2005年5月分



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(自称)正義の味方のマスコミ
マスコミ報道では、いかにも「被害者はすべて憤りを見せている」という扱いになっていますけど、大部分の被害者並びに関係者は冷静になっているのではないでしょうか。
彼らにとっては、悪は断罪せねばならないもののようで、どのような罪が適用されるかとまるで番組内裁判の様相を呈してきています。
今回の取材や報道で吠えている人たちを見て思った1月のNHKvs朝日の争い。
NHK側は逐次証拠を出してきていたのに対し、朝日は「記事の内容には自信がある」の一点張りで、証拠の提出に関しては「裁判を起こす用意があるので、それまでは証拠を出すことは出来ない」と言っていました。
……で、その「裁判」を起こしたという話を全く聞かないのですが、これはつまり「世間が忘れるまで黙っていればいい」を実行するための嘘をついたと言うことでしょうか。
どっちにせよ、現在の所朝日新聞は「説明責任を果たしていない」ということは明確で、「本当のことを言っていない、説明責任も果たしていない」とわめく事が出来る立場にはないのでは……。
そりゃ「報道としての責務」として報道していることことはあるでしょうけど、自分たちの不祥事やミスを棚に上げたり隠蔽したりしたままでわめくのはいくら何でも無視のいい話じゃないでしょうかねぇ?

そして、最近東京湾に鯨が出てくるようですけど、それに対する撮影はヘリによる空撮。
当然、ローター音が派手に出るわけでひっきりなしに飛ぶヘリは鯨にストレスを与えていると思うんだけどなぁ……そして、物珍しさで周囲に群がる見物客。
鯨にとっては、「奈良の騒音おばさん」と同じように思っているのかも知れない。
もう少し鯨が湾内にいた場合は名前が付くと共にグッズが速攻で製造されるでしょうねぇ……そういや、タマちゃんってどうなったんだろう(笑)
……昔、パトレイバー(TV版)で同じような状況があったなぁ。


戻ります。