@ 今日のフラッシュバック・アマゾンで思い出したこと
アマゾンのお勧めがタコであるという話をさっき書いたが、その実例をもう一つ思い出したので書く。図の『アキバ署!』というコミックが発売されてしばらくたったころ、どっかのサイトで誉められていた。それでアマゾンで買って読んでみたら、なるほど面白い。実は大昔に「アキバ探偵」なんてネタを考えていたことがあって、それは秋葉原の弱小パーツ屋の依頼でCPUを法外に安く売る台湾の代理店を調査するとリマーク品で、さらにその裏に北朝鮮の以下略、みたいな話なんだけど、いや、そんなこたどうでもいいが、『アキバ署!』の第二巻が発売されても、アマゾンのやろー、ちっともお知らせしてくれんのである。
結局またどっかのサイトで知って購入したんだけど、最終巻の第三巻の発売も知らせてくれなかった。そういや『PLUTO』も知らせてくれん。そのくせ、サイトのお勧め(自分用)にはまったく興味のないコミックが続々登場してるのである。ばんばん消していくと、なんということでしょう、最後には『クロサギ』が出てきた。とほほ(なぜだ)。
ところで『アキバ署!』の感想だが、一巻目はかなり面白かったけど、だんだんパワーダウンし、三巻目ではもう苦しいかなと思ってたらやっぱり最終巻だった、みたいな。それでも、この種の素材(コンピュータとかハッカーとか)を扱った創作物としてはなかなかよくできていたと思う。天才的ハッカーという設定が出てきてしまうのは仕方ないけど、そういうのって細部がデタラメなことが多い。その点『アキバ署!』はリアリティを失っていなかったと思う。作者の語り口がもう一つって部分もあるが、長く続いて欲しかった作品だ。終わっちゃって残念。
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