2002年12月19日(木)
指揮:パーヴェル・クリニチェフ
演出:ユーリー・グリゴローヴィチ。 コラッリ・ペッロ・プティパ版を利用
舞台装置:シモン・ヴィルサラッゼ
主役は昨日と同じメンバー。アントニチェヴァはよくなったけれど、中盤から一本調子。
けれど、今日は脇役が光っていたので舞台全体が締まっていた。
最大の貢献はペトゥホーフ。一動作ごとに光っていた。ミルタに許しを請うのもただの演技ではなく、場の空気を全体を支配している感じ。
そしてツィガンコヴァ。登場の時はそれほどの印象を残さないが、回転を含むジャンプがきれいで凄みをみせる瞬間があった。
こちらのホールには昇降装置がないのか、間に合わないのかわからないが、ジゼルの登場、退場は左のそで。
というわけで、ジゼルはたいしたことないけれど、幕切れになるとジーンとするものが残った。
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