10月号/第26巻第10号通巻312号
新しいハードの「PS5 Pro」が発表されました。11月7日に発売予定です。従来のPS5よりも高性能な部品を組み込んだ、上位モデルです。
映像の解像度を上げるアップスケーリングの機能について、人工知能を活用した新しい方式を採用したと発表されました。こういうところにもAI技術が使われるのですね。
将軍を倒すため、ターン制バトルをクリアしていく、デッキ構築型の和風ストラテジー。
バトルはターン制で、敵側と交互に行います。移動や攻撃に使うのは「行動パネル」。間合いを見極めたり、行動後のクールタイムを考慮したり、様々な要素を見極めて行動し、敵軍を撃破していきます。
行動パネルはトレーディングカードのデッキのように、使いたいパネルを選んで組み込みます。ステージを進めることで新しく手に入るパネルと入れ替えたり既存のパネルを強化したりできます。
初期デッキが異なる複数のキャラクターから主人公を選びます。遊ぶたびに初期値に戻るローグライク型なので、いろいろなパターンを試して遊べるようです。
<Effect視点>
動画で見るとスピーディですが、ターン制なのでアクション要素は無さそうです。むしろ、結果がスピーディにわかるという、テンポの良さが好評なようです。
スキル習得に恵まれない冒険者見習いが、勘違いの中で偉業を達成していく英雄ファンタジー。
英雄譚にあこがれた少年が、自身も冒険者になるために剣士の訓練を受けます。しかし、「相手の攻撃を弾く最低スキル」の「パリィ」しか習得できず、他の訓練所を勧められます。いかなる訓練所でも最低スキルしか身につかず、冒険者資格は得られないという結果。
なおも諦めずに、パリィの強化を続ける日々。スキルの個数だけ少なく、それ以外の基礎力は極めて高いという珍しい青年に成長します。
街の雑用クエスト専門の冒険者見習いとして登録。雑用をこなす中、助けを呼ぶ声を聞いたことから物語が動きます。
元々、基礎力は高く、単にスキルだけに恵まれなかったようです。しかも諦めずに努力を続ける。評価基準に合っていないだけで、すでに規格外に強い冒険者です。
しかし、子供の頃に聞いていた英雄譚と現実の違いから、他者を過大評価する勘違い体質がつきました。高位の魔物を倒しても「街の牛」や「その辺のカエル」と思い込んで謙遜。その姿に、周囲からの評価が勝手に上がってしまうという勘違いのスパイラルが進みます。
主人公が好青年で、いつも仲間たちを称えています。周囲の人たちからも好感されています。わかりやすい悪役は出てきますが、基本的に優しい世界です。
そんな中で、勘違いから偉業を成し遂げていく作風が心地良いです。あくまで勘違いなので偉ぶることもなく、常に謙虚。勘違いのツッコミどころも多く、楽しい作品です。
「めんつゆ」レシピを中心しした、オフィスでのグルメコメディドラマ。
小さな通販会社を舞台に、社員たちが食事の話をするコメディです。
ラクしかしたくないポリシーでめんつゆを駆使した時短レシピを披露する主人公を中心に、細かい工程を愛する完璧タイプの社長秘書や、ハイカロリーレシピを愛する先輩社員、その先輩に想いを寄せる社員など、変わり者揃いの社員がストーリーを彩ります。
自宅での料理シーンもあります。めんつゆを持つと覚醒して、脳内に同僚たちを召喚してしまう特技があり、脳内社長秘書にツッコミを入れられながら、調理が進みます。
めんつゆにより極度に手軽で確実、そして意外性のあるレシピがいくつも登場します。
個人的なお気に入りは、社長さん。短い単語だけで会話をしようとして、秘書に通訳されないと誤解されてしまうほど口下手。それでいて寛容で社員たちとも同じ目線で馴染んでいます。
社員たちが職場でタコヤキパーティをしてしまう暴挙に出ても、むしろ社長自身が混ざりたかったと悔しがってしまいます。登場すると大体ギャグキャラですが、たぶん実務は凄腕そう。
9月まで第1期が再放送されていて、10月からは第2期が始まるそうです。
難しいことを考えずに見れる気軽さと、個性的すぎる社員たちの名言にも期待です。