最新稽古


28日(日)

サントリー Premium Malts<秋>香るエール キリン 秋味<堪能>

 ぼちぼち秋の気配、ということでスーパーの酒売り場に秋限定のビールが並ぶようになりました。 こういうのがあると思わず買っちゃうあたり、がっちりとビールメーカーの術中にハマっている師範であります。

 というわけで昨日買って飲んだのがキリンの秋味<堪能>という瓶に入ったプチ高級品。 色は濃いめのアンバーで泡立ちもたっぷり、秋らしく高級感のある外観。 「麦芽たっぷり1.5本分」ということ穀物の風味が強く、確かに秋っぽい味だけど、どことなく地味。「農耕民族のビール」という感じ。

 対するもう一本は今日買って飲んだサントリー プレミアムモルツ <秋>香るエール、こちらは普通のプレモルと同じ値段。 こちらも色は濃いアンバー、記憶で比較するとこっちの方が更に濃かったような。 そして、これもやっぱり穀物風味が強いのね。 秋のビールといえば収穫をイメージしやすいそっちの方向性、という暗黙のルールが出来上がっているのかも知れません。

 個人的な嗜好としては、もっと香りの華やかさを重視したビールの方が好きではあるけど、 こういう季節ごとに指向を変えた商品が出てくるのは面白いよね。 需要も喚起されると思います。

Bourgogne Hautes Cotes de Nuits 2013
名称Bourgogne Hautes Côtes de Nuits 2013
ブルゴーニュ オート・コート・ド・ニュイ 2013
生産者Dom. Moillard
ドメーヌ・モワヤール
価格1,831円 (単品価格 2,354円)
購入店 京橋ワイン

 本日は、遅いおやつの時間にチョコレート・フォンデュ、 それと同時に師範は枝豆と上記ビールで飲み始めて、 夕食のメニューは天ぷら。天種は、鶏ササミ、ナス、ピーマン、人参。食後にはサツマイモで大学芋。 天ぷらはお安い食材を高級料理に変える、魔法の調理法でございます。

 そしてワインは、天ぷらと言えば合わせるワインはもちろんピノ・ノワールです。 選んだワインは、「京橋ワイン」さんのブルゴーニュ赤4本セットから。 セットの中では一番単品価格が安かった一本だけど、 なんとなくボトルの外観的にはコレが一番イケてそうな気がしたりしております。

 色は、澄んだ赤紫色で非常にキレイ。やっぱりブルゴーニュの値段のいくらかはこの色に払っている気がします。 香りは、まずパッと感じるのが革っぽいケモノ香。「うおぉこれぞピノ・ノワール!」とほくそ笑みつつさらに深く嗅ぐと、 煮詰めたチェリーのような明るい果実香を感じます。いやー、良い香りですねぇ、コレ。 味は・・・軽い。甘味も酸味もあるけどとにかく軽い。後味にザラッとした渋味を感じます。 そんな感じだったんで抜栓直後は「香りは良いけど味がなぁ・・・」だったわけです。

 抜栓後3時間経っても、残念ながら明確に開いた(変化した)ようには見受けられません。 「安定剤:アカシア」が使われているからか、変化の振れ幅がとても小さい印象を受けます。

 色は素晴らしい、香りもこのクラスのレベルを超えている、でも味わいが凡庸、 飲むプロセスにおいて右肩下がりの一本。 アタリハズレが激しい安ブルゴーニュ界だけど、 このワインに関しては「色フェチ香りフェチといった極めて狭い層にアピール」するワインでございます。

点数74点

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ダナン遠征稽古


18日(木)

Hyatt Regency Danang レジデンス棟プール

 ダナン遠征稽古の六日目、本日はいよいよ帰国日。 正面にビーチとホテル棟、下方にレジデンスのプールを望むこの部屋の眺めともお別れです。

 最終日の今日は朝方軽く雨が降りましたが、それ以外は一切雨は無く、暑いことを除けば大変天候に恵まれました。 これもひとえに師範の人徳のなせる業だと思います。

Hyatt Regency Danang上空を飛ぶ軍用ヘリ

 そして、ホテルの窓から見えるもので、今のご時世気にせざるを得ないことをひとつ・・・

 ここからさほど遠くない場所にあるダナン国際空港は軍の基地も兼ねているようで、 ホテルからかなり近い所を軍用ジェット機や軍用ヘリが飛んでいきます。 ダナン自体は平和でのどかなリゾートですが、 このキレイな海の目と鼻の先には中国が主張する九段線があるんですな。 そのせいかどうかは不明ですが、かなり頻繁に軍用機が通過していました。

 『国境は歴史で決まる』のではなく『国境はチカラで決まる』と考える国に対して、 ここベトナムや日本を含めた周辺諸国がどう対処していくか、 非常に難しい問題だと再認識させられます。

