1999年8月24日(火)

ドゥニャン家のペット、ジョーチリンリンは最近とてもお利口になった。
「お手」「おかわり」をする。
朝夕は、お外でちゃんと用を足すようになった。
「ジョォーチィ!!」と、呼ぶとオシリとシッポをふりふり、パタパタパタと、足音を立てて嬉しそうにやってくる。
誰かが仕事をしていると、必ずかたわらで寄り添って、じっと丸い目で興味深そうに見ている。
時には床を拭いている雑きんをかじって叱れれることもあるが・・・。

それに一番ビックリするのは、「まて」ができること。

この間、えさをあげて、そのまま「どうぞ」を言うのを忘れていたら、ずっとおとなしくご飯の前で座って待っていた。
かなりの時間がたっていただろう。もしかすると、10分くらいもあったかもしれない。じっとえさをつぶらな瞳で見つめておとなしく催促することもなく、ひたすら待っているのだ。


ただ一つだけ。
たった一つだけ、ジョーチリンリンの弱みがある。
昼間、2回だけ粗相をしてしまうことである。

それもどこにでもやりたい時にやりたいところでやってしまうのだ。

ちゃんと紙の上でできるように新聞が敷いてある。しかし、それをねぐらと間違えている節があるのだ。



で、今回、下の娘は考えた。
どういう風にしたら、ジョーチリンリンは新聞をトイレと思うことができるのか・・・。



これは実行あるのみ!



(どんなことが起こったか想像ができるだろうか。)






凄い!ものすご〜〜〜く、強烈な教え方だった。






どんなにして・・・。






とにかく、彼女はやってみせたのである。

新聞の上で、身を以って。

これ以上の教育というかしつけがこの世にあろうとは思われない。






う〜〜〜ん。すごい!


凄すぎる。ひどすぎた・・・・。


こうしてジョーチリンリンのしつけはなされたのであ〜る。

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