ROBBEN FORDの部屋 〜至福の音〜

 

  

 

皆様のROBBEN MODEL

ROBENN FORDのピック(いいなあ、、)

BAKER ROBBEN FORD MODEL購入(04.07.11)

FENDER ROBBEN FORD MODEL(PROTO)改善(AKGスイッチ搭載)(04.08.20)

またしても、ピックアップ、コンデンサ変更(04.09.12)

FENDER JAPAN ROBBEN MODEL(ULTRA SP)購入(2004.11.28)

スペック書き直し(2004・11.28)

FENDER JAPAN ROBBEN MODEL(ULTRA SP) MODIFY(2004・12・18)

 

ROBBEN FORD MODELの魅力

 

ROBBEN FORD本人も言っていますが、もともと335を使用していた人が持ちかえると、かなり小さく扱いやすい。

サウンドはPAFが載っているころの深く、太い音のころの335に似ていますが、もう少し泥臭さがなく洗練

された都会的な音だと思います。非常に密度が濃い音で、少人数のバンドでは存在感があって抜ける音です。

両モデルとも、出音の基本線は同じですが、スプールストップのほうはコロンコロンした優しい音になります。

メイプルトップのほうは音の線がはっきりしていますが、JAZZでもおかしくないほど密度が濃いです。

 両モデルともフロントは下手なフルアコでは太刀打ちできないほどスイートで、箱鳴りさえします。

リアはROBBEN FORDのバッキングでよく聞くことができますが、鈴のような「チャリーン」としていますが、しっかりした

音。これらをMIXしたセンターは至福の音が出ますwww

 また、GIBSON特有ですが、がんばって弾いても、やさしく弾いても音色、音量はそれほど変化しませんが

このモデルはFENDERの良さを残しており、ピッキング、フレーズのニュアンスに非常に敏感に反応します。

これをROBBEN FORDはダンブル直ですから、、、

 見た目も、かなりオシャレ度は高いと思いますが、、どうですかwww

 ROBBEN FORDファンでなくても一度は試していただきたい、楽器としてかなり優秀な完成度の高いギターです。

 

ROBBEN FORDモデルをお持ちの方、写真を送って紹介させてください。

 

2004.2.18

 

以前にFENDERのROBBEN FORD MODEL(FM)を購入して、335好きの私はすっかり、ノックアウトされていました。

今回、縁があって、2台目のROBBEN FORD MODELをGETすることになってしまいました(爆)

 今回購入したのはULTRA FMというモデルのプロトタイプで、GENE BAKER(ジーン・ベイカー)が作成しシリアルは003となっています。

なんと、1994年のNAMM SHOWでこのギターを実際にROBBEN FORD本人が弾いたというものです。

 

以前に購入したのはELITE FMというGREG FESLER(現マスタービルダー:グレッグ・フェスラー)作の019です。

このELITE FMはコンデンサ、線材を変えたせいもあり、目茶目茶気持ちよい音を奏でてくれています。

本当に密度が濃く、セミアコ、フルアコに負けていません。生音で聞いていても、音をスポイルするものが何もない、、

という音です。まだ、ボディ、ネックともそれほど鳴っているわけではないので、末恐ろしい楽器です。

 

 今回のULTRA FMは、さらにホローボディで、トップがスプールスですので、ELITE FMより甘く深い音がします。

アンプ直でクリーンで弾いていても、コンプレッションがかかります。(これは、結構不思議で魅惑的な音、、)

 

まず、購入してきて、コントロールパネルを覗いてみると、、あらら、、、

プロトタイプなので、少しは力入れているかと思ったのですが、ELITE FMと全く同じ線材とコンデンサです。

これは、変更しなくては話が始まりませんん。(爆)

以前の部品と同じもので早速交換します。、、、

 

 

変更前                                                                          変更後

 

