    育っていくのである。

     何の事はない。昔から日本で行われていた「抱き癖」をしっ
    かりつける事が、赤ちゃんを健全に育てる早道なのであった。

■5.母親は赤ちゃんの「安全基地」■

     生後半年ほどして、刷り込みが完了すると、赤ちゃんは時々、
    母親の膝を離れて、つかまり立ちに「挑戦」してみたり、ハイ
    ハイしながら隣の部屋に行ってみようと「冒険」を始める。挑
    戦や冒険をしばらく行うと、いったん母親の膝もとに戻って、
    一安心をした後、次の挑戦と冒険を始める。

     こうした行動から、バージニア大学教授で児童心理学者のメ
    アリー・エインズワースは、「母親は子どもに『安全の基地』
    を提供する」という概念を確立した。母親という「安全の基地」
    があるからこそ、赤ちゃんは安心して冒険と挑戦ができるので
    ある。

     赤ちゃんが育つにしたがって、「安全の基地」を離れて、冒
    険と挑戦を行う時間はしだいに伸びていく。3歳くらいになる
    と、半日から一日母親から離れていることもできるようになる。

     この冒険と挑戦によって、赤ちゃんは精神的に成長していく。

■6.母親から引き離された子供は見捨てられたと感じる■

     心理学者のJ・ピアスは、赤ちゃんが母親から遠ざけられて
    「安全の基地」を得られなかった場合の心理を次のように記述
    している。

         子どもにとって、母親との「きずな」は、成長において
        不可欠な条件である。しかし、不幸にも母親と子供が引き
        離されると、深刻な問題が生ずる。まず、そのような子供
        は、見捨てられたと感じ、絶望的な孤独感にさいなまれ、
        この世界を危険で非情な場所として体験する。子供の最初
        の世界体験は否定的なものになる。

         そして、そのような子供は母親の代理となるものを捜し
        求めることに全エネルギーを注ぎ込む。最初はベビー毛布
        が母親代わりとなり、それ以降も物質的な満足に執着する
        ようになる。しかし、いずれにせよ、それらが完全に母親
        代わりになることはないので、欲求不満は残り、さらに悪
        いことに、母親を求めることのみにエネルギーが費やされ
        るので、成長の妨げになる。[2,p107]

     このように不幸な環境で育ったこどもの性格と行動形態を、
    ボウルビィは次のようにまとめている。

        ・浅い人間関係
        ・生活感情の不足(人間関係において無能)

        ・気むずかしさ(協力者に不快感を与える)
        ・正常な事態に対する情緒的反応の不足(物事に対する無
          関心)

        ・うそ、および弁解(無意味なことが多い)
        ・盗癖
        ・学校における、注意力の不足

     ひきこもり、非行、いじめなど、現代日本の青少年問題の多
    くは、ここから生じているようだ。
    
■7.「おんぶ」の効用■

     これらの最新の育児理論から見れば、冒頭のモースが描いた
    明治初期の親子関係は、いかにも理に適っている。たとえば
    「彼等は母親か、より大きな子供の背中にくくりつけられて」
    と日本人の「おんぶ」を珍しそうに記述しているが、おんぶは
    いかにも、合理的な子守の手段である。

     母親が家事をしながらでも、赤ちゃんは母の体のぬくもりや、
    声の響きを直接感じとることができる。同時に、赤ちゃんは常
    に母親と同じ方向を向いているので、母が今、何をしているの
    かが分かる。「安全の基地」に密着しながら、いろいろな見聞
    ができるのである。

     田下氏は、その他にもおんぶの優れた点を列挙している。
    [2,p180]

        ・赤ちゃんの体温や汗ばんだ状態を母親は背中に感じるの
          で、赤ちゃんの健康状態が分かる。

        ・母親が両手を使えるので、転んだ時でも安全である。
          (田下氏は、前抱きの母親が転倒して、赤ちゃんが頭蓋
          骨を骨折した例を経験している)。

     おんぶは赤ちゃんをがに股にする、という批判があるが、寝
    ている赤ちゃんを見れば、常に股を開いている。これが赤ちゃ
    んにとって自然な姿勢なのであり、赤ちゃんはその楽な姿で母
    親に密着し、安心できるのである。

