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■■ Japan On the Globe(362)■ 国際派日本人養成講座 ■■■■

                 Common Sense: 英語力再建

                    北朝鮮並みまで崩壊した英語力を、国力に
                   ふさわしいレベルに再建するには。
■■■■ H16.09.19 ■■ 32,893 Copies ■■ 1,308,536 Views■

■1.日本人の英語力は「北朝鮮」並み■

     アジア各国の英語力を比較すると、日本より下は北朝鮮のみ、
    というショッキングなデータがある。国際的な英語力テストで
    あるTOEFL(Test Of English as Foreign Language)の
    2001/2002年の結果で、日本はアジア30カ国中29位だった。
    と言っても、1997/1998年には同点の最下位だったので「北朝
    鮮並み」と言っても過言ではない。

     1位のシンガポール、2位のインドなど、かつては英国の植
    民地で、今も英語で高等教育が行われている国々にかなわない
    のは当然としても、近隣の中国12位、韓国19位、台湾23
    位にも水をあけられている。

     世界第2位の経済力、技術輸入の2.6倍もの技術輸出を行っ
    ている技術力、そしてここ毎年ノーベル賞受賞者を輩出してい
    る科学力などから見れば、日本人の知力は世界でもトップレベ
    ルにあるはずだ。それなのに英語力だけは、経済破綻により2
    〜3百万人が餓死して、英語の勉強どころではない北朝鮮並み
    とは、どうした訳だろう。

■2.「英語力崩壊」の軌跡■

    「漫画人(Mangajin)」という日本の漫画を英訳した学習誌で欧
    米の大学で好評を博している茂木弘道氏から近著「文科省が英
    語を壊す」を贈呈いただいた。この著書を参考に、「北朝鮮並
    みの英語力」の原因を探ってみよう。まずTOEFLの順位を
    見てみると、年と共に下降し続けている事が分かる。[1,p16]

           期間     平均順位(最下位から)
        1964〜86年    5.4位
        1987〜98年    3.1位
        1999〜02年    2.0位

     この期間の分け方は、近年の中学英語の学習指導要領が、
    1977年と1989年に改訂されたので、それぞれの10年後、すな
    わち1987年と1999年を境にして区切ってみたものである。10
    年後というのは、学習指導要領が実施されるのが改訂の3〜4
    年後であり、その後の高校3年と大学4年を合わせると、影響
    が現れるのは10年後ぐらいからだろう、という推定からであ
    る。まさに「英語力崩壊」とでも言うべき、はっきりとした低
    下傾向が見える。

     1977年と1989年の学習指導要領改訂では、それぞれ英語の教
    授内容が大幅に削減されている。特にゆとり教育と会話重視と
    いう方針から、文法や語彙が大きく削減された。

                   1969年          1977年          1989年
        文型    5種37文型    5種22文型    5種21文型
        文法事項  21項目      13項目        11項目
        必修語数  610語      490語        507語

     文型や文法事項などの英文法が大幅に削減され、また語彙も
    減らされたので、「英語力崩壊」がもたらされたという、言わ
    ば当然の事が起こったようだ。

■3.会話はできないが、読み書きはもっとダメ■

     ただし年代別に見ると、30代はかなり優秀で、アジアの平
    均レベルにはいくそうだ。10代の受験者が日本のTOEFL
    の点を押し下げているのだという。ということは、10代の受
    験者が受けている学校での英語教育に問題がある、という事に
    なる。

     さらにTOEFLの得点を分野別に中韓と比べてみると、以
    下のようになる。(2001/2002年、[1,p21])

                聴き取り    文法・作文  読解
        日本    18        19        19
        韓国    19        21        22
        中国    20        22        22

     日本の得点は3分野とも低いが、特に差が開いているのは、
    文法・作文、読解である。従来は、日本人は読み書きはできる
    のに、会話ができない、という見方から「会話重視」という教
    育方針が出されたのだが、それでも聴き取りは上達せず、文法
    や語彙を減らしている影響で「読み書きの力も失われた」とい
    う悲惨な結果を招いたようだ。

