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お笑いパソコン日誌
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Text by Terry Minamino
Music by IKO-IKO

 
 

2006/9/28 PM 4:25

 @ 今日の化石レス・映画は長時間化しているか問題

 こないだ 2 として出そうと思って力尽き以下略。だから今日はナンバーは打たないでおく、みたいな。

 えーと、『404 Blog Not Found』の8月30日分『長尺モノが好かれる世界』にこういう記述がある。

映画の世界もそうで、昔は2時間を超えるものは滅多になかったが、今や大作はそれが当たり前。3時間以上のものも珍しくない。それだけならまだしも、英語でsequelという、パート2、3があるのが当たり前という状況になっている。

 ここでいう「昔」というのがいつごろを指すのかとか、「映画」に日本映画やインド映画などが含まれるのかといった疑問があるが、仮にアメリカ映画の話に限定したとしても、それは日本で公開されたものだけなのか、あるいはアメリカで公開されたすべての映画のことなのかといった疑問がでる。要するに、それはデータ的に確認された話なんだろうかということだ。そこでキネ旬の毎年の決算号を眺めて調べてみようと思ったんだけど、手元にある最古のキネ旬は、時間ではなくフィルムの巻数とフィート数で記録されていた。ぐは。だもんで、自力でデータを取るのは早々にあきらめた。誰か調べてください。ってゆーか、映画のデータサイトでそういうことを簡単に調べられないのが業腹だ。以下、重箱の隅ツッコミ。


 そんなわけで私も印象だけで書くのだが、2時間を超える映画が近年特に増えたという感じはうけない。1950年代ぐらい、ハリウッドがテレビ対抗でワイドスクリーンの大作主義に走ったころには2時間を超える作品は多数作られている。それ以降も、いわゆる大作というのは毎年必ず作られているわけで、少なくとも2時間を超える映画が「滅多になかった」ということはないと思う。無声映画時代にだって2時間を超えるものがあるくらいだ。まあ1980年代あたりからエンドクレジットが異常に長くなったので、その分増えた可能性は否定できないけど。

 sequel、連続ものに関しても『ゴッドファーザー』や『スター・ウォーズ』が作られたのは1970年代だしなあ。その時代が昔に入るのかどうかはわかんないけど。だいたい「パート2、3があるのが当たり前」といわれても、純粋な続きものは『ロード・オブ・ザ・リング』と第二期『スター・ウォーズ』ぐらいでしょ。『ハリポタ』シリーズをいれてもいいけど、あれは007なんかと同じで、基本的に一話完結ですわな。『パイレーツ・オブ・カリビアン』の2と3は続きもののようだが(まだ見てない)。まあ『X−メン』シリーズも続きものに入れていいか。あと何がありましたっけ。ナルニア国シリーズもそうなのかな。

 えーと、これが日本映画の場合だと、昔の方が続きものは圧倒的に多かったりするので面白いです。さらに大昔になると、世界的に連続活劇なんてものがあってですね、以下略。


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