@ 今日の軽い驚き・押切もえとダリ
ある種の芸能人がアート的なものに言及すると、ついつい冷笑的になってしまったり、ケッとか思っちゃうことが多い。例えばサトエリがゴダールが好きとかいうと以下略なわけです。古くは小泉今日子の愛読書がモモとかゆー話も、やや微妙ながら、わしはエーとおもうたわけよ。それはホントーか、なんかのプロモちゃうんか、みたいな。彼女の場合は実は読んでなかったと後に本人がゲロったらしいので、やっぱプロモだったんだが、それでも、こういった意識が差別感からきていることは明らかだ。明らかなんだけど、なかなか振り払えずに今日まで生きてきた。
ちうのがマエフリ。んでね、先日、押切もえの『お休みの今日は…』を読んだときは、どういうわけかその種の感情がわき上がらなかった。これまで押切もえ自体がケッと思う対象だったんだけど(すまぬ)、彼女がダリに言及したものを読んでも否定的な感情が起きなかったことに驚いた、という話なんです。
実際に彼女の書いたものを読んでもらえばわかるけど、特に深いことをいってるわけではない。でもすごく素直で、等身大な感想だと思った。ええやん、押切。わし、ちょっと好きになったぞ。その調子でいろんなこと書いてくれ。ちなみに、ダリにはあんまり興味なし。ぶはは。
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