最新稽古


3日(土)

Vang Dalat Excellence Cabernet & Merlot N.V.
名称Vang Dalat Excellence Cabernet & Merlot N.V.
ヴァン・ダラット エクセレンス カベルネ&メルロー (ヴィンテージ無し)
生産者Ladofoods
ラドフーズ
価格174,300 VND (約870円)
購入店 Big C (Danang)

 本日の夕食はモツ鍋。 モツ鍋に合わせるんだったらもちろんベトナム産ワインでしょう、ということで、 この夏ベトナムのダナンに遠征稽古に行った際にゲットしてきた赤ワイン。 お値段17万4300ドン、ショッピングセンター"Big C"に置いてあったベトナム産ワインの中ではコレが一番高級でした。 なんか話のタネになる機会でもあれば、と思って取っておいたんだけど、 交友関係の狭い師範に於いてはそういう機会も特になく、 あまり長持ちするワインでもなさそうなんで本日開けることにした次第であります。

 ボトルは背が高くて重さのある高級っぽい瓶が使われてますが、コルクは屑を集めた安モノです。 見えないところには金をかけない主義かもです。 色は、やや濃いめくらいの普通に立派な赤ワインの色で、エッジにわずかにガーネットが見えます。 アルコール度数は12%と低い割には足が長くてエキス分が多そうに見えます。 ところが香りはイケてません。まずボリュームが弱い。 グラスのボウルに鼻を突っ込むと、ようやく感じるツンッと酸っぱいような果実香。 裏ラベルには"Dried red fruits, chocolate and spices"とあるけど、 言われてみればそういう香りがあるような気がしないでもありません。 味は・・・軽い。とにかく軽い。エスニックな味わいとかヘンテコな要素があるわけじゃなくて普通に赤ワインの味わいではあるけど、 軽くてグリップが無いので飲んでる気がしません。

 ・・・だったんですが、ボトル半分に差し掛かるあたりから、結構良い感じになってきます。 香りにカベルネらしいピーマンっぽさが出てきて、味わいも甘さが感じられるようになります。 それが、ワインが開いたのか、自分が慣れてきたのかは判りませんけど。

 結局、何の記念日でも無い普通の週末の今日、このワインを開けて正解でした。 話のタネにしたとしても『へぇ~、ベトナムでも普通の安ワインが造れるんだね』で終わってしまうワインです。 まぁ1,000円以下のワインだと思えば「こんなもんか」とも思うわけですが・・・ハンドキャリーした手間を考えなければ。 ちょっと調べたら、そもそもフランス産のワインをバルク買いしてベトナムで瓶詰めした可能性もあるみたい。 そんなんだったらわざわざ買ってきてもしょうがないよなぁ。

点数68点

2日(金)

Copertino (Rosso) 2013
名称Copertino (Rosso) 2013
コペルティーノ (ロッソ) 2013
生産者Rocca dei Mori
ロッカ・デイ・モリ
価格1,395円 (単品価格 1,674円)
購入店 トスカニー イタリアワイン専門店

 本日の夕食は、鶏手羽先の唐揚げ、ナスとトマトの揚げびたし、鶏つくねと白菜の味噌汁、ジャガイモのガレット(by次女)。 ワインは、「イタリアワイン赤4本白2本セット」税送料込み9,720円からの一本。 このセットからはこれまで2本稽古してきて、 戦績は1本目は明らかにブショネ、 2本目も状態に難アリと、0勝2敗の状況。 ここらで一発ホームランでもかっ飛ばして頂きたいところであります。 ちなみにこのワイン、品種はネグロアマーロ70%/モンテプルチアーノ30%、 フランス産とロシア産の樽で6ヶ月間、瓶で6ヶ月間熟成しているとのことです。

 抜栓してまずはビックリ、コルクが非常に立派です。測ってみると長さ55mm、高級ワインでもなかなか見ない長さです。 次に、糖度を測定してまたビックリ、なんと糖度9.1もあります。こちらもめったに見ない高い数値です。 「こりゃいったいどんなワインだ?」と期待を割り増ししてグラスに注ぐと、しっかりと濃い紫色が見て取れます。 アシが長くてゆっくりゆっくり落ちてくる様は、こちらも高級ワインのそれです。 香りは、イタリア産らしい汗臭いようなツンッとした果実香と、どことなく燻製のような美味しい煙たさを感じます。 味わいは、数値ほど甘さを感じるわけではありません。 というのも、大変旺盛な渋味としっかりした酸味があるので、 本来は甘いはずだけどそれが目立たないくらい各要素のレベルが拮抗している印象です。

 ・・・と、楽しく飲み進めてはおりましたが、この強さだと一日で一本飲み干すのは不可能と判断しました。 内容からして、明日の方が美味しく頂ける感じがするので、1/3くらい残して明日また稽古します。

 結果、とてもパワフルでポテンシャルを感じるイタリア産赤です。 ただ、いかんせん現時点では若い。強い味わいの要素がお互いに主張していて、ちょっとガチャガチャした感じがあるのが玉にキズ。 これが数年熟成すれば、このセットと同時に買ったコレみたいになるのかな? だとすれば今買って寝かせておくのもアリだと思われます。 ともあれこれは、ホームランとまではいかないまでもエンタイトル2ベースくらいはありました。

 翌日、ヘタレなベトナム産ワインと比べると恐ろしいほどにこちらの濃さが判ります。 一日経っても全然平気、というか一日くらいじゃ完全には開かないぞ!ってな感じの若さを感じます。 でも美味しいワインですよ、コレ。

点数79点

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