=== HIKOUKI CLUB ======================================== 522部発行
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======================================================================== ★飛行機倶楽部通信への広告掲載に関してはこちらまでお問い合わせください。 contents@mti.biglobe.ne.jp ------------------------------------------------------------------------ 皆さんこんばんは。「飛行機倶楽部通信」編集長の加藤です。 このところ週末にバイク(YAMAHAディバージョン400)をピカピカに磨くと 台風がやってきて泥だらけにされてしまいます。 天気が良ければツーリングやドライブが気持ち良い季節なんですが・・・。 それでは、飛行機倶楽部通信(第5号)をお届けします! ------------------------------------------------------------------------ □今回のもくじ ■今週の飛行機倶楽部 ★大好評!航空グッズ通販コーナー ■連載記事 ★マレーシアの空を飛ぶ《メルマガ版》 (さとう信弘) ★飛行機開発物語 (三島虎魚) ★空飛ぶかさぢぞう (篠頭典善) ■航空サイト更新速報 ======================================================================== ======================================================================== ■今週の飛行機倶楽部 航空グッズの通販コーナー、おかげさまで大好評です。 本誌掲載のパスワードを商品注文メールと一緒に送っていただきますと割引価格 (市価の10%引き)にてご購入いただけます。ぜひご利用ください! (今週のパスワード)愛知99式艦上爆撃機11型《ハセガワ/2,400円》 ホームページ「飛行機倶楽部」 http://www2s.biglobe.ne.jp/~hikouki/01.htm ======================================================================== ■連載記事 ======================================================================== ★飛行機開発物語 (三島虎魚) 第3回:基本設計とモックアップ ------------------------------------------------------------------------ 設計構想が図面として、また各種の設計検討書としてまとまったら、これに 基づいて基本設計の段階に進みます。この基本設計の段階では、いよいよ機体 の構造や細かい装備品の配置、機能が、はっきりしたものになっていきます。 この段階のアウトプットとして、計画図面や各種計算書が作成されますが、 たいていの場合は、この計画図面に基づいて、モックアップが製作されます。 ご存知の方も多いと思いますが、モックアップというのは、実機と同じ大きさ で作られる実大模型です。 このモックアップは、外形だけを模擬したものとはいえ、それまで図面上の 存在でしかなかった機体が、はじめて実物大の立体になるものです。関係者も モックアップを目にすることで、改めて自分たちの開発している機体を実感す ることになります。そして、このモックアップでも審査が行われるのです。 モックアップ審査では、パイロットや整備員にとっての使い勝手、つまり、 計器や各種操作スイッチ、レバーなどの配置、整備性など、あらゆる観点から 使い易さがチェックされます。 このモックアップ、戦闘機など比較的小型の機体では全体を丸ごと製作する のが普通ですが、旅客機などの客室部分では、代表的な部位のみ製作する場合 が多いようです。 モックアップを審査すると、実にさまざまな意見が出され、そのうちの多く が改善事項として採用されます。もちろん、これらの内容は、計画図面に反映 されたり、最終段階の図面である製造図面に反映されることになるわけです。 (つづく) ======================================================================== ★マレーシアの空を飛ぶ《メルマガ版》 (さとう信弘) 第2回:続 免許取得ならマレーシアが穴場かも・・・ ------------------------------------------------------------------------ マレーシアの空を飛ぶ楽しさのひとつは、1時間から2時間の飛行で行ける観光地 がたくさんあることです。クアラルンプールを基点にすれば、歴史の町マラッカまで はわずか40分。