'67 STRATOCASTER Sunburst/Rose
SOLD
ストラトキャスターのヘッド形状は'65年の後期に，それまでの通称“スモール・ヘッド”から 通称“ラージ・ヘッド”に変更されているが， ヘッドに貼られたブランド・ネームのデカールは， '64年後半から引き続き採用されている通称“トランジション・ロゴ”のままである (ただし，この'67年モデルにはレプリカのトランジション・タイプに貼り替え)。
68年の途中からは，ブランド・ネームが黒文字の通称“CBSロゴ”が使用されることになるため， ラージ・ヘッドにトランジション・ロゴという時期は'65年の後期から'68年の途中までだが， その短い期間に加え，この時期はストラトキャスターの歴史上で最も生産本数が少ないという関係で， 見かける機会の少ない仕様である。 特に'67年の中期頃は極めて受注本数が数少なかったようで， フェンダーでは，ストラトキャスター専用ネックを製作することが非効率と考え， スケール，ポジション・マークなどが同じ他モデルのネックに， ストラトのデカールが貼られたものも見られるほどだ。 ただし，この'67年モデルの場合はピックアップ・デイト('67年1月22日)から判断すると， '67年の前期には出荷されたものと思われるため，ストラト専用ネックが取り付けられている。
ストラトキャスターのヘッド形状は'65年の後期に，それまでの通称“スモール・ヘッド”から
通称“ラージ・ヘッド”に変更されているが，
ヘッドに貼られたブランド・ネームのデカールは，
'64年後半から引き続き採用されている通称“トランジション・ロゴ”のままである
(ただし，この'67年モデルにはレプリカのトランジション・タイプに貼り替え)。