11月号/第27巻第11号通巻325号![]()
スマイリーパートナー社より「レトロアーケードドック」が発表されました。
NintendoSwitch、NintendoSwitch2に対応した周辺機器で、本体を差し込むとレバー式のアーケード筐体のようになるアイディア商品です。本体の画面をそのまま使い、レバー+8ボタンのアーケード筐体風になります。
現在クラウドファンディングによる早期割引販売を受け付けています。
以前、ゲームボーイにも同様の周辺機器があり、その意味でも懐かしさがあります。
永遠に走る列車を探索し、謎を解いていく旅情アドベンチャー。
草原の中を永遠に走り続ける列車を探索して、滅亡した帝国と少女の謎を解き明かしていきます。車両ごとの謎を解き明かすことで次の車両に進むことができ、隠されたストーリーも明らかになっていきます。
謎解き以外にフリーモードもあり、無限に流れる車窓を好きな座席から眺めたり、走行音を聞きながら小説を読んだりできます。
<Effect視点>
車窓はプロシージャル生成だそうで、文字通り無限に展開されていくようです。謎を解き終わっても、好きな時にゲーム世界に浸ることができるところが面白いですね。
ポーション生成スキルを活かして、飛ばされた異世界から現実世界への帰還を目指す、ファンタジー。
異世界に転移してしまった主人公は、ポーション類の生成法が載った謎の本を頼りに、ポーション生成で生活費を稼いでいきます。
なぜ自分が異世界に来たのか、謎の本を託したのは誰なのか、そして現実世界に帰ることができるのか、といった謎を抱えながら、異世界生活を続けます。
おためしのポーション生成、販売店への卸売り、宿屋の確保。ポーション生成量の拡大……。と、少しずつできることが増えていく堅実なストーリーで、納得感があります。
エンディング映像を見る限り、冒険もありそうですが、今のところ、近所の湖までの遠征で精一杯。それすら、護衛を雇わないと危険な世界。
裏切るような悪役も出てきてませんし、街の人たちも誠実で親切。安心してファンタジー世界の日常を味わえます。
大きな話は動かないのに、着実に成長しているのを見てるだけでも面白いです。ある種、ゲーム実況プレイを見ているような感覚でしょうか。珍しいタイプのストーリーだと思います。
なお、オープニング曲がなかなか攻めた歌詞ですが、本編とは関係のない30年以上前の曲のカバーです。ある意味、ここが一番の謎かもしれません。
15分枠のショートアニメで、平和な日常の中で着実な成長。抵抗感がない見やすい作品ですね。このまま居心地のいいストーリーが続くことを願います。
テーマとなる川に沿ってドローン撮影する、知的好奇心ドキュメンタリー。
河口から水源に向かってドローン撮影した映像を見ながら、川の歴史、橋の歴史、街の歴史などを取り上げていきます。
川が意外なところに繋がっていたり、今では塞がれた暗渠となっていたり、ドローン映像で紹介します。
東京の川であれば、江戸のころから続く洪水対策がしっかり伝わってきます。神奈川の川の回では、周囲の農業や漁業の様子なども紹介されます。
以前放送されていた「空から日本を見てみよう」の川バージョンという感じでしょうか。
今回はドローンなので、川面・地面スレスレから上空まで、高度を変えることができます。さらにARのような、映像に文字情報を埋め込む演出も面白いです。
川をテーマに歴史も川もさかのぼっていく、地理と雑学の面白さと、ドローン撮影による貴重な映像の組み合わせが見逃せません。
10月の4週分が放送済みですが、見逃し配信は間に合います。どうやら今回はパイロット版のようで、ここでひと区切りのようです。レギュラー番組化を期待しています。