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如月未緒に重なる思い出話

 如月さんは典型的な文学少女というイメージのキャラクターです。眼鏡をかけていておとなしくておまけに身体が弱い、いつも本ばかり読んでいて真面目くさったちょっと暗そうな印象……、でも外見は暗そうに見えてもこういう子は心の中には想像力の翼を持っていて、その翼で自分自身の心象風景の中では自由に羽ばたくことが出来るのです。

 如月さんは私がときメモを購入して一番最初に告白されたキャラです。私は高校時代には一応、演劇部に入ってまして(文化祭の前にしか活動しない割りといい加減な演劇部でしたけど(^_^;))、一番最初のプレイでは自分の高校時代に似せてみようか、などと考えて演劇部に入部しました。ときメモは恋愛シミュレーションと呼ばれていますが、別の見方をすると恋愛を中心に据えた高校生活シミュレーションと見ることも出来ます。そういう点から考えると自分の高校時代を重ねあわせてみるという遊び方も出来ますよね。
で、そこで出会ったのが如月さんだったという訳です。

 如月さんについて、私には特別な思い入れを持つに至る理由があります。 と、申しますのも私自身が本を読むのが好きで、高校時代は休み時間には大抵図書室に入り浸っているような生徒だったんですよね。司書のおねえさんとか他の図書室の常連さんの連中とかいろいろ友達がいて、私にとって図書室はとっても居心地のいい場所でした。

で、その中に一人の女の子がおりました。その子もメガネをかけていたのですが、その子となんとなくイメージがダブってしまうんです。まあ性格はちょっと違いますし、体もさほど弱くはなかったようですし、メガネを外しても美人ではなかったですが、でも本を読むのはとっても好きな子でした。
 ゲームの中の作られた典型的な文系少女を見て、私が現実に出会った本の好きだった女の子の面影を重ねあわせてしまったのですね。
 その女の子とはいろいろあったのですが、そういうこともあって、その子と一部共通点を持っている如月さんにはなにがしかの懐かしさのようなものを感じてしまうのです。
 それともう一つ、私自身が本の好きなおとなしい少年だったということで、私自身も如月さんと共通点を感じてしまうのですね。前述の女の子に惹かれたのもそれがあったからかも知れなかったのですが、同じ理由で如月さんにも思い入れを感じてしまったのかも知れません。

 さてここからはゲームの中の如月さんについてですが、如月さんのイベントと言えば、私は体育祭の二人三脚のイベントなんかが好きですねぇ。普段、どちらかと言えば内気な女の子が恥じらいながらも一生懸命二人三脚の練習をするという風情がなんともいえずよいじゃないですか。(^_^)
 あと映画館で感情移入し過ぎて泣いてしまう場面も好きです。私も物語に感情移入してしまうことが多いのでこういう点は親近感が湧いてしまいます。
 唯、“メガネを取ると実は美人だった”というパターンは、私としてはあまり好きではないです。メガネをかけてようがかけていまいが、結局、大切なのは内面ですからね。それで気持ちが変わってしまうようなことがあるとすれば、それはちょっと違うんじゃないか、という気がするんですよね。
 唯、それはそれとして別の解釈をしてみると普段はメガネをかけた顔しか知らない相手のメガネを取った素顔を見せられることによって、彼女に対して新たな一面を見つけたような、なんだかはっとさせられるような気分になる、というようなことはあるかも知れませんね。



DATE:如月未緒
誕生日 2月3日 血液型 A型
趣味は読書、文学作品を好む。体が弱く激しい運動はしない。落ち着ける音楽が好み。

電話番号 ××△−○△○×

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