'74 FENDER TWIN REVERB SOLD

「Fender」ロゴの下にラインが入れられた、通称“テール・ロゴ”エンブレム最後期の '74年製“銀パネル(シルヴァー・フェイス)“ツイン・リバーブ”。
'52年に発表された“ツイン・アンプ”(ツイン・リバーブの前身のモデル)は, ツイード・カバーリング期,ホワイト・トーレックス・カバーリング期,ブラウン・トーンレックス期を経て, '63年にはリバーブ・エフェクトが内蔵されたことで“ツイン・リバーブ・アンプ”にモデル名も変更された。
真空管にはプリアンプ管に7025(12AX7A)を4本と12AT7を2本,パワー管に6L6GCを4本を使用。 スピーカーは,12インチのものが2基搭載されるようになった。
初期モデルはカバーリングはブラック・トーレックスに,コントロール・パネルもブラックであった(通称“ブラック・パネル”または“ブラック・フェイス”期)。
'68年にはコントロール・パネルが銀色(通称“シルバー・パネル”または“シルバー・フェイス”) に変更されたのち, '73年にマスター・ボリュームが取り付けられたのと同時に,出力も100Wとなる。 そして、'74年頃からはマスター・ボリューム部にプッシュ/プル方式のブースト・スイッチが取り付けられている。
本機は、まさにスイッチ付きのマスター・ボリューム仕様に変更された直後のモデルで、 通称“テール・ロゴ”エンブレムが取り付けられた最後期にあたるものだ('75年からはテールなしの「Fender」エンブレムとなる)。

当店は,経済産業省から特別承認を受けたヴィンテージ・アンプ等の販売店です(平成18.04.11商第6号)。

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