親父「次に、P-1のユニットをP0へ動かしてみましょう。」
A子「簡単。1(P0)。」
親父「これだと、FFNAM-1とFFMO-1の-2修正で撃たれます
よ。1ヘックスしか移動しないときは?」
A子「警戒移動。」
親父「正解。では、どうすればよいかな?」
A子「警戒移動、1(P0)。」
親父「では、撃ちます。N3とN4が一緒に撃ちます。」
A子「複数が一緒に撃てるの?」
親父「説明していませんでしたね。ファイヤーグループ
(Firegroups 以後FG)と言って隣接しているユニットをまとめて射撃が行えま
す。FGに参加するそれぞれのユニットがLOSを通す必要があります。」
A子「N3は、First Fireマーカーが置かれているけど、撃て
るの?」
親父「First Fireマーカーが置かれいても、連続臨機射撃
(Subsequent First Fire)と言う防御射撃が半分の火力で行えます。しかし、条
件があります。1)通常射程内、2)目標より近くに確認できる敵が存在しない、ことの2つが条件です。射撃後First Fireマーカーを裏返して、Final Fireマーカーにします。」
A子「J3に敵がいるけど?」
親父「LOSが通っていないので、問題ありません。もし
通っていても、距離が同じなので問題ありません。」
親父「火力は、3.5(N3)+3.5(N4)=7火力。修正は?」
A子「FFMO-1だけ。指揮修正は?」
親父「FGの場合は、全てのスタックに指揮官が存在する場合にのみ、一番悪い指揮官の修正を得ることができます。」
A子「へ〜。」
親父「7(2+5)。-1で6。」
A子「6火力の6は、1MC。」
親父「モラルチェック。」
A子「6(1+5)は、7。」
親父「PINです。」
親父「実はこのユニットは、PINでも駄目なんです。」
A子「何が?」
親父「このターンの最終的な移動目標はP1の石造建物なん
ですよ。」
A子「MPhで入らないのに?」
親父「後日説明するAdvance Phase (APh) -突撃フェイズ-
にP1に入ることが可能なんですが、PINのユニットはそれが行えないのです。」
A子「他のPINの影響は?」
親父「射撃の時に火力が半分になります。後日説明する白
兵戦(CC)の時にも悪い影響があります。」
A子「結構影響あるね。」
親父「では、問題。もっと安全にP1に入るにはどうしたら
よいでしょう?」
A子「分かんない!ヒントは?」
親父「最初の配置を考えよう!」
A子「分かった。Q0に置いて、Q1へ警戒移動。」
親父「正解!N4が撃ちます。3.5火力。修正は?」
A子「FFMO-1。」
親父「9(5+4)は、8。効果なし。」
Day 8 End.
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