このホームページをとりわけ高尚なものに仕立てたい、将来の人類の平和のために頑張ってやっていきたいと思っているわけではない。
いつも明るく、素直で、恥ずかしがり屋のドゥニャンのことだから、あまりプライベートなことに属することは、書きたくはない。なんせ今まで、ガマンに我慢を重ねて、どうしても気になることを・・・(いえ、間違い)
別に気にしてなんかいるわけではない。
これだけは!これだけは、ここでお断りをしておきたいと、切に願っている。読者のみなさんもこの優しく暖かく上品なドゥニャンから、極プライベートなことを聞きたい、いや、読もうとなんか、思ってらっしゃらないだろう。
もしかしたら、行間からにじみ出てしまう何かを感じ取って、即座に判断してしまうような即物的な方もいらっしゃるかもしれないが、ドゥニャンは、人類の果て無き理性の世界、輝ける良心というものを信じているものの一人であ〜る。
だから、こんなこと・・・。
別に気にすることではない。気にもとめてはいない。
(うちのトイレ・・・・)
いえ、ドゥニャンのやり方。
さて、ここまでお話してしまったら、後はどうしても聞いてみたい、見てみたいというような不逞な方のためだけにお教えしちゃいましょう。
ただし、あくまでこれから先をどうしても知りたい、どうしてもどうしても我慢できないと、いう人だけが読めばいいのです。
下ネタを書くほど、ドタバタに困っているドゥニャンではないし・・・。今までも、いろんなトイレに出会って来たが、ドゥニャンはそれを特に気にするわけでもなく、素通りしてきている。ロシアでの公衆便所での排泄のノウハウを少しばかり、2年ほど前にうんちくをたれてしまったことはあるが、それは、少しでも皆さんに便利に、ここロシアで生きていただきたいという、ただひたすらな、しかも前向きな心構えがそうさせただけである。
ただ、うちのトイレは、水の流し方を間違えると、次に入った人が非常に当惑してしまうトイレなのだ。特に大きい方をしてしまって、後で「しまった!!」と、いう事件が頻々と起きている。
流し方にコツがいるである。コツというと、どんな?!ということになるからにして・・・。いやあ、困惑しまくるではないか。
トイレタンクの水を流した後、またまたタンクの中に新鮮な水を溜めようとする棒っこが、甘いのである。
タンクの中のふたがうまく閉まらない。
ふたを自然な位置に閉めようとしたら、決して、油断をしてはならない。つまり注意を怠ってはいけないのである。
水を流す時、少し力を入れて、約2センチ3ミリくらいだけ、水を流すつまみを垂直に引っ張らなければならない。力を入れ過ぎて、全開にしてしまって、自分だけスッキリなんてことは許されないのだ。そうでなければ、水を溜めるための取っ手に付いているタンクの中の蓋が歪んで挟まり、いつも水が流れっぱなしということになる。
ことをし終えた後は、誰もが一種の安堵感と充足感を心一杯味わっているであろう。恍惚として、頭の中は真っ白〜〜〜。幸福感と開放感に、我と我が身を見失ってしまうお方も多いかと思う。
しかーし!!うちのは、それを許してはくれないのだ!!
座して後。立ったら最後、どうしてもどうしても2センチ3ミリを、必ず守らなければならない。つまみに力を入れ過ぎず、抜き過ぎず、垂直(!)に引っ張る。繊細な集中力を要求される。
そうでないと、後から入った人が、自分のなさったものを見て、そして嗅いでしまってウンザリ・・・と、いうことになってしまう。
自分のことだけではなく、他者のことを考えてし終えないといけない。
うちの子どもたちには、この辺りの心得は充分以上にある。時々、びーびーが感極まって、「ジャー!!」
と、心地よくつまみを思いっきり引っ張ってしまうこともあるが、それはただ単に、若気のいたりというもので・・・それ以上のものではない。
「他人のことをまず考えてあげましょう!!」
ドゥニャン一家の中では教育が行き届いている。つまり、うちの子どもたちはとても公共心に富む、いいお嬢様たちなのだ。
それで、最後に、ロシアのトイレの普遍版として物申したいことがある。
実はロシアのトイレは、ロシア人用に、便座が高い。
びーびーとドゥニャンの足は、ことをなしている時にはブラブラしている。
これでは、大きなことをなす時、力が入らないのだ。
かろうじて上の娘の足はスラリと長く、身長もドゥニャンより大きくなってしまったので、ふんばれるようであるが・・・。
いつもいつも、少しだけ不満を残すうちの便所であった。
だからぁ、つまり、ドゥニャンのやりかたはぁ、
便座にお尻だけじゃなく、足も乗っけて、和式トイレ式に座ってやっちゃうのであ〜る。
わかったか!!(イッヒヒヒ)