■8.「母親は家族の中で一番先に起きる人」■

     モースは「日本人の母親程、辛抱強く、愛情に富み、子供に
    つくす母親はいない」と語っているが、その象徴的な例が、朝
    早く起きて、家族のために朝ご飯を作る母親の姿である。子供
    の頃、母親が台所で朝ご飯を作る音で目が覚めた、という懐か
    しい思い出を持っている人も多いだろう。田下氏は、こう言う。

         母親というものは、その家庭で「一番先に起きる人」で
        なくてはならないのです。しかもその上、いかに家の中が
        暖かくても、外から見えなくても、朝食の用意やお掃除を
        する時には、ねまきや、パジャマや、ネグリジェのままで
        やるのはいけません。

        「お母さんはボクが何時に起きても、いつもきちんと身支
        度をしている」、このことが子供にとってどれほど頼もし
        い母親として映るか、また「毎朝本当に大変だろうな。ご
        苦労様」と思う気持ち、それは計り知れない良い結果を子
        供にもたらすのです。このことだけでも子供は母親を尊敬
        し、言うことを聞く気になります。[2,p139]

     スポック博士が「常識のある父親(あるいは母親)なら、自
    分を犠牲にしてまで、こどもにつき合おうとは、おもわないは
    ず」と言ったのとは、正反対の姿が日本の伝統的な母親像であっ
    た。

■9.母親への感謝と尊敬の念■

     モースの言うように我々の先祖は「確かに児童問題を解決し
    て」いたのである。それは、最新の育児理論から見ても、理に
    適ったものであった。その先人の知恵を見失って、スポック博
    士のような浅知恵に目を奪われた所から、現代日本の青少年問
    題が始まった。だから、それを解決するには、まずは先人の持っ
    ていた知恵に立ち返る所から始めれば良い。

     たとえば、3歳以下の乳幼児の保育園を作る事は、母子を分
    離して、「見捨てられた」と感ずる子供を量産することである。
    そんな金があるなら、その分を乳幼児の母親が家庭で育児に専
    念できるよう、育児手当の充実に使った方が良い。専業主婦な
    らぬ、「専業母親」への支援策である。また、職業を持つ女性
    でも、出産後3年間は家庭で育児に専念した後、もとの職場に
    戻れるような制度づくりも有益だろう。

     こうした経済的な支援策と共に、何よりも必要なのは、自ら
    を犠牲にしても子供のために尽くす母親の尊さを国家社会全体
    で再認識することだろう。田下氏は言う。

         妊娠・出産・育児という一連の仕事は、その国(民族)
        の将来の根幹を育成することです。ですから、本来ならば
        それを実践している女性は社会から称賛され、感謝と尊敬
        の念で見守られなければなりません。[2,p5]

     日本の子育て再建は、ここから始めるべきではないか。
                                         (文責:伊勢雅臣)

■リンク■
a. JOG(452) 幸福なる共同体を創る知恵
    幕末から明治初期に来日した欧米人たちが見た日本人の幸せ
   な生活。
b. JOG(442) 「科学から空想へ」 〜 現代日本の教育思想の源流
    「子供の権利」「自己決定権」「個性尊重」など の教育思想
   の源泉にある「空想」。 

■参考■(お勧め度、★★★★:必読〜★:専門家向け)
  →アドレスをクリックすると、本の紹介画面に飛びます。

1. 齋藤孝『ハイライトで読む美しい日本人』★★★、文藝春秋、
   H17
2. 田下昌明『真っ当な日本人の育て方』★★★、新潮選書、H18

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■「子育て再建」に寄せられたおたより

                                             ヤマトさんより
     初乳は赤ちゃんにとって最も大事な飲み物です。出産を迎え
    る母体は赤ちゃんが細菌渦巻くこの世界で生きていくために必
    要なあらゆる免疫養分を初乳に含ませているのです。

     この大事なものを一昔前の欧米人の医者は捨てさせていまし
    た。ただ見た目が汚いからという単純な発想のもとに。だから
    アレルギー体質のヒトが多かった。戦後日本でも間違った欧米
    流の育児法が流布されましたがそのまま尾を引いている感がし
    ます。

