'67 CORONADO II Cherry Sunburst/Rose SOLD

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'60年代中期はギブソンを中心としたホロー・ボディのギターが人気を博した時代であったため， ホロー・ボディ・モデルのラインナップを持っていなかったフェンダーが， それらに対抗すべく開発し，'66年に発表したのがコロナド・シリーズである。
ラインナップは1ピックアップ・モデルの“コロナドI”，2ピックアップ・モデルの“コロナドII”， 12弦モデルの“コロナドXII”，1ピックアップ・ベースの“コロナド・ベースI”， 2ピックアップ・ベースの“コロナド・ベースII”である。 スタンダード・ボディ・カラーはサンバーストとチェリー(チェリー・レッド)であるが， それら以外もカスタム・カラー扱いで生産されている。 また，'67年後期からは木材の生育過程で特殊な着色処理が施された“ワイルド・ウッド”カラーのものが (正式モデル名“ワイルド・ウッド・コロナド”シリーズ)， '68年からはグレー色のサンバースト風フィニッシュ“アンティグア”カラーのコロナド (正式モデル名“アンティグア”シリーズ”)も登場している。
コロナドI，コロナドIIに関しては，'67年からはトレモロ・ユニット仕様が用意されるようになったが， カタログ上ではオプション扱いとされているはずが， 実際にははトレモロなしよりもトレモロ・ユニット付きの生産比率が高いようだ。 (この'67年モデルは，実用的なブランコ・テールピース仕様)
また，'66年から'67年にかけて製造されたコロナドのボディの周囲には， リッケンバッカーで馴染み深い通称“チェッカー・バインディング”が巻かれているものが多いが この'67年モデルの場合は普通の(白/黒/白)バインディング仕様だ。

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