とりあえず、これで抜けがかなり良くなるはずです。

弾いた感じは、、やはり想像とおり、抜けが抜群に良くなりました。、、、というか、もともとこういう楽器なのですが、

スポイルされているだけなんです。それを助けてあげると元の感じがよみがえるということですね。ですので、実力

以上に音が良くなることは決してありません。

購入する前にULTRA FMの音を想像していたのですが、エアー感があって、スプールスの柔らかい音がでるんだろうなあ、、

へたすりゃ、モコモコかな???なんて思っていたのですが、、

適度にエアー感があり、ちゃんと抜けてくる音です。特にリアは素晴らしい、、というかROBBEN FORDの音そのものです。

 

ROBBEN FORD MODELの歴史

もともと、FENDER ESPRITというモデルが存在していました。これは、色々資料を探してみたのですが、なかなか決定的な

物がありませんでしたので、ボディの構造や材料など不明な点が多いです。(誰か詳しい方がいらっしゃいましたら、ご連絡

お願いします)

このESPRIT自体も600本程度の生産量だったようです。WEBからかき集めた資料を載せておきます。

 

  

 

 

ボディの構造はわかりませんが、まず、独特のピックアップが目を引きます。指板はローズでしょうか?

ヘッドのインレイとリアのコントロールパネルのカバーの大きさも違っています。

 

私の所有している両モデルを比べて表にして比べてみました。ELITEとULTRAの違いというより、ULTRAはプロトですので、その辺での差もあるかもしれません。

 

スペック

 

MODEL NAME

ELITE FM

 

ULTRA FM

ULTRA SP

BAKER

ネック

ワンピースマホガニーネック

(塗装が厚く黒く塗られているの

で確認不可)

ワンピースマホガニーネック

3ピース(マホ+メイプル+マホ)

5ピース(メイプル+マホ+メイプル

+マホ+メイプル)

指板

パーフェロー指板(この指板は分厚いです)にグリーンアバロンのドットインレイでネックのバインディングはありません。

相当厚く感じるネックですが、5フレットで測ると25mmです

エボニー指板

幅はありますが、ネック厚は薄めです。ネックの状態が良く、真っ直ぐですので、弦高をかなり落としてもビリつきはありません。バインディングはかなり白く、お洒落な印象があります。

エボニー指板

幅はULTRA FMと同じくらいで、厚みは若干このモデルのほうが厚く、ちょっとVシェイプな感じで、私は一番使いやすいネックです。

また、モデル中ボディ厚が一番厚いため、ボディのバインディングも一番厚いです。

エボニー指板でかなり特徴的なポジションマークです。フレットがかなり細いですが、高さがあるものを使用していて、音の立ち上がりは抜群に早いです。

ヘッド

ロゴ

 

バインディングがメイプルなのがわかるでしょうか?

 

JAPAN製のためヘッドインレイが違います。

BAKERのヘッドは小さく、幅があるデザインです。このため、弦がペグからナットまで、大きな角度が付くことなく素直にナットに向かいます。

ヘッド裏

ペグ

GREG FESLER(グレッグ・フェスラー)のサインが入っています。

ペグはシャーラーっぽいですが、FENDERのロゴ文字が入っています。

このモデルは回すところはエボニーで、ペグ自体かなり頑丈に作られています。FENDERのロゴが入ります。

FENDER JAPANとはいえ、オリジナルのパーツですので、おそらくUSAと共通だと思います。ULTRA FMと同じ形状ですが、ゴールドです。

シャーラーのチューナーが付いています。またBUZZ FEITENシステムです。チューニングはかなり安定しています。

アッセン

ブリ

ボディ

GIBSONとはちょうど鏡写しのレイアウトになったコントロール。リア側についているミニスイッチはタップ用スイッチです。コントロールノブはGIBSONのゴールドハットノブに変更しました。ピックアップはJBが標準で付いていますが、このモデルにはちょうどあっていると思い、現状は交換していません。

 

微調整が可能なブリッジ。色はやや黄ばんで見えます。

これも、GIBSONのゴールドハットノブに変更しています。

ピックアップは#PAF、タップ用のミニスイッチは下側に倒すと、トーンとボリュームをバイパスするスイッチになっています。

ファインチューナーは使いやすいです。

 