     形態学という専門分野から授乳をみるといろいろのことが見
    えてきます。サルのオッパイは三角形のおむすび型をしていて
    野生世界で生きる知恵があります。どんな時でも口に含んでい
    るだけでオッパイが流れてくる。赤ちゃんサルはろくな苦労を
    せずに養分を得られる。労せずの分、それ以上の高度な脳を獲
    得できない。

     一方、ヒトの赤ちゃんは半円形のいかにも飲みにくい形状の
    ものから養分を得なければならない。赤ちゃんは必死です。汗
    をかきながらもオッパイを啜ります。乳牛のオッパイを絞ると
    きのように根本までかぶりつき乳首を口腔の奥に誘導して飲み
    ます。この吸啜で得られる代償は大きい。

     飲むために舌の動きが発達して言葉につながり、口腔の奥ま
    で誘導することによって副鼻腔の面積が広がり口腔免疫系が有
    利に働きます。最近の若い歌手の声が皆、高音で幼稚な音しか
    出せないのを耳にするにつれ母乳をしっかり飲ませていないな
    ・・と感じます。
    
     くれぐれもお母さんたちにお願いしたいです。生命をつない
    できた自分のオッパイで育てること!!

                                       「聖龍疾風」さんより
     今回の内容を拝読し、お恥ずかしながら幼い頃の体験を思い
    出しました。

     私も幼い頃に、おんぶひもで母の背中にくくられておりまし
    た。片田舎だったせいか、或いは周囲に恵まれていたからなの
    か、まさに古き良き時代の伝統さながらであったと記憶してい
    ます。まさかそれが「完成された子育ての姿」であるとは知り
    ませんでした。

     ですが、私は同時に、子育てに欠かせないものとして子守唄
    を挙げたいと思います。「ねーんねん ころりよ おころりよ」
    の歌いだしから始まるあの唄は、日本人の魂の記憶とでも申し
    ましょうか、貴重な文化だと思います。聞くところによれば、
    そうした唄聞かせは、正しい音程であれば子供は音痴にならな
    いそうです。

     私も、いつかそうした体験を、子供に積ませてあげたいもの
    です。

                                       「遠賀太郎」さんより
     親による子供殺し、子供による親殺し、いじめ、そして子供
    たちの自殺、まさに日本の現状は地獄の様相です。

     この現状を作ったのは戦後の間違った民主主義の名のもとに
    なされてきた女性の生き方、特に母親の生き方の間違いに起因
    すると思います。女性の社会進出は否定しませんが、子供を産
    み、育むという女性に与えられた最大の役割があまりにもおろ
    そかにされてきています。

     私たちの子供の頃の母親はまさしく家庭の中で家族のための
    切り盛りをしてくれ暖かく、やさしく、母の匂いのする人たち
    でした。

     お釈迦様は玉耶経というお経の中で女性のあるべき姿を説い
    ておられます。その中に「まず家事の勉強をしなさい。そなた
    のこまかな心づかいは料理をいっそうおいしくさせるだろう。
    美を愛する心は家をきれいにするだろう。片付けを済ませると
    夜は家族より少し遅く休み、朝は少し早く起きなさい。起きる
    と髪をとかし、衣服を整え、身ぎれいにして家族の起床を待つ
    のだ」という一節があります。

     まさしく50年位の前の日本のお母さんはこのことを実行し、
    子供たちから尊敬されていました。このように今の日本の最悪
    の状態を打破するのは女性の力です。特に母親の力です。どう
    かお母さん方が今の自分たちの生き方の間違いに少しでも気づ
    いて頂きたいと思います。

                                           「敏3」さんより
     今の子供の行動等々新聞を賑わす諸々の出来事から、「今更、
    今の核家族化は後戻りできない、地域に祖父祖母の代わりとな
    る相談所のようなものが必要ではないか」と漠然と考えていた
    のですが、その前に社会を時間をかけて破壊するようなとんで
    もない思想を唱えた人、それを流布した人がいたのですね。何
    事も先端の考え方と鵜呑みにすることなく、一人一人が接した
    思想・考え方をよく吟味し、取捨選択して取り入れる必要があ
    ると痛感しました。

■ 編集長・伊勢雅臣より

     育児とは、人間の知恵と文化伝統のかたまりですね。それだ
    け重要な営みです。

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