12月号/第27巻第12号通巻326号![]()
2025年も日経トレンディ誌による「ヒット商品ベスト30」が発表されました。
トップ3がエンタメ関連で、ゲーム関連では、3位「Nintendo Switch 2」、15位「ポケポケ」がランクインしました。また、28位「映画『8番出口』」もゲーム原作の映画となります。
ずっと品薄なのに3位に入るところが流石ですね。
ファンタジー世界の街の人の依頼をこなしながら信頼を得ていく、友情育成シミュレーション。
えん罪をかけられた主人公が、協力者と共にお仕事をこなして街の人たちの信頼を得て、1年後の再審で無実を証明するというストーリーです。
協力者は10人の男女から3人を選びます。得意不得意もあり、仲間同士の信頼度もある中で、お仕事をしていきます。
週ごとのお仕事パートでは、仕事内容と配置を決めて信頼度を上げます。時折挟まれるイベントシーンでは、選択肢で仲間との友情を深めます。季節ごとのスゴロクパートでは、育成成果を試す戦闘シーンもあります。
<Effect視点>
1997年発売の第1作を大幅にリメイクした作品となります。
ファンタジー世界の日常を楽しめる世界で、当時から繰り返してプレイしていました。いつまでも心に残っている作品です。
原作はPS1とサターンで発売されましたが、今までに配信や移植は無く、実機でしか遊べない状況でした。今回のリメイクに合わせて、原作の復刻版もSwitchで配信する予定があるそうです。
他の人間がいなくなった終末世界の日本を電動バイクで回っていく、近未来旅アニメ。
シェルター育ちで、初めての「外」の世界を味わう主人公のヨーコと、データベースからの知識で旅をサポートするアイリの2人で旅をします。
箱根、横浜、お台場など実在の街を旅していき、その場所のシンボルだった建物なども登場します。しかし、既に廃墟となっていて、植物が覆い、動物が暮らしています。
旅先で大自然の野性を目の当たりにし、かつての文明にも思いを寄せるヨーコ。歌を口ずさみ、食事をして、バイクで旅を続けます。
その一方、未解決の謎が大量にあります。そもそも、終末世界の原因が何なのかも隠されています。アイリについても、ロボットらしき一面もありながら、普通に食事もする人間らしい面もあり、正体は謎のままです。
まあ、原作が続刊中ですし、アニメで謎が明かされるかどうかは不明です。謎の部分を敢えて気にしなければ、終末世界の日常モノとして味わうことができます。終末世界といえど、好奇心とピュアな感性による爽やかで眩しい旅が描かれています。
断片的な記録から「現代」を推測するシーンなどは、視聴者にはツッコミどころでも、終末世界の人には古代の謎です。未来の考古学者に覗かれているような不思議な感覚です。
Mとりあえず、謎のままでも楽しめています。あまりにも独特で不思議な作品ですが、視聴者と終末世界の人とで考え方が違うことに気づくと、だいぶ見やすくなると思います。
アンケート回答だけを送ってもらった「紙ゲスト」を深掘りするトークバラエティ。
多忙でスケジュールが合わないゲストを、アンケート回答だけで掘り下げていきます。本来は出演前の事前アンケ−トですが、この番組ではアンケートだけを使います。ゲスト本人は出演せず、さまぁ〜ずやアナウンサーが読み上げるという、独特のスタイルのトーク番組です。
アンケートの設問は、さまぁ〜ずが考案し、面白くなりそうな変わった質問も入っています。プロフィールや最近のことなど一般的なもののほかに、クイズを出題してもらったり、大喜利回答を求めたりなどもあります。
アンケートは一往復しかできないため、意図を勘違いされてがっかりしてしまうこともあります。内容によっては「答えない」というガードの硬いゲストも出てきます。それも含めて、さまぁ〜ずのリアクションで話を盛り上げていきます。
さまぁ〜ずの技量のおかげで面白くなりますし、普通に出演するよりもゲストを深く知ることができるような気がします。他にない、独特で斬新なトーク番組です。