< 残留塩素濃度の検査法 >


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比色法(DPD法、オルトトリジン法)
電流法
 
比色法(DPD法) 
電流法
吸光光度法

比色法の操作手順の違いについて

(1)
(2’) オルトトリジン法 (2’) D P D 法
O T 法
残留塩素を含む水にオルトトリジン塩酸試薬を加えると、
残留塩素の量に応じて発色する反応に基づくもので淡黄
〜黄褐色に発色する。
試薬は1種類のみ。
DPD(N,N−ジエチルパラフェニレンジアミン)法
残留塩素を含む水にDPD試薬を加えると、残留塩素の量に応じて発色
する反応に基づくもので淡赤紫色〜赤紫色に発色する。
試薬は遊離残留塩素の測定では2種類結合残留塩素では3種類使
用しますが遊離型と結合型の区別が明確につくことが特徴です。
リン酸緩衝液(pHを6.5に安定させる)
DPD錠(DPD+無水硫酸ナトリウム)
KI錠(ヨウ化カリウム)
(3)

発色しない時、考えられる理由?
検水中に実際、残留塩素が存在しない。
試薬が古くなっている(保存状態によるがおよそ6ヶ月)
採水を、十分に水を流したあとでしたかどうか
採水後、すぐに測定したか
浄水器等が付いていないかどうか