'79 STRATOCASTER Tobacco Sunburst/Rose
SOLD
この'79年モデルのボディ・カラー“タバコ・サンバースト”フィニッシュは, '79年後半に,それまでの伝統的な3トーン・サンバーストが廃止され, それに代わって登場したサンバーストだ。 ボディ外周部の色がそれまでの黒からダーク・ブラウンに, その内側は赤が褪色したようなカラーという渋めなフィニッシュとなってる。
この'79年モデルには,オリジナル仕様として, ピックアップ,コントロール及びジャック・キャビティ内に導電塗料が塗られ, そこにネジ止めされたラグを通してアースが落とされている。 また,導電塗料を塗ることができないコントロール・キャビティ〜ジャック・キャビティ間は, ボリューム・ポットとジャックを配線材にシールド線を使用している。 これらは,'79年後半からノイズ対策として施されたもので, '79年前半までのモデルと比較して,外来ノイズ(弦に触れれば消えるノイズ)は 大幅に軽減されている。
'71年にメイプル1ピース・ネックがレギュラー・スペックとして復活したことで ('59年以降はローズ指板が標準仕様だった), '71年以降はローズウッド指板とメイプル・1ピース・ネックのどちらかを自由に選択できるようになったが, 価格が割高だったにもかかわらず,メイプル・1ピース・ネックを好んだひとが圧倒的に多かった。 そのため,'70年代はローズウッド指板モデルの生産本数は少なくなっている。
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