ブリッジの形状がUSAのものとは異なっていて、角ばったものがつけられています。ミニスイッチまでゴールドパーツです。

ピックアップ切り替えスイッチはスイッチングの衝撃を吸収するタイプになっています。ピックアップはオープンで、これまたゴールド仕様。ノブはUSAものより高級感があり、ゴムが付いているものです。

トーンはセンターにクリックがあるものでTBXになっているようです。

 

ピックアップは、標準でダンカンのセスラバーが付いています。2ボリューム、1トーンでトーンを引っ張ることにより、タップができるようになっています。

また、ロータリースイッチが付いており、音色はかなり幅広く使えます。

 

 

構造

ソリッドボディ

ボディはマホガニーバック+メイプルトップでレスポールと同じ構造になっています。意外なことに、一番JAZZが合うギターで、箱鳴り感もあります。

ホローボディ

 ボディはROBBEN MODELの特徴であるマホガニーバック+スプールストップでホローボディになっています。これが独特な柔らかなトーンを作ります。

ホローボディ

 ボディはROBBEN MODELの特徴であるアルダーバック+スプールストップでホローボディになっています。これが独特な柔らかなトーンを作ります。

ホローボディ

 ボディはROBBEN MODELの特徴であるマホガニーバック+スプールストップでホローボディになっています。ホローの空洞の占める割合はFENDERよりも多く、さらに軽量になっています。しかし、出音は中抜けしたものではなく、しっかりた音です。

ボディバック

塗装は黒く厚く塗られているため、木目が良くわかりません。ROBBEN MODELのこの角度から見た感じは昆虫を思わせます。

ELITE FMよりは薄い塗装で、シースルーブラウンです。木目が透けて見えます。

3モデル中一番厚みのあるボディです。シースルーレッドに塗られています。バックのマホガニーは3ピースであることが確認できます。

独特なネックジョイント部を持ち、灰ポジションでのプレイアビリティが異様に高いです。小型で軽量ボディですが、出てくる音はかなりしっかりしています。

ボディ厚

総評

 

4モデルの集合写真

左から

BAKER、ULTRA SP、ULTRA FM、ELITE FM

 

ELITE FM:これは、音が太く、立ち上がりが早いです。コンテンポラリーなJAZZの音です。

ULTRA FM:非常にクリーンな音でハムが付いてはいますが、やはりFENDERの音です。モダーンビンテージって感じです。

ULTRA SPULTRA FMに甘さが加わって、まさにROBBEN SOUND。

BAKERFENDERがクリーンな音なら、BAKERはGIBSON系。泥臭い音がします。レスポールに近いです。しかも、プレイアビリティは最高です。

 

 

以下の写真はhttp://www.axon.net.au/ROBBENFord/ROBBENFordBio.htmlから転用しました。

左側の写真で、ヘッドのインレイが違うのがわかると思います。

右側の写真ではノブを交換していることがわかります。また、エスカッションもクリーム色のものになっています。

 

 

 

ESSAI37でも紹介しましたが、再度FENDER USAから発売されたころの資料を載せます。

 

  

 

左からULTRA FM、ULTRA SP、ELITE FMとなっています。ULTRAはホローボディですが、ELITEだけはソリッドで

メイプルトップ+マホガニーバックでネックはパーフェローポジションマークはグリーンアバロンです。

写真ではわかりにくいですが、バインディングはトラが入ったメイプル材でバインディングされていて、非常に手の

込んだ物になっています。

ミニスイッチはタップスイッチです。ネックは非常にしっかりした、ちょっと太め、ちょっと厚めの手になじむ物です。

お店の話では、ゴールドパーツのULTRA SPというモデルは、さらにボディ厚が厚いという話でした。

 

2004.2.22

ポットをROBBEN FORDのようにGIBSONのノブに変更しましたwww

 

 ⇒ 

 