     以上の分析を総合すると、日本人の英語力崩壊は学校教育に
    原因があり、特に近年の文法や語彙を削減した「会話重視のゆ
    とり教育」で読み書きの力も失われた、と結論づけて良さそう
    だ。

■4.英語力を崩壊させたターミネータ■

     実は学習指導要領改訂は1999年にも行われており、これは
    「会話重視のゆとり教育」をさらに徹底したもので、単語数は
    1000語から900語へ、そして必修単語数は507語から100語に減
    らされている。この改訂の際の文部省大臣官房政策課長・寺脇
    研氏はこう述べている。(「論争・学力崩壊」、中公新書ラク
    レ、p113〜114)

         「This is a pen.」の「pen」は覚えなくていい。
        「This is」は暗記してくれ、と。「This is a なんとか」
        のなんとかの部分は、自分が言いたいことを入れて作りな
        さいと。子供たちはいろんなことを言うだろう。[1,p27]

     寺脇氏は「『This is a pen.』の『pen』は覚えなくていい。」
    などと言い放つが、想像してみて欲しい。外人の子供があなた
    に、たどたどしい日本語で話しかけてきたとする。

        スミマセン。駅ハ、ドチラデスカ?

        あの本屋の角を曲がった所です。

        「ホンヤ」トハ何デスカ?

        エッ、「本屋」も知らないの。参ったな。仕方がない、地
        図を書いてあげるから、ペンを貸して。

        「ペン」トハ何デスカ?

     こんな基本単語も知らない相手と日本語でのまともな会話が
    できるはずはないとあなたは諦めて、あとは身振り手振りで何
    とか説明しようとするだろう。「子供たちはいろんなことを言
    うだろう。」と寺脇氏は言うが、「ペン」も知らない子供の言
    うことを聞いてくれる人はいない。こういう非常識な観念論を
    吐く人間が、文部省の「政策課長」を務めていたのである。

     ちなみに本誌でも何度か紹介したが、寺脇氏は「ゆとり教育」
    の中心的推進者で、かつて広島県の教育長をしている間に、広
    島県は国公立大学入試センター試験で平成2年の全国都道府県
    中21位が、平成8年には45位と全国最下位レベルに急降下
    し、犯罪を犯す少年の比率は千人当たり23.9人と全国一位
    となった[a]。まさに広島県の教育を壊滅させた「ターミネー
    ター」だ。こういうターミネーターが文部省に巣くって、国費
    を使って教育を破壊した。後に残された廃墟が「北朝鮮並みの
    英語力」という惨状なのである。

■5.受験勉強で7合目まで行ける■

     茂木氏はいろいろなデータから「使える英語」の目安として、
    学習時間を集中して2000時間、単語1万語をあげている。

     現状では中学での英語の授業300時間に加えて、家の勉強
    を頑張って合計500時間。高校でも同様に勉強して800時
    間で合計1300時間。ところがこれを6年も間延びしてやっ
    ているので、実質的には5〜600時間程度にしかならない。
    「中学・高校で6年も英語の勉強をしたのに、英語ができない」
    というのは当然なのだ。6年と言っても、英米人の子供が1日
    10時間英語に触れたとして、その60日分、2ヶ月分ほどで
    しかない。

     単語では、英米人の使う語彙数は、18歳で1万8千語とい
    う。新聞には2万語の単語が使われているが、その95%をカ
    バーしようとすると1万語程度、必要となる。しかし中学・高
    校合わせても学ぶのは多くて2300語程度。

     したがって中学・高校教育だけでは、「使える英語」のレベ
    ルに対して、時間でも語彙数でも2〜3合目しか行けないので
    ある。これを「ゆとり教育」でさらに授業時間や教科内容を減
    らしたのだから、英語力が崩壊するのも当然の話である。

