'58 GUILD M-75 Sunburst
SOLD
ギブソンによる吸収前のオリジナル・エピフォンを退職したクラフト・マン達も加わって, '52年に設立された“ギルド”。
この'54年に発表された“M-75”は,Fホールは開けられていないものの スプルース・トップとマホガニー・サイド&バックを持つコンパクト・サイズ (13 1/2インチ幅)のホロー・ボディ・ギターである。
ピックアップは,当初このように“P-90”に似たシングル・コイルで, '61年頃からはグレッチの採用でも有名な“ディ・アルモンド”製に変更された。 そして'63年からの生産中断期間を経て, '67年からの再生産後はギルド・オリジナルのハムバッカーが搭載されたモデルとなっている。
ちなみにM-75は“ブルースバード”と呼ばれることが多いが,それは'67年から与えられたもので, '63年までは“アリストクラット”が正式なモデル・ネームである。
この'58年モデルに使用されている通称“メリタ・ブリッジ”は, '50年代後期からオプションとして少量のモデルのみに採用されたものだ。