2002年4月分



4/23
郵政事業民営化
……これって、主に人の多い地区を主な活動範囲にしている郵便局だけを考えているような気がしてならないのは気のせいでしょうか?

ちなみに、民営化の先輩であるNTT……私の地元では支店というかお客様窓口が……消えました(爆)
どうやら、大学の時にいた某工業都市の窓口も消滅したようです。
つまり、NTTは人件費削減、利益率の低い地域に多く窓口を置いても意味がない等の理由で閉鎖したんでしょうけど、食らった方はいい迷惑です。
やっぱり電話よりも実際に窓口に赴いた方が安心確実ですし、書類を郵送で受け取ることもないといった即時性だってあったのに。
これを郵便に当てはめたら……
まず、最初に影響を受けるのは過疎地域。
もしかしたら簡易郵便局さえも廃止になって、手紙の到着が遅れたりもしかしたら来なくなったり。
そして、都会部の郵便局は更にサービス向上、使いやすい郵便局になっているのでしょう。

……なんか、都市部では「情報税」が欲しい気がしてきた(−−;;
特に東京ではついに光ファイバーで100Mクラスの通信まで可能になったそうで……
他にも各種メディアや図書館、博物館など都市は情報の発信地というだけあって簡単に探すだけで低コストで大量の情報を得ることが出来ますが、地方、特に離島とか過疎地においては常時しかもリアルタイムで得ることが出来る情報はNHKとラジオ、そして電話があるくらい。本屋だって片道一時間以上かかる所もあります。
情報化社会といわれている現在、いくらなんでもっこまでの格差はしゃれになってないので、この格差を埋めるために、都市部の快適さをちょっとだけ地方に回せないものですかねぇ。
一時期よりは減りましたけど、地方、特に過疎地域が都市の半分にも満たない情報を得るだけで何倍ものお金を費やすことになっているのが現状です。

ADSLだって、電話交換局の密度も高い都市部ならサービス提供可能範囲もかなりの地域をカバーできますけど、交換局密度が低い地方では回線の抵抗でサービスを受けることが出来ない地域もそこそこに多いはずです。
ケーブルテレビなんかもってのほか、光ファイバーなんか……10年たっても普及しているのか?って感じです。
常時接続で出来そうなのはやっとこさISDNのみ。これで「今はブロードバンドの時代っ」っていうのはいくら何でも都会のエゴじゃないでしょか。

いまだに地元では2400bpsの冗談のような回線が残ってますし。


4/18
ドメイン指定受信
なりすましメール対策が施行されて3日ほど過ぎましたけど……
今まで10通20通来ていたスパムメール(迷惑メールもこの中に入る)が綺麗さっぱり来なくなって、センターか携帯に不具合が生じたんじゃないだろうかと心配するほど静かになってしまいました。
一応H゛やJフォンからのメールは来ているので現在の所はきちんと機能しているようです。
でも、悪知恵はよく働く業者のこと、
例えば、携帯では一回の同報の人数を20人ぐらいに規制しておいて、100人以上などの多人数相手の送信については申請(できれば1000人以上では審査とか)を行うようにすれば、いいのではないでしょうか。
あと、携帯電話からのメール発信は20人くらいまでしか出来ないように。
普通、50人も同報で発信できるような携帯電話は無いと思いますし(少なくとも、ドコモのNシリーズは(^^;;)

あと、この手の対策でもまだ場当たり的なものであると思いますし、そもそも最初のスパムメール対策法で指定された「!広告!」の題名だって、一般の人たちは受信してからのフィルタリング……ということは、どうしても受信するという時間的金銭的コストを支払ってスパムメールの処理を行う羽目になってしまいます。
文系の頭の固い(ついでに考えも古い、おまけに自分たちの利益になるモノしか興味がわかない、とどめに検事気取りが多いらしい)方々ばかり集まったような国会議員の人たちはこのフィルタリングをどこでやるかということを考えていたのでしょうか?
この手のメールは受信するだけで十分に迷惑なのでサーバの方でフィルタリングすべき所なのに、現状はユーザー側で……って、ただゴミ箱に放り込む過程が手動から自動になっただけ。
スパムメールを受け取るが分からしてみれば、こういうメールは最初から受け取りたくないと言うのが本音ですし、そうなるとサーバでフィルタリングしてはじいてくれる方がユーザとしては嬉しいものです(きっと……)。でも、ほとんどが送信者アドレスばかりのフィルタばかりで、件名のフィルタリングは無し。検閲に当たるという人もいるようですけど、普通件名に重要な情報を書き込む人なんかいるんでしょうか?
もっとも、この国は被害者より加害者の人権が優先されるような国ですので、毎日多数のスパムメールを受信して金銭的負担が発生している人の「こんな行為サーバで規制してくれ」よりもサーバ側の言う「通信の自由が云々」でその違法送信(ドメインやアドレス詐称は当たり前、内容だって詐欺まがいがよくある)の送信を黙認しているのが現状です(もっとも、中には「確信犯」なサーバもいくつか存在するようなんですけど)
そもそも、通信の自由は受信側にだってありますし、これをスパムメールで妨害してくる行為こそ通信の自由の妨害となるのではないでしょうか。
それに、法律で規定されているような罰則なんかあって無いようなものですから(消防法違反の雑居ビルが多いのもいい例)、いくら法整備がなされてもそれに実行力が伴わなければ意味が無いというのは今までの実例からも分かるとおり。


4/14
迷惑メール
明日からドコモでは「なりすましメール対策」を施行するようですけど、その前にという悪あがきか、「!広告!」の着いたメールがくるわくるわ……
いつもの3倍以上ほど来ました。
……本当にこの業者達の倫理観はどうなっているのでしょうね。
どう言い訳しても「子供にアダルト系広告メール」を大量に送りつけているというのは事実なんでしょうから。

さて、15日になったら早速登録っと。
……ただし、業者は今度はどんな手でくるか……
どうもPCと携帯を接続して携帯からメールを大量に送信するプログラムがあるという噂なのでこれを使ってくる可能性も……
販売業者は「利用者の良心に任せる」といっているようですが、そもそも人の迷惑を考えずに送りつけてくる業者に良心というものがあるとはとうてい思えないんですが(爆)


戻ります。