通火の座
示したるは闇夜の松明 道しるべと助言 通火の黄色い光 地上のつつましき炎狩人と賢者の神ヒュオヌスが座なり。
片目の老人と伝説は語る。
反逆の旅人、筆頭五公が一騎 魔族帝国の宰相なり。
優雅な衣装 猫の頭 物憂げにまどろむ道化なり。
全てを見通す幻視の力持つもの。帝国滅亡を予期し、自らに忘却の魔法掛けし猫の王。人の子の目と記憶から消え去るもの。奇怪なる予言せしものなり。
魔剣：幻視の力持つ細剣。主人もしばし置き忘れるなり。
教団：猫の王召喚せしも、誰も記憶に留めることあたわず。
犬の牙と烏の頭持ちし貴族。長剣と盾を携える。
龍王たちと戦うさだめのもの。龍王に七度敗れ、深淵より再び蘇りし火の侯爵なり。炎を操り、龍の吐く火炎も防ぐもの。龍と戦う人の子らの後援者なり。
魔剣：あらゆる炎を防ぎし『炎の盾』なり。
教団：スイネの龍騎兵より生まれし『龍殺しのギルサス団』なり。ファオンの野の龍を狩る軍隊なり。
微風の統領アンヴィス 召喚値50
微風と共に現われし幻めいた人影なり。
見えざるもの。微風の如く不可視なる魔道師アンヴィス。生きる場を失いし、夢歩きのみにて見えるものなり。
魔剣：夢歩きをもたらす短剣なり。
空を舞いし有翼の獅子なり。
モーンの使者にして、世の出来事を見極めるもの。見通す瞳を持つもの。人の子らの愚かさに我慢ならぬもの。危険なる番犬なり。
魔剣：夢歩きにて持ち主を導く『導きの細剣』なり。
霧の中に浮かぶ二つの瞳 角灯に灯りし炎の姿なり。
霧の猟犬ティンドロンの主。霧の中より人の子を誘うもの。女がこの魔法の角灯に火を灯すならば、自らの猟犬としてしまうものなり。
不確かな死ディール 召喚値：50
光輪の中に浮かびし女性 幾つもの定めの可能性のみ述べるものなり。
かつては剣の帝国の征服を予知せし夢占い師 今や予知を確定できぬもの あらゆる死の幻影を視せるもの ただ蝋燭の炎のみが彼女の友なり。
魔剣：燭台に類する『かげろう針』、幻影の刃にて惑わす細剣なり。
教団：ディールは瞳の大公に従う身、ただ異端ルハーブ派のみが不確かな死を伝えるものなり。
忘れられし一騎にて、異界の神の記せし開門の儀の書『浮石の砦』とさる宮殿に秘せられし『魔族帝国諸侯名鑑 〜騎士爵』を参照せよ。
スポーリンの有翼の獅子 召喚値49
スポーリンが下僕なり。主に似た姿、魅惑の瞳持つ獅子。
炎の烏 召喚値20
火の侯爵を導くもの。炎の翼持つ烏なり。
タ・ラムナの猟犬
霧の中に角灯持ちし人の子の女性なり。
光芒の従者に支配されしもの。風の如く動き、その輝く瞳に魅入られしならば身動きを封ぜられしものなり。両耳より現れし触手は人の子の余命を奪うものなり。携えし角灯を完全に滅するならば、その支配を断つこと叶うなり。
狼の如く吠える三つ首の猟犬なり。
深淵より湧き出る霧より現れ、深淵と共に去る霧の魔物なり。その体に剣は効かぬなり。
猫
全ての猫はイーツォが下僕なり。さりとてどの猫も王自身も忘れたるものなり。
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