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バニラ・エア(バニラ・エア株式会社)は、2013年11月に全日空の100%子会社として設立。シンプルな商品・サービスをベースに価格以上の満足を提供する新しい日本のLCCを標榜し、2013年12月20日に運航をスタートさせた。バニラ・エア機には、ブランドカラーである爽やかなイエロー&ブルーのマーキングが施され、A320-216の新造機が使用されている。
[関連記事]バニラ・エア初便搭乗レポート
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使用機材:エアバスA320-216(国内線)
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エアバス製 近・中距離向け旅客機としてワールドワイドに使用されている機材。民間機として初めてデジタル式フライバイワイヤ制御システムを採用したハイテク旅客機であり、操縦桿にかわりサイドスティックによる操縦を採用しているのが特徴。バニラ・エア機は、翼端に従来のウィングチップフェンスではなくシャークレットを装備し、さらなる航続距離伸長をはかっている。
[エアバスA320に関する詳細はこちら]
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日本就航路線
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≪国内線≫成田-那覇、成田-新千歳、成田-奄美大島
≪国際線≫成田-桃園、成田-仁川
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機内サービスは?
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客室乗務員のユニフォームも、ジェットスター・ジャパン時代の情熱的なレッドから、爽やかさを強調した水色に一新。 |
≪機内販売≫食事と飲み物は機内販売にて有料で提供される。食事系メニューとドリンク系メニューをセットで買うと50円割引になる Value Menu を展開、割高感を感じがちなLCCの機内メニューでありながら、ちょっぴり得した気分にさせてくれる。ところで、コーヒー好きの筆者は機内食のレベルの指標のひとつとして、各社のコーヒーを飲み比べているが、バニラ・エアのコーヒー(200円)は香りも良く、かなり美味しい。コーヒー好きの方は、ぜひ試してみてほしい。
≪スカイライナーバリューチケット≫成田着の便では、機内で「スカイライナーバリューチケット」を購入できる。成田国際空港〜日暮里・京成上野間のスカイライナーのチケット引換券で、大人は2,200円/人(通常2,400円)、小児は1,100円/人(通常1,200円)となる(有効期限は発売当日のみ)。200円引きならば、バニラ・エア利用特典としてスカイライナー使わなきゃ(買わなきゃ)損!と考える搭乗客も多そう。実際、機内でかなりの枚数が売れていたようだ。
≪機内誌≫バニラ・エア機内誌“たびクーポン”は、その名のとおりクーポン付き旅行案内誌となっている。バニラ・エアの就航先都市の観光案内とともに、お店や施設情報が満載。巻末にどっさりついているクーポンと搭乗券を提示すると、割引などの特典が受けられるというもの。これまた“おトクに旅をしたい”と考えているLCCユーザーにピッタリのアプローチだ。これまで機内誌は機内でパラパラめくるものの、持ち帰ろうとまでは思わないのが通常であったが、これなら持ち帰って有効利用してみたくなる。
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バニラ・エアの予約は?
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ネット予約 |
バニラ・エア公式サイト |
電話予約 |
0570-6666-03 |
※ネット予約以外は別途手数料がかかる |
電話予約:300円/カウンター予約:700円 |
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【特集】LCC(格安航空会社)時代、ついに日本にも到来
大手航空会社の半額以下も珍しくない格安運賃を武器に、世界中でシェアを伸ばし続けているLCC(格安航空会社)。実際に、アイルランドのライアンエアやイギリスのイージージェットは2009年の旅客実績においてエールフランスやブリティッシュ・エアウェイズを上回るなど、フラッグキャリアをも上回る経営規模に成長している航空会社も多い。日本でも、ここへきて一挙に普及する兆しが見えてきた。
[記事全文]
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