5年ほど前にパソコンを始めてから「自分史作り」「ホームページの作成・公開」「電子ブック・自分史の作成」
と進めて参りましたが、一応初期の目的も達成し一段落しました。
そこで、最終目的として「パソコンを自分で作ろう」と思い立った訳です。
とは云え、パソコンを自分で作ることは若いときならいざ知らず容易ではありません。
しかし、自分でパソコンを作ることによって本当にパソコンを理解することが出来ると考え、あえて製作に踏み切ったわけです。
新世紀2001年の初頭に思い立ち、1月30日に製作に取り組み同日完成、現在順調に稼働しています。
◇自作のメリット
自分が作るパソコンの構成は、自分で決められます。自分の仕事や趣味に合ったものを作れるわけです。
また用途に応じて上手に予算を配分することが出来ます。
また、自作パソコンは、中身の構成がすべて分かっているので、機能拡張やアップグレードの場合に悩むことはありません。
次々に登場する新しい部品の中から必要に応じて選んでいけます。
1.目的をはっきりさせる
作るに当たってはどういうものを作りたいのか、まずはっきりさせることが肝要です。
部品を選ぶにも目的に応じて決めればいいわけです。今回はは現在のものより能力を上げ、映像編集などをスムーズにこなせたり、音楽を楽しんだりできるものを選びました。
2.部品を選ぶ
マザーボードをどうするかによって方向性が決まります。後はそのマザーボードに適した部品を購入するわけです。
またCPUでマザーボードが決定します。
主な部品
- マザーボードのレイアウトはATX仕様で選びました。ATXはマザーボードの部品の位置や取り付けるための穴の位置を規定した仕様のひとつです。ほかにもAT、マイクロATなどあります。
- CPUはスピードとソケット/スロットで選びます。今回はSlot370です。
- メモリはマザーボードに対応したものを選び、DIMMを選びます。マザーボードとCPUに合わせてなるべく速いものを選びました。(今回は133MHz)
- ハードディスクは20GBのものを選びました。
3.部品を購入
当日午前10時にパーツ店に行き13時に部品購入を終えました。
価格と性能とをにらみながら決めるので、かなり骨が折れました。しかしここで十分吟味することがパソコンの性能を決める
ことになるわけですから慎重に決めたわけです。
4.いよいよ組み立てる
15時から組み立て開始。17時30分組み立て終了。二、三カ所困難な所もありましたが比較的スムーズにいきました。
BIOSを設定し、Windows98SEをインストールして完全に終了したのは19時。
5.パソコン完成
電源を入れ初期の画面がでてきたときは望外の喜びでした。
パソコン完成 |
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◇私の自作パソコン2号機の主な性能
- CPU IntelPentium V 800EB 133MHz
- マザーボード Chipset Intel 815EB
- MEMORY 128MB
- HDD 20GB
- DVD-ROM DRIVE
◇パソコンに必要な部品
- CPU:パソコンの演算処理のスピードを決める重要な部品。デイスクや画面の操作もCPUの指示に従って処理される。
- マザーボード:パソコンの基本構成は、マザーボードで決まる。CPU、メモリ、ディスク、拡張カードは、マザーボードに接続される。
- メモリ:作業中の情報を一時的に保存しておくための部品。メモリチップをまとめたメモリモジュールを使う。チッぷをまとめたボードをメモリモジュールといい、一般的にそれを指してメモリと呼ばれる。
- ハードディスク:高速で大容量の記憶装置。一般に本体に固定して使われるが、内包されているディスクの交換はできない。OSやプログラム、データファイルを保存しておく。
- ビデオカード:画面に表示する映像を作るための部品。拡張カードになっているものが多い。
- サウンドカード:スピーカーに送る音の信号を作るための部品。マイクから入力された音をコンピュータが扱えるようにする機能もある。
- DVD-ROMドライブ:DVD-ROMからデータやプログラムを読み出すドライブ。音楽CDを再生する機能もある。
- フロッピーディスクドライブ:フロッピーディスクのデータやプログラムを読み出したり書き込んだりするドライブ。
- 電源ユニット:電子回路やモーターを動かすのに必要な電源を供給する部品。
- ケース:他の部品を固定し保護する。部品として売られているケースには、電源ユニツトが付属しているものが多い。
- IDEケーブル・FDドライブケーブル:マザーボードとディスクドライブを接続するケーブル。接続する相手によりケーブルとコネクタの幅が違う。
最後に
今回、水鏡栞氏と一緒に製作出来、非常に楽しく、また嬉しく思っています。