用語注記テンプレート(10)

このテンプレートは、やや強引な方法でテンプレート(7)の注記の書き出しを実現したものです。ただし、クリップボードにデータを送り(clipboardData.setData)、再び参照して(clipboardData.getData)書き戻すという方法のため、Internet Explorer専用のテンプレートです。 JScriptのサイトのプログラムをもとに、複数のIDを参照できるように改めています。
注記は<textarea>の中に、文字や画像リンクを含めて<div>タグの中に書くように書き込みます。idで管理できるため、文章の途中に随時書き込んでいけるところや画像も表示可能であるところなどが長所かと思います。ただし、<a>タグが使えず、<button>タグで処理しなければならないようです。textareaとbuttonを単純に切り離しただけのようですが、これでも実用にはなるというところでしょう。
また、IEではセキュリティの注意が出ますが、「コンテンツを許可」とすることで動くようになります。もっとも、セキュリティ上の問題があるからこういう注意が出るので、こういう体裁のものを信頼できないサイトで開くことは要注意であるかもしれません。
  • これは文字を置かないボタンで注1を入れています。ソースファイルを見て、注記がどこに入っているかを確認してください。
  • 文字を入れるとのような感じになります。注記2の中には画像へのリンクを入れてあります。「転記」することによって画像を確認できます。
  • ボタンを押すことで、参照するテキストエリアの文章をクリップボードにコピーするわけですが、その際に注意として掲示することで内容を確認する用途に使えます。
    「転記」ボタンを押すと、クリップボードを参照し、新しいドキュメントに書き込みます。したがって、必要な注記のボタンを押して、データをクリップボードに送ってから「転記」すれば内容を取り出すことになります。
このテンプレートのよいところは、フレームを使っているわけではないので、1つのファイルで用が足りるところです。また、構造やスタイルが全体にあっさりとしていて、入力するのも簡単に思えます。 (ただし、動作に関わる部分を改変して、その結果不具合が起きたとしても〔そんなことは恐らく無いでしょうが〕責任は負いかねます。)
(2007.4)