勇士名:スイートニー
職業:司祭
最終レベル:85(期待度10)
ヴァヴァとラム・ロンをわざと残し、最強の勇士を育てようとしていたロワ軍は、一人の僧侶をスカウトした。
期待値は10とまあまあだったので、早速「スイートニー」と命名し彼女を採用した。
ところがフタを開けてみれば彼女は21歳。 今まで私は18歳以上は期待値に関係なく“クビ”にしていたので、彼女もそうしようと思った。
しかし私が命名した「スイートニー」という名前がなんとなくヒットしたので、彼女を使ってみることにした。
後にこの判断が私の方針を変えていくことになるのである・・・・・。
≪21歳侮れず≫
「強い勇士を大勢育てたい!」との考えから、ラム・ロンへの遠征を繰り返す毎日・・・。
スイートニーはメキメキと力をあげ、レベル70を契機に中列に上がり、味方の回復をする傍ら前衛を突破してきた亜獣を抑える役目も担ってくれた。ドラゴンを杖でパキパキと殴り倒すその姿は見ていて爽快であった。(笑)
そしてレベル85まで成長してくれたのだ。21歳でも見捨てずに育てた甲斐があったというものだ。
≪早くも別れの時が・・・≫
そしてスイートニー45歳の時、突然の「引退予告」が。つまり彼女は48歳で・・・。それはあまりにも早い別れ。 私の気持ちは暗く沈んだ。
そして48歳となったスイートニーは、立派に自分の跡を継いでくれるであろう司祭「ライラ」や、勇士としての頭角をあらわしつつあった剣士「ゲディミナス」の見守る中、静かにロワ軍を去っていった。
スイートニーとはわずか27年間のつき合いだったが、ロワ軍への功績は非常に大きい。私が勇士の初期年齢にこだわらなくなったのは、このスイートニーがきっかけだった。
それだけに彼女への思い入れは強かった。
その後ロワ軍には、実力的にスイートニーを上回る司祭は何人も誕生したが、私にとって思い入れの強い司祭はスイートニーなのである。