電話086-246-5880 住所:岡山市大元2-4-20 月曜、火曜のランチが休み
最寄りの駅は大元。タクシーだと大元(または下中野)のサンマルクとマリンポリスの間と言えばよい。
2001年3月17日(ランチ)
やっと行ってきました。移転後の松下。
瀟洒な一軒家。
廻りはマリンポリス(回転寿司)やアパート、理容師学校などで、活気はあるけど雰囲気がいいとはいえない場所。でも中に入ると別世界。高い天井にモダンで機能的なテーブルや椅子。
初代のお店を思いださせるカウンター式の大テーブルに8席。それに通常の4人用の席が3つ。
前菜&スープ
◎スクランブルエッグ うに添え&赤座えびのスープ南仏風
卵の殻を器にして、その中に色も触感もよく似た同士のスクランブルエッグとウニ。両者は別々にも混ぜても食べられるが、「食学反応」がおこって口の中では1+1=3となる。ウニのえぐみとかすかな苦みが卵と一緒になることでなめらかな甘味に変わっていく。
スープはブイヤベ−ス風のややあっさり系のお汁の中にたくさんのエビがはいっていて、これまたバランスのいい逸品。
メイン:魚
◎サーモンの腹身のたたき風 サラダ添え
敷きつめられたエンダイヴの上に角型のサーモン。その上に紫キャベツ、ういきょう、シブレットなど。ソースはあっさりしたマスタード味。ほとんど生、だけどちゃんと火が通っているサーモン。この焼き方でシェフの力量がわかります。全く水っぽくないジューシーさというか。サラダもたっぷりあり、これまた1皿で2回楽しめる1品でした。
メイン:肉
◎牛頬肉の赤ワイン煮こみ ナポリ風
ナイフを入れるとはらりと身がはがれる牛頬肉。いわゆるワイン煮だけれど、酸味と甘味のバランス、そして肉へのしみこみ具合が絶妙で、ワインの煮詰め方がやっぱりプロ。アスパラガス、小型ダイコン、クレソンなどの野菜たちに混ざって、包丁目のはいったきれいな形のマッシュルームも。丁寧な仕事とはこういうことを言うんだという、定義をみるようなお料理でした。
デザート
◎ココナッツブランマンジェとカスタードクリーム
◎練乳のパンナコッタ いちごのスープ
デザートは2種類から1つを選択。ココナッツの香りのするブランマンジェはこのシェフの定番。滑らかさは相変わらず。
パンナコッタは練乳の味が勝っていたが、いちごのスープとの相性が楽しめた。
メモ
レストランみてある記へ戻る
次へ