 ⇒ 

ちょっと、雰囲気変わりました。ELITE FMのピックアップエスカッションもアイボリーを購入してきましたので、後ほど

交換予定です。

FENDER JAPAN ROBBEN MODELULTRA SP)購入

FENDER JAPANのULTRA SPが出ていたので、ホールドしようとしたが、既にホールドになっていた。がっかりしていたところ、お店から

連絡が入り、前の人がキャンセルしたので、AKG様の名前でホールドいたします、、との事。

 ラッキーでした。こういうのって、運命感じますねえ。

早速見に行きました。以前から知っていたのですが、ULTRA SPはボディ厚が厚く、ボディがなるまでに結構時間がかかるということです。

試演して最初、弦高が高く、弾きずらかったのですが、お店の人に断って、弦高を低くセティングして弾きなおしてみて、、びっくり、

特にリアがなんとも柔らかく、ニュアンスがつけやすい。

これは、今までのROBBEN MODELの中で一番ROBBENの音がしている、、(ください、、)

 写真はスペックのところを見ていただくとして、ピックアップがオープンになっていますので、これは、後ほどアッセンブリも交換するときに

セスラバーに変更すると思います。

感じたのは、意外とこの頃のJAPANは作りが良いなと思いました。USAとあまりかわりないっすよこれ。

ROBBEN本人もJAPANの物を使用している事が多いですし、、

 3つも買って何やっているんだこの人?と思われるでしょうが、スペックのところに総評でまとめましたが、意外と、この3本+BAKERは

音の特徴が違っていて、使い分け可能ですwww

 

皆様のROBBEN MODEL紹介

 

★うまりんさんのROBBEN MODEL

FENDER JAPAN製

ピックアップは本人と同様オープンにされています。

 

 

FENDER ESPLIT!

これが、ROBBEN MODELの元になったESPLITです。ピックアップ、ブリッジ、ペグなどがパッと見て異なります。

 

 

★あきさんのROBBEN MODEL

 

以下の仕様はFender Japanに直接確認していただいた内容です。

ES-RF

定価\138000

BODY : SPRUCE TOP, ALDER BACK(CHAMBER BODY)

NECK : OVAL TYPE, 314SCALE

FRETBOARD : EBONY, 305R, 22F

PICKUPS : FRONT FH23, REAR FH16

CONTROL : 2VOL, 2TBX, 3WAY SW, COIL TAP SW

BRIDGE : SCHALLER

COLOR : ATB

 

★遠田さんのROBBEN MODEL

かなり、使い込んでおられるようで、マニアックな仕様に注目ですwww

FENDER JAPANから発売されたころ、本数がそろった頃を見計らって(たしか20本くらいだったと思うのですが、)

各店の全在庫を生音でチェック、一番しっくり来たものを購入したセレクトされた1本だそうです。

 

ご本人談

この当時はイシバシ楽器が力を入れており、フィンダーJに別注して本人と同じカラーに変更したモデルや、PUに

トムホームズを載せたものなんかも売ってましたが、僕はそっちよりピンと来た、普通のモデルを購入しました。

 

以来、会社員に路線変更したもののメインとして使い続け、あまりに酷使したことからフレット交換も2回行い、塗装も

ラッカーへ変更、今ではボディー関係とペグ、エスカッション以外全て変更されております(笑)。

ES-RFは当時ロベンのメインであったものを再現しているため、トップがスプルースでバックがアルダーという特殊

な仕様です。このためお持ちのものとは音の雰囲気も異なります(以前、友人のUSAーULTRA FMと弾き比べ

しましたが、個体差ではなく本質的な材の違い、といった感じでした。スプルースものはある程度の音の軽さを持ち、

ここにアルダーの重過ぎないミッドが入る、といった感じでしょうか。どうも上手くいえないのですが(笑)。

やはりFMはギブソン系に近く、SP物は軽さを補うためにボディ厚がある、といったところなのかな?ホロー感は

結構強いです。

 

ロベン本人はTALK TO〜の頃はカラザースの作ったオリジナルスプルース物を使い、BLUELINEの2枚目

頃まで使用していましたが、RECメインで使ったのはTALKまでのようです(ステージではメインでした)。

その後はULTRAの2種(SPとFM)をステージで用いて、RECでのハム物はレスポールやポールリードなんかがメイン。

で、BLUEKINEの3枚目頃からELITEを頻繁に使うようになり、ソロに戻った直後の来日ではELITEとテレ、ストラトを使い

分けてました。ただしRECではやはりLP等がメインでした。

 

