2000年11月分
11/21
ホンダのヒューマノイドタイプロボ……
新型が完成してお披露目されましたが、今までのPシリーズとは一線を画するといった仕上がりになったようです。
基本的な足周りの構造などは大きく変化はないのですけど、その大きさたるや「身長120センチ、体重43キロ」と、体重と身長の比較ではちょっと太った子供サイズまでに小型化がなされてます。
ムービーを見てみると以前よりも更に人間っぽい歩行の動作で、曲がるときの動作も自然です。
そして、それまでのPシリーズと明確に違い、人間型を意識した点として指がきちんと五本あるというのが上げられるでしょう。もっとも、ムービーや説明を見る限りはまだ個別には動かせないようですが……。
それでも、小型化と相まってさらに人間っぽいフォルムに近づいていったことは確かでしょう。
まだかなり先の話ですけど、このタイプのロボットだと老人介護の一つを担える可能性も出てくるかもしれませんね。
もっとも、AIや音声認識の技術も必要になってくるでしょうが……。
以下、妄想(爆)
老人介護とはいえ……というか、老人介護だからこそ機械に介護をされているという印象をできるだけ抑えるために姿が人間に限りなく近く、表情を持ち、話し相手もできるような優れた人工知能を持った介護ロボットが開発されるかも……って、これってどこかのゲームで見たような……(爆)
子供サイズの人型ロボットと聞いて、昔は「アトム」がすぐに連想されるものだったでしょうけど、今は……(笑)
11/11
新聞で……
佐世保で「おおすみ」や「SH−60J」などを使った在外邦人の救出訓練があったという記事が……
で、例によって例のごとく反対運動をする市民団体があったわけですが、さすがにこれは筋違いもいいところです。
そもそも、今回の活動は「外国で何かあったときに自衛隊が現地にいる日本人を救助するための訓練」であって、「軍事行動を伴う」訓練ではないことは明らかでしょう。
数日前には米軍と共同での救出訓練(でも、自衛隊主体)があり、そのときも反対運動が展開。このときは「集団的自衛権」に関する意見もあったみたいですけど、本質的にはどっちもどっちの恐ろしく視野が狭く、そんなとき当事者にはならないだろうという思いこみが見受けられます。
「朝鮮半島の和平に対しての」という論点で反対運動を展開していましたが、その人達にとっては紛争が起こりうる可能性があり、日本人が住んでいるのはそこしかないのでしょうか。
この間のインドネシアや東チモールでの小規模な紛争が起こったとき、C130が出ましたけど、このときには幸いにも近隣の国の空港で待機ですみましたが(恐ろしいことに、こんな派遣でも反対をする人たちは存在)、紛争の火種がある土地は世界のどこにでもあり、日本人も結構住んでいます。
そんなところで何かが発生したとき、少なくとも、その場から脱出したい人たちにとっては「この場から脱出できればなんでもいい」わけですけど、一部の無能な政治家や某省の官僚のわがままで日本からの救援がない場合は「見捨てられている」と思ってしまうのではないでしょうか。
ついでにペルシャ湾への掃海部隊の派遣の時の反対運動も「今の暮らしが海保、海自掃海部隊の血と汗」によって作られ、再び日本の石油ルートの安全のために掃海部隊が向かうのに、「軍事行動」と非難する事は少なくともやってはならないことでしょう。
「外国の掃海部隊がやってくれているから」という意見もあるかもしれませんが、それこそ「無責任に平和だけを謳歌している」と見られかねませんね。
戻ります。