島に行くなら、パンコール島までは1時間10分。ペナンへは1時 間40分。東海岸のティォマン島もほぼ同じ。 さらに密林の中のストリップにおり てみたいなら、1時間10分ほどで、国立公園のタマンネガラに行くことができま す。 つい先日、東京の民放局の駆け出し記者をやっている娘が休暇で我が家に来たのを 機会に、クラブのセスナ172を借り出して、パンコール島に一泊の家族旅行に出か けました。 パンコール島は、ランカウイやペナンと違って、まだまだ日本人にはなじみがあり ませんが、島の景観といい、ひとびとの暮らしといい、すべてが素朴で観光ずれして おらず、都会暮らしのストレスを発散するにはもってこいの島です。残された数少な い穴場といえるでしょう。 とはいえホテルなどの設備は充実しています。飛行場に 近い4つ星のリゾート・ホテルの、ほぼ3DKに相当する一軒家のシャレーに泊まっ て、宿泊料は1万5000円弱。しかも半額に負けてくれました。なんと4人で、で す。 ついでにクラブに支払った飛行機のチャーター代は2万5000円足らず。着陸料 も駐機料もかかりません。ちなみに定期便の料金より割安です。 一見豪勢に見える自家用飛行機を使った家族旅行も、マレーシアでなら、しがない サラリーマンの私でも無理なく体験できます。 実は娘もアマチュア・パイロットのひとりで、多発機の操縦資格までもっています が、かかった経費を聞いて、「日本だったら1時間の飛行料金だ」と、感心していま した。 マレーシアの空は、魅力がいっぱいです。 クアラルンプールにて さとう信弘 (つづく) ======================================================================== ★空飛ぶかさぢぞう (篠頭典善) 第3回:信じるものは救われる、かもしれない ------------------------------------------------------------------------ さて、どうも前回はいきなり休んでしまってすいません。しかしまあ先先週って ば結構大変なことになってましたよね。なにがってあなた、F-1戦闘機が2機も 落ちちゃって。とりあえず空中衝突じゃないかという話みたいですが、それはと もかく前回の飛行機倶楽部でミサイルは取り上げてたのに、この話を取り上げて なかったのはちょっと意外な気もしました。とりあえず私も航空救難で出かけて たんですが、現場は結構悲惨で、おまけに天候が極めて悪くて、なかなか捜索が 難航したのでした。 ところで航空救難には鉄則が二つあります。まず第一は速やかに開始すること。 特に冬場になると助かるかどうかは30分の差で決まるので、とにかく初動は迅 速性が要求されます。次に大事なことは、見つかるまで探すこと。そりゃ当たり 前だろとかの突っ込みが聞こえてきそうですが(^^;でもこれって意外と大事なこ となんです。その理由は「探し続けること」そのものが遭難者を生かし続けるこ とになるからです。 普通、遭難者が助からない場合の大きな原因は「絶望」です。人間ってのは意外 とタフなもので、海の上に突然放り出されてもそこそこは生きていけるもので す。これは数多く行われた漂流実験でも明らかになってることでして、救命生存 の知識さえ持っていれば食料や水がなくてもそう簡単には死にませんし、いざと なれば海上で食料や水を得る方法だって割とあるんです。じゃあ今まで漂流して 死んでいった人達はなんで死んだのか。彼らは、自ら「助からないんだ」という 絶望に打ちひしがれて、生きる気力を失った結果急速に衰えていったのです。逆 にいえば、「絶対に助かるんだ」という信念と確固たる意思があればよほどの状 況でない限り生きて帰れるわけです。そして、我々搭乗員はその信念を持ってい ます。何故か。それは、我々自身が「絶対に見つかるまで探してくれているん だ」ということを身をもって知っているからなんです。 (つづく) ------------------------------------------------------------------------ ★航空整備ひとくちメモ (hammer maneki) 今回はhammer maneki氏がPC環境新構築中につきお休みさせていただきます。 ======================================================================== ■航空サイト更新速報 本コーナーでは、航空ファン必見のホームページをご案内いたします。 どれも情報満載かつ頻繁に更新が行われているサイトばかりです。最新の更新内 容が一目でわかりますので、ぜひチェックしてみてください。 ------------------------------------------------------------------------ ●HIDE's http://www.din.or.jp/~hidemasa/ (ウェブマスターからひとこと) 今、職場の研修で自宅を離れている関係で、12月までなかなか更新できない かも知れません。 いつも贔屓にして頂いている皆さんには、誠に申し訳ないのですが、どうか お許しください。 