FerrariF1-89 (640)
TAMIYA 1/20


89年型のフェラーリF1です。
ジョン・バーナードがイギリスで開発したシャシーに、
マラネロ製のエンジンを搭載したちょっと変り種のフェラーリ。

いちおう、ゲルハルト・ベルガーのポルトカルGP優勝車をイメージしました。
車載カメラは、経年変化でどっかに行ってしまいました。


639〜641系に独特の、「コークボトル」のような「マンドリン」のような曲線ライン。
設計者ジョン・バーナードの独創性がフルに発揮された、
セクシーとも、奇怪ともとれるワン・アンドオンリーなカタチです。


ティーポ036エンジン。スチール・ブロックの3,5リッター、65°V12で一気筒あたり5バルブ。
馬力は、アラン・プロストが乗った90年型の037で公称685psとか。
いまどきの18,000rpmエンジンとはまた違った、むせぶような轟音が印象的でした。
セミ・オートマシフトとか、トーションバー・スプリングを使ったコンパクトなフロント・サス等、
いまどきのF1のトレンドを作ったマシンでもありますね。

エンジン・ベイは、カーボン地のデカールとかアルミ箔を張って素人なりに凝ってみました。


ほんもの

ゲルハルト・ベルガーの後期型。

こちらは、マラネロの工場で組み立て中のショット。

ナイジェル・マンセルの前期型。

ドライバーのゲルハルト・ベルガー(オーストリア)

高速コーナーを得意とする、豪快なドライビング・スタイルが身上。

91年の日本GP・予選はS字で見てましたが、
文字通り、火花を散らしながらのスーパー・ラップは実に熱かったです。

もうひとりは「猫の反射神経」とか渾名された、ナイジェル・マンセル(イギリス)

ウェット路面や公道など、μが低い条件でのマシン・コントロールが絶妙なドライバーでした。
92年モナコGPでのvsセナ、94年日本GPでのvsジャン・アレジのバトルなどとても印象に残ってます。


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