現在のメインであるベイカーも試奏しましたが、これは面白いことにFMとSPの中間的な音で、かつ分離がすばらしいものでした。

 

ロベンモデルは『これでしか出ない』という音を持っており、もうロベンファンということを除いても手放せない1本です。

AKGさんも同じ見解をお持ちのようで、なんだか嬉しくなっちゃいました。いいギターですよねえ

 

ピックアップは何を載せているのでしょうか?

 

これはフェイント(爆)でして、R=ダンカンJB、F=ダンカン'59という定番セットです。

一時トムホームズを載せてたんですが、とある事故で旅立ちまして(笑)、その後JBを

載せたところ、かなり良い感じ(ダンカンカスタムも良かったです)になりました。

ストックのマイクはフジゲン製で、これはこれで良いのですが、MIDが軽過ぎました。

 

その他の変更点は?

 

ブリッジはシャーラーのローラータイプが標準でしたが、指弾きの多い私には動き過ぎてダメでした。今はクルーズのものです。

テイルピースのシャーラー(ストックのもの)は、市販のものからシャーラーマークを取っただけのものでした(お持ちのFMもこれですね)。

これは結構精度は良かったのですが、レンチでロック出来る、ギブソンスタイルのもの(たしかGOTOです)に変えてます。

これだけでも音がずいぶん変わりました。

 

フェイントのカバーはPAFの再現版として、量販店で4000円/個で売ってます。

どうしてもトムホームズを載せてた時の平らな外見が好きだったので、このようにしてます。

でもギブソンの現行メッキ物より、音が立つような気がします(気のせいかな?)。

 

ロベン本人はリアPUを相当上げ目にセットして、フロントは結構下げてます。

このことでMIX時のあのテリートーン(テレのリアってでかいでしょ)を作っているようです。

このためライブ版では、リズム(フロントシングル)からソロに移る際に、Fシングル・Fハム・Rハムと音が変わってから

オーバードライブチャンネルに移るところや、あえてクリーンでRハムを使ってブルージーに歪ませたりするシーンが多く有ります。

Volは変わりません。

僕も同じようなセッティングにしてますが、結構近い感じになりますね。

 

今度更に手を加えようと思っているのですが、タップSWを3点のものにして、

@ハムダイレクト(Vol・Toneをキャンセル)

Aハム通常

Bシングルダイレクト(〃)

と、しようと思ってます(電気知識皆無のため、出来るかどうか分からず書いてます)。

僕はVolペダルをトレモロ奏法にしか使わない(使えない)ので、プリセットVolにすると

同時に、プリセット時にTBXを効かすことでこもらないようにしようかなあ、などともくろんでます。当分先になりそうですが、

完成したらご報告しますね。

 

ROBBENのピック紹介

BBSでもおなじみのTSUNさんが2004年4月26日、ライヴ横浜のモーションブルーで、なんとROBBENの

ピックを入手されたとの事で写真をいただきましたの御紹介します。

本当は私も行きたかったのですが、都合がつかず、行くことができませんでした(大泣)

  

オリジナルのピックアップ(涎)「KEEP ON RUNNING」がカッコいいです

 

BAKER ROBBEN FORD MODEL購入(04.07.11)

 

今は無きBAKER GUITAR、その中で、ROBBEN MODELが存在していました。

1994年からBAKER GUITARの製造が開始されました。

BAKER GUITAR自体製作本数は少なく、BAKER自身が製作していた期間はさらに短いようです。

その中でROBBEN FORD MODELが作成されたのは、

2000年2本

2001年7本

2002年70本

2003年108本

の200本弱で終了しております。このデザインは好き嫌いが分かれるところだとは思いますが、やはり持ったときのバランス

が非常によく、小型軽量のギターです。

私の購入したBAKERは2002年のものです。

 

