合字・記号類フォント

電子テキスト類を入力していて、こんな記号を打ち出せたらということで作成した。手書きをもととしているので、いかにも見てくれが悪いが、TrueTypeとしてWord等に打ち出せるのが便利である。印刷出力も（大きさにもよるが）フォントの解像度が異なるうえ、スムージングを経ているので、画面出力ほど悪くはない。

【改版履歴】
◇『手書きおれん字』（イースト）というフォント作成ソフトが昨年出たことを知ったので、自分の字をフォントにしてみようと思い、ぽつぽつ作っている。そのついでに、簡単に作れそうでそれなりに役立ちそうなものをとりあえず作ってみようと思い、下手は承知で作った。このソフトで作ったTrueTypeフォントは公開・配布も自由だという。TTEditにも同様のものがあることを知ったが、この『おれん字』（orange）は操作が簡単でよい。フォントの追加もシート位置だけ確認すれば、きちんと行ってくれる。ただし、わがノートパソコンの場合は、作成後にフォントを見るためには追記の都度再起動しなければならない。もっと簡単な表示方法もあるらしいが、よろず面倒くさがり屋なので再起動してはワードに追加文字を表示させて喜んでいる。慣れてきたら、画像の質をもう少しアップさせたい。もとのファイル名は「orenji××.ttf」である。フォント一覧では「合字・記号類」と表示される。（2007.7.30）

〔追記〕　下表で「歌などの区切り符号」とある「〽」は現在はユニコードにある。「庵点」という。また、「ヿ」「ゟ」の他、「〱〲〳〵〴〵〻」等の躍り字や繰り返し記号、「㆒㆓㆔㆕㆖㆗㆘㆙㆚㆛㆜㆝㆞㆟」「〡〢〣」等の返り点がコード化されているが、ユニコード表示対応エディタやワープロでないと表示されない。さもなくば、このテキストのように文字実体参照コードで表示するしかない。（2015.8.4）