大衆食堂



かつて「大衆食堂」は、庶民の胃袋を満たす外食店の代表と言えました。
駅前や町の中心地には必ずあったものです。
しかし、ファミリーレストランやファーストフードなどが一般化した現在、
「大衆食堂」はすっかり地味な存在になってしまい、その数も激減しています。

そこで、都会の下町や地方の田舎町などで今でも頑張っている
「大衆食堂」にスポットを当ててみました。

ここでは、「味」についてはあまりこだわらず、
いかにも「大衆食堂」らしい、店構えや雰囲気を重視してご紹介します。
懐かしい気持ちになっていただければ幸いです。





だるまや食堂(福岡県田川市田川伊田駅そば)

この暖簾に惹かれて入ったお客さんは何人いたでしょうか?


   

だるまや食堂の店内とおかずの入ったガラスケース

店内は典型的な大衆食堂の雰囲気です。
木製の古いガラスケースには手作りのおかずが並びます。


  

和田食堂(福岡県行橋市行橋駅そば)

ショーケースのサンプルがたまらない!真ん中の段の右端は「ビフテキ」!


清水(広島県尾道市尾道駅そば)

こじんまりとした店構えに、看板・暖簾、ショーケースなどがうまくまとまっています。
「うどん」などの筆で書かれた文字もいい!


水郷庵(愛媛県大洲市伊予大洲駅そば)

時代劇にでも出てきそうな古い大衆食堂! 店全体の色彩が「黒い」のがいい!



つねや食堂(兵庫県多紀郡篠山町)

大書きの「どんぶり」、「めし」、「うどん」という文字がいいなぁ!



くろがね食堂(神奈川県横浜市緑区)

とにかくスゴイたたずまいです!
この写真を撮った1982年(昭和57年)当時、
すでに営業はしていない様子でした(現在は建物もないです)。
日本のどこかに今でもこんな食堂ないかなぁ?



いかがでしたか?
こんな大衆食堂の雰囲気に共感を得ていただけましたら、
是非、ご感想を掲示板またはメールでお聞かせください!



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