ただ、最低限メールと掲示板のチェックは毎日行っています (今回の更新情報) 最新アップデートは9月13日です。 飛行機ではないのですが、サブマシンThinkpad230CSについてのコーナーです。 あと、Thinkpad Ring(Thinkpadユーザーのring)に登録しました。 ------------------------------------------------------------------------ ●TFW http://home3.highway.ne.jp/~tkfukuda/ (ウェブマスターからひとこと) 今年1月にカウンタを設置してから9ヶ月、10000hitを越えました。当サイトをご覧下 さっている皆様に深く感謝いたします。 この度コミュニケーションの場としてサイト内にチャットを新設しましたので気軽に ご参加ください。 (今回の更新情報) GALLERY : 9月13日に行われた三沢基地航空祭の模様を掲載。VIDEOを更新。 MODEL : KA-3B&A-4Cの製作を更新(完成)。 ------------------------------------------------------------------------ ●広江さんちのホームページ http://www.netlaputa.ne.jp/~hiroe/ (ウェブマスターからひとこと) アメリカのVRC−50ページと相互リンクができました。 しかし、確認に行ったところ、PHOTO GALLERYの内、 VRC−50ページのみがリンクされていました。 まあ、VRC−50ページだから仕方がないと思いあきらめました。 他にも個人のページからメールが来てましたので相互リンク希望の メールを出しましたが、返事がきません。 おそらく、私の英語が通じていないのではないかと思っています。 (今回の更新情報) ・GO!NAVY 【C-9 SKYTRAINU】のページを追加 【F-4 PHANTOMU(USN)】に写真を追加 【CARRIER AIR WINGS】を更新 【リンク集(海外編&国内編)】を更新 ------------------------------------------------------------------------ ●さくら航空 http://member.nifty.ne.jp/Rudolph/ (ウェブマスターからひとこと) 新入社員も続々入社し、幅広い分野に活躍が期待できます。 「クルーラウンジ」「バナナラウンジ」「Cherry Blossoms」とBBSも 多いですが、それぞれ飛行機に限らず様々な話題で盛り上がっています。 まずはお気軽に搭乗後、お好きなBBSでお楽しみ下さい! (今回の更新情報) 大きな更新はありませんが、次期導入機の決定に全力を注いでいる処です。 ------------------------------------------------------------------------ ●Scale Modeller http://www1.sphere.ne.jp/ajax (ウェブマスターからひとこと) 前回は更新情報が掲載されていませんでした。 8/30付けでMiG−29UBをアップしております。 (今回の更新情報) 9/13 F4U−5N 今後の予定は 9/27 Bf−110 10/11 スピットMk.1 10/25 Bf109E 11/8 デファイアント 11/22 Hs−129 12/6 KA−3B 12/20 バラクーダ 現在進行中 ハリファックス、シービクセン、等など 隔週日曜更新を予定してます。 ======================================================================= □編集部からのお知らせ 編集部では、本誌記者を大募集中です。航空間連業界に勤務されたことのある方、 趣味で飛行機に携わっていらっしゃる方、ぜひ御連絡をお願いいたします。 また、航空ファンの方々からのいろいろな情報をお待ちしております。面白い情 報、貴重な情報、ございましたらぜひ御寄稿をお願いいたします。 (ただし防衛秘密、企業秘密の漏洩にはくれぐれも御注意ください) 飛行機倶楽部通信編集部 contents@mti.biglobe.ne.jp ======================================================================== ○電子メールマガジン「飛行機倶楽部通信」1998/09/22 (第2第4火曜発行) 発行元:Dream Contents 発行責任者:加藤和彦, contents@mti.biglobe.ne.jp 編集:飛行機倶楽部編集局 Copyright(C), 1998 Dream Contents All rights reserved. 許可無く転載することを禁じます。 ===================================================== HIKOUKI CLUB ====== |