4月5日 種籾(品種不明)を水に浸し、その後ふくらませた苗床に撒く。
今年のプラン田ー稲作は、種まきからはじめました。家庭でやるんだから、プロのまねをする必要がない場合もあると考え、苗床をジフィー9(水苔ピート)という園芸用品でつくってみました。お湯でふくらませる素材です。
4月12日 予備の種籾をばら撒きする(水栽培の要領)これは結局水栽培で窓際に置き楽しんだ。
4月15日 最初の種籾から芽が出てきた!かびが生えてきちゃったりで、だいぶ心配したんだけど、よかったー。
4月29日 田植え。連休前に済ませてしまう。やはりプロのように温度管理ができないため、苗は小さく弱々しい。
5月9日 取り寄せている野菜と一緒に苗が一束届く。やはりプロのものは丈もあるし葉も大きいなーと感心。プラン田ーの苗が折れてしまったものがあるので、取り替えることにする。すると、1本ずつで見比べた場合、わが家の苗は見劣りしない。丈は低いし葉も短いが、茎がしっかりしている。
同時に、今年の新しい試み、「施肥」をする。農業関係者の友人がくれた全農アラジン444というものだ。10a当たりの量から換算すると、ほんの2gくらいだったので、ひとつまみ撒く。
6月5日 一晩水を抜く。去年までは、プラン田ーの底の栓を抜くと、どばーっと水が抜けたが、今年はちょろちょろだ。去年入れた田んぼの土のせいだろうか。
それにしても6月に入り気温が低い。日照も悪い。なかなか分けつがすすまないのが気掛かりだ。
下旬に入って、雨が続くのを見計らい、数日水抜きをする。
7月5日 やっと暑い日が続くようになってきて、一安心。丈も伸びてきて50cmを越えた。去年より半月ぐらい生育は早いみたいだが、田植え時期の差が一月以上あったことを考えると、どうなのかな。また斑入の葉が出てきたが、去年もとくに問題なかったので大丈夫だろう。ちょっとだけまた肥料をまく。
7月27日 穂出。去年より10日以上早い。ま、田植えが早かったから、当り前だ。
7月31日 猛々しく繁っている。2種類の苗を植えたため、片方(籾から)は穂がほぼ同時に出たが、もう片方(苗で植えた)のはなかなか出ない。これは反省点。
8月25日 やっと穂が出揃う。最初に出た穂はすでにかなり色づいている。こういうふうに違う段階のものが混在すると、水の管理をどうすればいいか、まったくわからない。
鳥避けネットを張る。去年の苦い思いは絶対にするまいぞ、と。
8月30日 一回目の稲刈。先に出ていた穂だけ選んで刈る。実の入は良好。
9月23日 二回目の稲刈。何回もの台風を潜り抜けたため、茎が折れたりしている。もう限界と判断した。ネットと穂がこすれて、籾が少し落ちてしまったので。以前刈ったあとから二番穂が出てきているが、これはもう鳥にくれてやろう。