9. 環境設定

編集環境の設定である。 viはある程度カスタマイズできる。 主な設定内容は:setと入力することでリスト表示される。 詳細設定まで全て確認したい場合は:set allと入力すれば良い。 次は、vim6.0上で:setにより表示されたリストである。

backupext=.bak
laststatus=2
showmatch
visualbell
ignorecase
ruler
smartcase
incsearch
scroll=11
ttyfast

基本的に初期設定のまま使って不自由しないと思うが、 一部頭の片隅においておくと便利な設定がある。

これらの設定を、viを起動するたびに毎回:setしていたのでは面倒なので、 あらかじめ設定しておいた状態でviが起動するようにすることができる。 設定内容を記述したファイルを~/.exrc(vimであれば~/.vimrcでも)という名前でホームディレクトリに配置しておけばよい。 .exrcには、上記で説明した設定コマンドをそのまま書き込んで置けばよい。 例えば、次のように書いておくのである。

set noautoindent
set tabstop=4
set showmatch
set number

exモードへの移行は考えなくてよいので、:は記述しない。


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