     不十分な時間数と単語数を大きく補ってくれるのが、「ゆと
    り教育」派の毛嫌いする受験勉強である。茂木氏の試算では、
    受験勉強を真面目にやれば1300〜1400時間、7千語の
    水準に達するという。2千時間、1万語の7合目である。頂上
    まではまだ3合分あるから、「使える英語」という実感は湧か
    ないにしても、もう一息なのだ。

■6.残り3合は現地で■

     この受験勉強の効用として、かつて弊誌が次のように述べた
    一文を、茂木氏もその著書の中で引用されている。

         アメリカで夫の留学に同行してきた奥さん方を観察する
        と、大学入試で受験勉強をした奥さん達は短期間に比較的
        まっとうな英語を話せるようになるが、高卒で受験勉強を
        していない奥さん方は、いつまでもブロークンな英語しか
        話せなかった。この違いを生んでいるのは、頭の善し悪し
        ではなく、受験勉強で一度は英文法と格闘したことがある
        かどうか、という事なのである。[b, 1,p5]

     文中の「短期間」というのは、筆者の実体験では3ヶ月程度
    である。受験英語で文法や語彙のベースはできていたので、ア
    メリカの大学院へ行っても、スピードの問題は別にして読み書
    きではあまり苦労はしなかった。聞いたり話したりは当初はまっ
    たくダメで、教室でも先生が話している内容が聞き取れずに苦
    労したが、3ヶ月もするとだいたい分かるようになった。

     現地で毎日8時間ほども英語を浴びていれば、3ヶ月90日
    で720時間。受験勉強の1300〜1400時間にこれを足
    せば、ちょうど目標の2千時間に到達する。従って中学・高校
    で2〜3合目、受験勉強で7合目、残りの3合は現地で、とい
    うのが、「使える英語」への正攻法なのである。

■7.国内でできる残り3合の攻略法■

     ただし「残りの3合を現地で」とは言っても、留学というの
    は誰にでもチャンスがあるわけではないので、国内でもできる
    「残り3合」の攻略法を茂木氏は紹介している。

     それは大学の専攻で、英語のテキストを使うことである。英
    米の大学用教科書や副読本では、一つの分野を分かりやすく、
    興味を持たせながら学生に教えるために、工夫をこらした素晴
    らしいテキストが多くあるので、それらをなるべくたくさん読
    む。そういう本は英語も平明で読みやすい。

     社会人であれば、自分の専門分野に関する基本文献や論文を
    英語で読むと良いだろう。これで自分の分野で使われる語彙を
    覚える。その上で海外からの留学生や訪問客と、自分の分野で
    議論をする。自分が良く知った分野で、そこで使われる語彙も
    だいたい知っていれば、たどたどしくとも、意味のある会話が
    できる。

■8.何のために英語を学ぶのか■

     筆者は現在、ポーランド南部のホテルで本稿を書いている。
    実はこちらに来る飛行機の中では「ハリー・ポッター」の映画
    を見たが、英語のセリフは半分も理解できなかった。それでも
    今日、訪問した企業では、ポーランド人と互いに不自由な英語
    ながら専門分野での身のある議論ができた。私自身はこれで十
    分「使える英語」だと思っている。

     こうして見ると、結局、何のために英語を学ぶのか、という
    根本の所から考え直さねばならない。「ハリー・ポッター」の
    分厚い原書をすらすら読んだり、映画で会話を聞き取れるよう
    になるためには、おそらく1万時間の訓練が必要だろう。英語
    だけでなく、英米の文化・伝統・歴史に関する相当な知識も必
    要となる。しかし我々、一般人が「ハリー・ポッター」を楽し
    みたかったら、日本語の吹き替え映画を見たり、訳本を読めば
    いいのである。そのために1万時間を費やす必要はない。

     あるいは、海外旅行で買い物をしたり、レストランで食事を
    したりするために、英語を学ぶのか? それなら寺脇氏流の
    「This is 何とか.」でも、「何とか」なるだろう。しかし、
    その程度の会話は、電子辞書で単語を表示すれば用は済む。