また、FENDERのROBBENモデルとの大きな違いはGIBSONスケールであるということでしょうか。

共通点は、マホガニーバック、スプールストップ、ホローボディであるということで、やはり、温かみのある音で、立ち上がり

のよさを目指したギターといえると思います。

 

FENDERのROBBEN MODELと比べてみると、その大きさが良くわかると思います。

プレイアビリティはかなり高いです。

 

ピックアップはダンカンのセスラバーが標準で付いています。

このピックアップは最近非常に気に入っております。

スプールスのROBBEN MODELにも、このピックアップを装着しております。

 一時期、MAXのレスポールにも装着していましたが、中域がみずみずしいです。ハムバッカー

の味を出そうとして、パワーをあげているピックアップではありません。あくまでもナチュラルで

ギター本来の音を引き出し、味も持っているピックアップですね。

 

しかし、いただけないのはこの配線と、コンデンサ、、、、絶句です。

50万オーバーのギターでこれはないでしょ、、

というわけで、いつもの改造です。抜けが違いますよ。

 

ネックはアルダーとマホガニーの5プライとなっていて、太さ、幅とも申し分ありません。完成度高いです。

指板はエボニーで、見た目が引き立っています。

ヘッドは幅があります。ロットカバーとヘッドの形を揃えるのはBAKER十八番ですね。ナットはデルリンになっています。

バジーフェイトンシステムになっているようですが、これが良くわからないですwww普通にチューニングしています。

 

   

ポジションマークは独特でかなりカッコいいと思います。

当然、買ったときについていた、黒いノブはかっこ悪いので、GIBSONのものに交換しています。

ロータリースイッチが付いていて、太い音から、細い音まで、色々遊べますが、基本的には1〜3までかな、、

3、4は結構フェーズトーンになって、バッキングにはもってこいです。

そのほかにトーンのノブがプッシュープルのスイッチになっていて、引っ張ると、タップになります。

 フレットはかなり細いもので、音の立ち上がりは非常にすばやいです。

これから、弾きこんでゆくと、かなりよい音になりそうなギターです。

 ROBBEN MODELにハズレ無し!ってところですな。wwww

 

FENDER ROBBEN FORD MODELPROTO)改善(AKGスイッチ?!搭載)(04.8.20)

 

大きさとルックスの好みから、FENDERのROBBEN FORD PROTOはすっかり私のメインギターとなっています。

実際、スプールストップの甘い音が生音でも出てきて、フロントではJAZZサウンドまでこなせるし、リアは抜けが良い

ので、どんなフレーズにも合うような音になってきております。

 とあるとき、DVDでROBBEN FORDのインタビュー(英語)にじっくり耳を傾けていると、彼のセッテイングについて

語っていました。

なんでも、「トーンとボリューム回路はバイパスさせていて、ボリュームペダルで操作している」との事、、「なるほど。。」

「ピックアップは色々変えて試しているよ」、、、「ふむふむ」

やっぱり、音に敏感そうだから、かなりやっているな、、、

 

 ということで、最近、弾きこみのせいか、ボディの低音が出るようになってきたためか、フロントにするとどうも、ブーミー

なのが気になっていました。

MAXレスポールは最初についていたPAFを交換して現在、ダンカンとセスラバーのダブルネームピックアップという

かなりレアなピックアップをつけておりましたが、これが、恐ろしくジューシーでニュアンスがつけやすく、なんとPAFを

交換して使用していたのでしたwww

 このピックアップにしてみるか、、それと、このピックアップは2芯なので、せっかく付いているタップスイッチは使用

できないな、、何かに使えないかな、、、と考えていましたところ、ROBBENのインタビューの回路をバイパスしている

との言葉にヒントを得てTRUE BYPASSスイッチにしてしまおう!と考え付きました。(AKGスイッチと命名www)

 なんというか、昔からミニスイッチにはロマンを感じるんですよねwww

 

 