Hyatt Regency Danang 朝食ブッフェ

 話を普段の安ワイン道場に戻して・・・

 帰りのフライトはダナン国際空港を10:35に出る便なので、 流石に朝からジムやプールに行く余裕は無くて、ブッフェの営業が始まる6:30から朝食を。 運動せずにいきなり食事ということでこれまでよりちょっと軽めの朝食です。 飛行機に乗れば機内食が出るしね。 とはいえフォーと野菜とフルーツはタップリ、パンやハム類をあまり食べなかった程度ですけどね。

ダナン国際空港 搭乗カウンター

 チェックアウトの作業もホテルから空港までのタクシーも、とてもスムーズに運んで空港到着は8:30頃、 フライトの2時間も前に着きました。 それでも、搭乗カウンターには成田行きと思われる人で長蛇の列が出来ています(左写真の左側)。 ここで活きてくるのが事前のウェブチェックインで、それをやっておくとプライオリティ・チェックイン・サービスが適用でき、 お高い席の人用の窓口(左写真の右側)が使えます。というわけであっさり手続き完了しました。 その後の出国審査も大変スムーズでした。

 ・・・と、搭乗ロビーまではスムーズに来ておきながら、なんと使用機の整備遅れで出発時刻が1時間15分も遅れた11:50に変更。 まぁそんなこともありますわな。

ダナン国際空港 国際線ロビー

 ダナン国際空港のターミナルは1つで、2/3程度が国内線用、1/3程度が国際線用に仕切られています。 ロビーは見渡せる程度の狭さなので、子供たちに自由行動させても安心です。 というか、今回のベトナム旅行、あまり危険な印象は受けなかったな。 ホテルの従業員はもちろんのこと、タクシーの運転手も店の人も、皆さん親切な感じでした。 他のリゾート地だと『隙あらばボッタクッてやろう』ってな土地もありますが、 ベトナム、少なくともダナンにそんな印象はありませんでした。

ベトナム航空318便 機体

 そしてようやく帰りの便が離陸。機材は来る時と同じエアバスA321、設備も来る時と同じで座席モニターはありません。 でも、帰りの飛行機では稽古日誌を書くのにガッツリ時間を使いますので、師範に限ってはその手のサービスは不要です。

ベトナム航空318便 機内食

帰りの機内食、渡されたメニューから主菜を正確に書き写しますと・・・
魚のトマトソース 焼き麺 温野菜添え
(Fish in tomato sauce, stir-fried pasta and vegetables)

「焼き麺」なんて書いてあるから、焼きそば風のアジアンなものを想像するじゃないですか。 ところが実態はヘロヘロに伸びたペンネでした。やっぱりエコノミーの機内食は日本発の便に軍配が上がります。

 ちなみに帰りの便ではアルコールは飲んでません。 成田から道場までの長距離運転を、一番気疲れしたであろう師範代に任せるのは忍びない、 という師範の優しさであります。あぁ父ちゃんは偉いなぁ・・・って自分で言うな。

ベトナム航空318便 景色

 そうこうしておりますうちに飛行機は日本上空へ。 到着は定刻より1時間半近く遅れて19:30頃。

 この後は成田空港で出国手続きしてパーキングの方に車を持ってきて貰って、 行きと同じ丸亀製麺で夕食を食べて東関道→首都高湾岸線で道場へ。 到着時刻は既に夜11時前でありました。

ダナンの風景2

 そんな感じの5泊6日ベトナムのリゾートで過ごした「ダナン遠征稽古」でありました。 掛かった費用は、往復のフライトが家族4人で33万円(iJTB経由で手配)、 ホテルが1ベッドルームレジデンス朝食付き5泊で25万円(agoda経由で手配)、 その他現地での食事代や買い物、日本国内での移動など合わせてざっくり10万円、トータルでは68万円程度でありました。

 「稽古」という観点では、飲んだワインはいずれも小売価格3,000円以下のはずですし、 5泊いずれもワインと稽古することができ、中でもベトナム産のワインと初めて一戦まみえる機会があったのは収穫でした。

 そしてこのダナンという場所は、そこそこ規模のあるアジアの街とキレイなビーチのあるリゾート地、 ヨーロッパとアジアが融合したような料理、 そして世界遺産の古い町並みまで一度に楽しめる、非常に魅力的な旅行先だと思います。

ダナンの風景4

 ただ、良い所ばかりでも無くて、ホテルのビーチの反対側は右写真のような状態で思いっきり開発途上、そっちを見ると興ざめします。 また、(ハイアットだけかも知れませんが)お客の半分以上が韓国人、次に多いのが中国人、それ以外に日本人と欧米人といったバランスです。 幸いマナーの悪い人がいたわけじゃありませんが、 「ここは天国!」と思ってたら「いや中国?やっぱ韓国!?」だったのはちょっと想定外です。 そして、最大の課題は昼間の気温だなぁ。とにかく蒸し暑くて外歩きをするとかなり消耗します。 時期を選べるのであれば、他の季節の方が良いかもしれません。

 ・・・といったようなことはありますが、全体的には大変楽しく寛げた家族旅行でした。 また家族でどこか行けるかな?行けると良いな。


ダナン遠征稽古