2000年12月分



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不審船撃沈?
海保の射撃が直接の原因か、それとも間接の原因かわかりませんが、銃撃戦の結果不審船は沈没、巡視船側もエンジンの損傷など、軽くはない被害が。
でも、ロケット弾を喰らわなかったのは不幸中の幸いですね、あんなもん喰らったら護衛艦でさえもかなりの被害を被るでしょうから。
あんなに揺れていたんでは水線下に弾丸が命中して浸水したとしてもおかしくないのですし。
しかし、この事件で分かったことは、みずき等に搭載されている遠隔操作の多銃身機関砲などは乗員を守る上で有効なだけではなく、荒れた海面状況でも的確な射撃も可能と言うことに。
なんせ、射撃時の赤外線映像……普通のカメラではかなり揺れてたのに赤外画像はぴたっと止まったまま……つまり、ジャイロで動揺の補正がなされていると言うことで、これはおそらく20ミリ砲も補正がなされているでしょうから。
それにしても、もしこれからも不審船に関する案件に海保が関わっていくとなると……海上における任務の危険性は……海自よりも海保の方がよほど危険ということになりますね。
それこそ七管から先は最も戦場に近い公務員ということになるのではないのでしょうか。

今回のことを考えるに、99年の不審船事件も、どこかのおばさん議員が口走った体当たりなぞやったら……
今回の巡視船あまみ(249総トン)と比較して全長でも3倍近く、排水量も雲泥のさ、そして巡視船とは比較にならないほど巨大な艦橋を持つ護衛艦は小銃にしてもロケット弾にしてもいい的、かなりの被害になったことでしょう。

……やっぱ、久しぶりだとなんか筆ののりが悪いなぁ(−−;;;


戻ります。