これが、ダンカンとセスラバーのダブルネームピックアップです。手書きのサインがカッコいいです。

一時期トムホームズも335で使用していましたが、それよりはこちらのほうがジューシーです。トムホームズは私には

ちょっとパワーありすぎでブーミー気味です。

 ROBBENに取り付けたところの写真を撮るのを忘れてしまいましたwww

 

左は、購入時そのままの回路で、右が、ワイヤーを交換したところです。この状態でしばらく使用しておりました。

 

 

まずはスイッチを4回路12極のものを購入してきました。(いやーあるんですねwww)

これをトーン、ボリューム回路をバイパスする側とトーン、ボリュームを通る側に切り替えるように回路を考え配線したのが

右です。意外とごちゃごちゃしましたが、動作は完璧!

 

 通常、コンデンサをパスした音では、(特にメイプル系では)かなり、キンキンした耳に痛い音になると予想されます。

しかし、そこはROBBEN MODELのスプールストップの甘い音があるので、予想するに、パスしてもいけると考えました。

実際に音だししてテストしてみると、、、

 まずはボリュームも、トーンも10にした状態で、このスイッチを切り替えると(トーンもボリュームもバイパスする方です)

やはり、さらに2皮剥けたような音!

好みですねぇ、、、ボリューム、トーンを10にしてもロスしているということですな。

335で言うとPAF期の335が#PAF期になったような明るさを得たようです。特にプレーン弦の艶っぽさは最高です。

しかも、このスイッチはたとえば、トーンを通る側で音量を合わせておき、バッキング側として使用して、ソロでトーンを

バイパスすれば、プリセットトーンの用にも使用できるのです!これはかなり画期的。

特にFENDERのようにマスターボリュームなら良いですが、GIBSON系の独立したボリュームには非常にありがたくなります。

 抜けが良くなった分、エフェクターの乗りも最高になっています。一台で何でも来いのギターに拍車をかけましたwww

切り替えて音を変えると、コンデンサの音が良くわかります。(これもメリットですね)現在は、まだASCの物を使用しております。

おそらく、またいじるとは思いますが、、、

 

FENDER JAPAN ROBBEN MODELULTRA SP MODIFY(2004・12・18)

 

 先日購入したJAPAN製の ULTRA SPですが、確かにボディの鳴りはそこそこ気に入って購入したのですが、

やはりアンプから出てくる音のレンジが狭く感じます。この狭く感じるのも味だとは思うのですが、

レンジが広くてスプールストップ+ホローの音がするのがROBBEN MODELの魅力と感じておりますので、

アッセンブリ系を大幅にモデファイすることにしました。

 

 

オリジナルの状態です。ジャックに使用している部品がこのようなシールドケーブルピンをすっぽり包む物でした。

やはり、ここはSWITCH CRAFT製の物を使用したほうが音抜けが良くなります。

 

ポッド類です。JAPAN特性のTBXというトーンコントロールです。私には普通のトーンコントロールにしか聞こえなかったし、

トーンは使用しないし、余計な回路がついている事が、音をスポイルする原因なので、これもはずします。

 

・・・で、全部取ってしまったところです。

しかし、これからが結構大変でした。JAPAN製のパーツとUSA製のパーツのmm規格とインチ規格の差で、穴の大きさ

がことごとく違っていましたので、加工を必要としました。

 

ジャックは、左側がSWITCH CRAFTで右がもともと付いていたもの。

取り付けた、ピックアップは、前後ともダンカン&セスラバーのダブルネームのピックアップです。(これお気に入り)

 

USAのROBBENに施したモデファイと同じ回路に、、(上記の記事参照)コンデンサはASCに変更します。

使用したポットはCTS。

やはり、このAKG スイッチは、タップよりずいぶん使い勝手が良いと思います。

 最終的な外観は、右の写真のような感じで、コントロールのノブも、ちゃんと、変更しましたwww

本当は、ブリッジも変更したいのですが、ここはそれほど手間がかからずに交換できるし、パーツも高いので、また次の機会

に変更します。

 出来上がって弾いた感想としては、やはり狙ったとおり明らかにレンジが広がっています。ついつい手が伸びるギターに

なりましたwww