     多くの場合、日本人が英語を必要とするのは、外国人、それ
    も英米人だけでなく、非英語国民も含めて、ビジネス交渉をし
    たり、議論したりするためであろう。そのためには中高校での
    英語と受験英語、そして専門分野での用語習得などで、どうし
    ても2千時間のトレーニングが不可欠なのだ。

■9.発信型の英語能力を■

     日本がその国力にふさわしい英語力を持つためにも、現在の
    誤った英語教育を軌道修正するとともに、我々一人ひとりが自
    己防衛として、自らの英語力を鍛えていかなければならない。

     そのための指針として、鈴木孝夫氏が著書「アメリカを知る
    ための英語、アメリカから離れるための英語」(文芸春秋、
    p83〜p84)で提唱している発信型の英語能力のポイントを紹介
    しておこう。[1,p79]

        1.disclosure つまり自己に関する情報開示。「日本はこう
            だ」という情報をもっと英語で世界に出さなければな
            らない。
        2.accountability つまり日本の行動を、外国が理解し、
            納得するような説明をすること。
        3.manifesto 目標提示。「人類・世界はこうすれば幸福
            になれる」という日本独自の、しかも普遍性を持った
            理念をはっきりと発信しなければならない。

     以上は、国家レベルで述べられているが、個人レベルでも同
    じ事が言える。「自分はこう考える」と"disclosure"を行い、
    自分の意志決定を相手に納得させるような"accoutability"を
    発揮し、自分の夢や志の"manifesto"を行う。

     一人ひとりの日本人が、こういう発言ができるようになれば、
    グローバル社会においても、日本の卓越した経済力、科学技術
    力にふさわしい発信能力を備えることができるようになるだろ
    う。我が国の英語教育を、こういうビジョンのもとに再建しな
    ければならない。
                                         (文責:伊勢雅臣)

■リンク■
a. JOG(230) 「ゆとり教育」が奪う「生きる力」
    長文暗唱にいきいきと取り組む子供たちの姿は「生きる力」
   がどこから来るか示している。
b. JOG(199) 小学生に英語!?
    小学生の時から英語に慣れ親しめば、本当に英語ができるよ
   うになるのだろうか?
c. JOG(175) なんで英語やるの?
    英語を第2公用語とし、30%もの日本人をバイリンガルに
   する必要はどこにあるのか?

■参考■(お勧め度、★★★★:必読〜★:専門家向け)
  →アドレスをクリックすると、本の紹介画面に飛びます。
1. 茂木弘道、「文科省が英語を壊す」★★★、中公新書ラクレ、
   H16


_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ おたより _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
■前号「英語力再建」について

                                               義男さんより
     私は中学の教員で、今回のメルマガで伊勢さんが述べられて
    いることを、目の前で見ています。

     今の中学校の英語の授業は週3時間で、会話が中心です。特
    に、1年生の1学期はほとんど会話しかやりません。英語塾に
    通っているとか、通信教育で勉強している生徒はまだしも、低
    位の生徒は単語も知らないまま会話練習をさせられます。しか
    し、単語が分からないのでほとんど意味のある文章を作ること
    はできません。そのまま授業が進んで、,期末テストをやると、
    単語などほとんど書けない生徒が続出します。

     いくら会話練習で話せるように感じても、基礎体力としての
    単語や文法がないので、テストでは書けないのです。ましてや、
    3年生になれば高校入試に対応した長文が出てきます。そうな
    ると、もうお手上げです。

     私は30代ですが、This is pen から始まった年代です
    ので、今の会話中心の授業を見学すると、「こんなのでわかる
    のだろうか?」という疑問が出てきます。

     昔の授業は詰め込み学習と言われ、現在は否定されています
    が、私は今でもその当時覚えた単語は覚えています。文法もも
    ちろん覚えています。ですから、簡単な英文なら読むことがで
    きます。生徒と同じテストを受けても高得点を取ることができ
    ます。(ただし,リスニングは負けるときがありますが・・)

