'83 G&L NIGHTHAWK Black/Ebony
SOLD

フェンダー社の創始者“レオ・フェンダー”が, フェンダー社から離れたあとの“ミュージックマン”に関与していた時期を経て, '80年に設立した“G&L”。 初期に発表されたモデルは,生産体制がまだ整っていなかったこともあり生産本数が少なく, それに伴い,当時は日本にほとんど輸入されていなかったために, あまり知られていないモデルが多く存在するが, それらのほとんどは,レオのアイディアに満ちた興味深い仕様を持っている。
この“ナイトホーク”は'83年に発表されたモデルだが, 翌'84年には同仕様のまま“スカイホーク”というモデル名に変更されるため, 1年弱しか生産されていないレアなギターだ。
ちなみに,ナイトホークの登場した'83年は, G&L全製品を対象にネックの製造工程が変更され始めた年だ。 それまではフェンダー,ミュージックマン時代と同様に, ネックのメイプル部分は1ピース削り出し方式だったが, “バイ・カット・ネック”と呼ばれる垂直方向での2ピース構造になったのだ。 トラスロッドは,メイプル材を貼り合わせる前に,水平方向から仕込まれる。
ナイトホークのコントロールは,上からマスター・ヴォリューム, マスター・ハイカット・トーン, マスター・ミッドレンジ・コントロールで, パッシブ・タイプながら変化に富んだサウンドを生み出すことができる。 ボディ,ネック材はメイプル,指板はエボニー。

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