電話 086-222-3505
住所:岡山市中央町7-5
休み:日曜、祝日
この回の個別評価は<8、4、4,5=16,5点>
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鯛、きす、とろ、うに、さより、ままかり、赤貝、赤貝のひも、ほたての貝柱、いか、剣先いか、いいだこ、さば、いくら、穴子、卵、鉄火巻、味噌汁
メモ
食べたもの
・とろは脂ののりかたがこれ以下でもこれ以上でもダメというぎりぎりのところでバランスがとられており、しゃりとの相性も抜群。
・うには北海道産。ほどよいくさみがあって、いやそれがくさみではなく甘味になっている。量もてんこ盛りで、一口で食べられるかなという大きさだけど、その実、ちょうど口にはいる量で、贅沢感が残る。
・赤貝は天然もの。入荷量が少なく、半分だというが、それでも厚味が口腔内でここちよい。
・いいだこは、「はじめはふーん。でも食べすすむごとに味わいがでてきてただものではない」という「噛むごとに進化する寿司」。この「おいしくなり方」はアラン・デュカスを思いださせた。
・総じて、今まで食べていた「お寿司」とは、名前が同じだけで、全く別世界。
・あなごのみ、もう一段上の味があるのでは、と感じた。夏の昼にこちらで「ばら寿司」を食べた時、そのふっくら感にカルチャーショックをうけたが、今回はその点がややもの足りなかった。
まず、ネタの好き嫌いの有無だけでなく、しゃりの大きさ具合をきいてくれる。また、子連れだったので、わさびの具合もあわせてくれる。
そして気が付くとお好みの寿司を程よい量だけ食べており、心地よい満腹感。おまかせの極意ここにみたり、というお手本のよう。
敷居が高い名店にもかかわらず、リラックスしてゆったりと食べられる。
・和食の最高峰の一つなのに、レストランという言葉を思い出させる。その語源「休息して気力・体力を回復させる場」がここにある。