Prologue 6.「迫撃」 Date: Sep 30 ,1996

”Sirens"
が放った荷電粒子束がシールドをかすめ、船に衝撃が走る。至近弾だ。
まあまあだな、男は呟く。が実際のところ彼のマニューバについてくるのだから追っ手はかなりの
腕だ。それにこの距離で直撃を愛ければ彼の船も無事にはすまないだろう。とはいえ場数を踏んだ彼と
彼の船の戦術コンピュータにかなうべくもなかった。

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