電話:078-272-6882 住所:神戸市中央区中山手通4丁目16-14 定休日は月曜。
ランチ12:00〜14:00、ディナー18:30〜22:30
兵庫県庁近く。神港学園神港高校の南。ひょうご共済会館の北。わかりにくい場所にあるので、事前に地図で調べることをおすすめします。
2009年5月
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この回の点数評価は<8、3、4.5=15.5点>
食べたもの(一人分)
おつまみ◎三つの味のグリッシーニ
アミューズ1◎スペイン カンタブリア産のアンチョビ
アミューズ2◎鰯のマリネ パルメザンクリーム
アミューズ3◎関サバのマリネ チェリーのガスパチョ
アミューズ4◎河内鴨のカルパッチョ タルタル仕立て
アミューズ5◎フォアグラのムース
アミューズ6◎バスク産 ビゴール豚の生ハム
前菜1◎サゴシのカルパッチョ モホソース和え
前菜2◎今日届いた野菜たち
ガスパチョ◎ういきょうのガスパチョ
魚料理◎スズキのソテー 燻製の香り
肉料理◎梅山豚のロースト
米料理◎バレンシア風おじや
デザート1◎ヴェルヴェーヌとしょうがのアイス
デザート2◎りんごの甘いケーキとりんごの皮で作った酸っぱいシャーベット
アンチョビ、生ハムはタパスの定番だが、その他はどれも確かな技術に裏付けられた、一つの皿の中に温度差をつけたり、低温で長時間火をいれたりという21世紀ならではの創作料理。
メニューを書き上げてみると調理法としてはマリネやカルパッチョが多い。でもどれも違う。味の組み合わせが「ひらめき」と言ってよいほど秀逸。
前菜2は定番で、生や少し茹でた野菜たちに焦がしバターとエメンタールチーズをかけたもの。奥に食べすすめるにつれ暖かくなっていく。
と、きわめて高いレヴェルの料理が続き、最後におじやがあるので質量共に満足なのだが、残念なことにデザートが弱い。
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料理長:福本伸也
メモ
今回は8000円のコースをいただく。
鰯にはパルメザンとトマト水が加えられ、サバにはチェリー、フォアグラにはレモン、豚にアーモンド。
メインは魚料理、肉料理ともに、低温での火入れのメリットを最大限に生かした傑作。
1品目は料理と同じ香りのする新しいもので、メインのデザートはさぞや…と期待が膨らむのだけど。
2品目は正直まだ未完成なのでは?極端に甘いものと極端に酸っぱいものの組み合わせというアイディアはいいが、このままだと「思いつき」に終わってしまう。
退店時には、雨にもかかわらず若く才能あるシェフが外まで見送ってくれた。
オーナーはJeroboam wine & spirits