        (伊勢雅臣) こういう現場の先生の声を聞けば、実態は
        すぐに分かりますね。

                                           志永三郎さんより
    「英語力再建」は、英語の教師にとっては非常に関心を抱かせ
    る内容の論文でした。各種のデータを紹介し、そのデータを読
    み解くことによって、今日の日本の英語教育の無惨な姿が如実
    に浮かび上がっていました。思わず「うん、なるほど」「ええ
    ーっ、そうだったのか」などと膝を叩くこと頻りでした。

     ゆとり教育が愚策であり、会話重視が何ら効果を発揮せず、
    その結果、これまで何とか一定の水準を維持していた文法・読
    解の面でも著しい学力低下を招いているということは、学校現
    場にいる者なら日々実感していることです。塾に通っていた中
    学生と、そうではない中学生が高校へ入って来た場合、前者の
    方は何とか高校の授業が成り立ちますが、後者の方は一から時
    間をかけて説明してもなかなか分かってもらえません。昔の高
    校生なら当然知っていたであろう英単語や熟語を今の高校生は
    知りません。語彙力の不足は如何ともし難いものがあります。

     伊勢先生の論文を読んでいて、これは生徒にも読まそう、と
    思いました。このデータに裏付けられた説得力抜群の文章を生
    徒にも読ませて、英語の勉強の参考にしてもらおう。そう思っ
    たので、プリントアウトして学校の私の英語の授業で紹介して
    みました。案の定、生徒たちの目はプリントに釘付けの状態で
    した。特に1969年の学習指導要領で必修単語607であっ
    たものが、1999年にはたったの100になっているのには、
    私も生徒たちも愕然としてしまいました。

     伊勢論文を生徒に読ませたあと授業に入りましたが、生徒た
    ちの姿勢がいつもと変わっていました。みんな積極的で、授業
    が大いに盛り上がりました。これなら毎回伊勢論文を読ませて
    授業をやりたいものです。

         (伊勢雅臣)教室でお役に立てたら、嬉しい限りです。

                                         UT卒業生さんより
     私は1988年に、アメリカはテネシー州に留学し「放送」
    を専攻し、約5年間現地にて勉強しました。その時に廻りの日
    本人留学生の友達を通じて強く実感したことは、

    1)  受験勉強をこなした人達の方が、論文などを 書くときに、
        しっかりした英語表現、単語選択ができていた。やはり受
        験勉強で「つめこみ」したものは、旅行では使わないかも
        しれませんが、「常識的」な文章を書く際、あるいは授業
        でのテキストを読む場合には非常に役に立つものです。

    2)  英語を習うにも、目的がはっきりしていないと上達しない。
        私の場合は、英語で「放送」の勉強をする、という目的を
        持っていましたので、ふらつくことなく卒業までこぎつけ
        ました。英語、他の言語も同等ですが、あくまで「手段」
        ですのでそれを使って「何をしたいか」が明確でないと、
        上達はおぼつかないと思います。

     やはり、知識吸収力の高い学生時代に、どれだけつめこめる
    かが鍵になる、と感じています。

        (伊勢雅臣)目的が大事とは、まことに同感です。

                               独学英語塾・片岡文子さんより
     英語力の崩壊について、文法、語彙、基礎読解力等をないが
    しろにした昨今の「英語教育」、さらには「文法なんていいか
    ら、とにかくしゃべろう」ばかり強調し、学習者を誤導してい
    る大手スクール・各種教材には、わたしも内心非常に憤りを感
    じておりますので、大変共感いたしました。

     私も30代ですが、やはり学生時代に否が応でも「文法、単
    語、英文解釈」と徹底的にやらざるを得なかったことが、何よ
    り現在の英語力の土台になっていると感じます。受験勉強まで
    で7合目、というのは、私も全く同感で、以前マガジン内で同
    様の内容の記事を扱ったこともあり、とても嬉しくなりました。

        (伊勢雅臣: 片岡さんのメルマガ「決め手はボキャブラ
        リー!豊かな語彙を身につける方法」は、英単語のニュア
        ンスをきちんと説明されていて、しっかりした英語力をつ
        けるには最上のメルマガとして、私も愛読していました。) 

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