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UPDATE.1998.6/14
第11回 当たった!当たりました!復刻ラガービール
前回のこと
前回はYUKOさんの寄稿を掲載させて頂いたので 少し楽をさせていただきました。
改めて色々な人の 酒に関するコラムを読ませてもらうのもいいものです。私以外の人ということで
新鮮味もあったことでしょう。「あのコラムを読んで、今日はビールを飲みに来ました。」
なんて事をいってくれた人もいました。酒飲みの心、酒飲みぞ知る といったところでしょうか。
お酒を愛する人が、そのお酒について楽しく語るのはとても嬉しいですよね。みなさんのそんな思い入れを
よかったら是非聞かせてください。メール、おまちしてます(^^)
懸賞ブーム
お待たせいたしました。それでは本題に入りましょう。世の中懸賞ブームなんて
言われていますね。時代を通じてお酒を語ることが多い私ですが、懸賞も今に始まったことではないです
よね。例えば洗剤のブルーダイヤ、金・銀・パールプレゼントとか(あれはすごいですよね。
パッケージの中に入ってるというんですから。私は見たことがありませんが。それにしても
色が変わって合図するブルーチャイムというネーミングも好きだなぁ。ただ色が薄くなっていく
だけだと思うんですけど 笑)
私の好きな「トリスを飲んでハワイへ行こう」もそうですよね。 事にお酒の業界では「一本に一個グラスがついて」きたりと、商品拡販の為にがんばってきました。 今でも良く見てみるといろいろなサービスをしていますよ。 そんな中であの「キリンラガービール復刻版 ギフトセット」が当たったんです。そりゃーもう 嬉しかったですよ。
ラガーを口にするまでの道のり
ある日、私事でKIMさんと携帯電話をしておりました。お昼間、Numberの
駐車場でのことです。すると郵便屋さんがやってきました。大きな箱に中身を知らせる文字が・・・
そう、当たったんです!ラガービールが!つまり当選の知らせを最初に聞いたのはKIMさんだったわけ
です。リアルタイムで。さあ、今夜はテイスティングだー。
取りあえずABUさん、YOSHIさんにメールを送り、つき合いのあるあつしさん・ TOSHIさんのBBSに書き込み。このイベントに準備を進めます。 このラガービール、知らない人の為に概要を申し上げておきましょう。キリンビールが創業110周年 を記念して、明治・大正・そして昭和初期のラガーを再現すべく、原材料・製法はもちろんボトルの デザインや材質まで出来うる限りの努力をして非売品の形でこの世に出した品です。常日頃酒を愛し、 酒を考えてきた私、もしくはNumberファミリーにバッカスを始め酒の神様がお恵みくださったので しょう。しっかりデザインされたギフトボックスにそれぞれ一本ずつ、計三本が入っております。 その味わいや如何に?期待は高まるばかりです。 さて、日が沈みショットバー/ナンバーに灯りが 灯ります。そして早々と時間をさいてABUさんが来店してくれました。ところがタイミングが 悪いのかその他のメンバーが現れません。ABUさんも御PCのメンテナンスの予定があったので、 「今日は縁が無かったんだと思います」と帰られました。ごめんなさい。結局この日は開けずじまい。 そして翌日も忙しさから延期。そして週末、金曜の夜は伝説と化すでしょう、悪夢の金曜日で Numberの壁 その他が崩壊でそれどころではありませんでした。土曜日・日曜日も忙しさから 開けられず、「もうこのままいったら休日に一人で飲んでやるー」と思っていた休みの前の月曜日、 どうやら開ける機会に恵まれました。道のりは永かった。
ラガーと私の思い出。あれは・・・
一昨年キリンラガービールは熱処理しない生ビールに生まれ変わりました。
アサヒのスーパードライとのシェア争いなど、商業的問題もあったのでしょう。なにしろアサヒは
「生ビール出荷量NO、1」を唄っておりました。キリンは黙っていられなかったのでしょうね。
ついに生に変更したわけです。結果として同じ土俵にあがったあと、シェアNO、1の座を明け渡す
事になります。余談ですが事実として記載しておきましょう。
話しはそれましたが 生になったときもそれまでのラガーを取っておきテイスティングしました。 私が出した結論は、Newラガーより「以前の方が飲み応えがある」でした。もちろん新しいラガーは 飲み易いという特性をもっていました。ただしこれは良い悪いではなくて好みに左右される事柄です。 それでも事実を裏付けるようにNewラガー(現行品)の方がアルコール度数は高めです。飲み易さが 増す分飲みごたえが下がる、アルコールを高い状態で提供すれば・・・・というのは安っぽく聞こえる でしょうがそれは確かな技術があればこそです。そして「今はともかく、いずれこの味にならされる んだろうなぁ」とみんなと話したものでした。
いよいよテイスティング
単刀直入に結論を語りましょう。先ず明治のラガーは独特の癖があります。
洗練された現代のビールに慣れている人には違和感があるかもしれません。しかし数あるオーガニック
ビール程ではありません。たまにはいいかもしれのせんね。ボトルはボルドー系のデザインかな。
というのは大正のラガーは瓶のデザインがまるでラインワインのデザインだから。こちらは非常に
飲みやすく、逆に癖がありませんね。ミラーとかコロナとまでは言いませんが、明治の後には
それくらい軽いビールです。飲みやすいですね。この時代にこれだけのビールが作られていたのか
と思うと「すばらしい」の一言です。まだ麦酒に馴染みのなかった時代に購買層を作りあげるには
こういう選択が必要だったのでしょうから。そして昭和初期。結論から言うとわたしはこのビールが
すきです。今のものより軽やかで、私には飲みごたえには欠けますがそれでも味があります。
そして特筆すべきは泡の極めの細かさ。これがビールの味わいと非常にマッチしていると思います。
こちらはいつも口にするには物足りないが、時々飲みたくなるビールですね。そして現在もこの手の
スタウトはたくさんあるとおもいます。
駆け足で書きましたが、これから暑い夏。ビールもいろいろな種類があり、たまには浮気してみるのも いいものですよ。新しい酒との出逢いは まず飲んでみなくてはありえませんからね。 おそらく明治の頃に比べて今やビールほどポピュラーな酒は考えるのが難しい位いですよね。 皆さんもそれぞれに思い入れのある「Myビール」というものを持っているんじゃないですか? プールバーで飲んだクアーズや、カフェバーで飲んだバドワイザー。あの店のハイネケンやあの お好み焼き屋のエビス。お酒との関係、大切にして欲しいものです。 んー、なんかまた当たらないかなぁ それでは。 |