@ 最近のとほほ・パケットとポケット。ネルソンとウイルソンに捧ぐ
ネルソンは昔はピケットといわれてたのに、いつの間にかピケになった。そのうちピーケというやつまで現れた。しかしウイルソンはずっとピケットである。旅行に行くならプーケット。ペケットは張り用三角布。なんのこっちゃ。
さて、飲み屋で飲み屋のおねいさんたちと「のだめ」についての緊急会議が開かれた昨年の12月、番組中で流れたラフマニノフの曲がどんな曲だったかが議論の焦点となった。そこで冒頭の部分を口ずさんでやったのだが、あ、ピアノ協奏曲の2番ね、女の子は理解してくれない。もちろんわしの表現力にも問題はあるのだけど、彼女の知りたいのはもっと先のサビ(って、あーた)だというのだ。どの部分をいってるのかわからないけど、そんな先まで口立てでやれるくらいなら、わしゃプロの演奏家になってるわい。というわけで、ケータイの着メロをダウンロードして聞こうというソリューションがアフターで行った先の店での会議で提出された。さらに、自分のやつで落とすのはもったいないので(!)、わしのケータイでやらされることに。おまけに、間違えてベートーベンなんか落としやがる。ミルヒーは恋の味。むーん。
結局、その着メロも、冒頭の部分しかなく、議論はさらに紛糾したのである。よーするに、この女たちはわしの口立てを納得しやがらないということだ。しくしくしく。
まあそれはいいけど、今月、ケータイの請求額を見て軽いショックを受けた、というのが本稿の真の目的だった。いんまいぽけっと、おーけい? ヘビーユーザーとかそういう人たちには何を今さら感が漂うのだろうけど、あーた、たった2曲で1,600円以上かかるんかい。曲そのものは420円だったが、パケット代が1,227円ですと。あちこちメニューから探して見つけてたから、ピンポイントでダウンロードしてたらもっと安く済んだんだろうけど、それだけ出したらCDが買えるやん。しかも腹が立つことに、録音レベルが低すぎて着メロの役にもたたんちう。なんやねんそれ。ぶつぶつ。なお、特にこれ以上のオチはない。タグは「ありがちな罠」でよろしく。
えー、どんな曲か知りたい、わからない、という方は、『ちろるの山奥』の『音楽室』にMIDIファイルがありましたので、そちらでご確認ください。さらに、それを口立てで他人に理解してもらえるかどうか、試してみてください。うはは。
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