DRAGON QUEST

 後に大作となるドラクエシリーズの記念すべき第一作!
 この「ドラクエ1」は、意外とやったことのない人が多いのではないか。
 だいたい3ぐらいからがかなり有名だと思う。
 この「ドラクエ1」は、スーファミ版の1・2では味わえない要素も一部あり、本格RPGの原点ともいえる作品である。
 ドラクエシリーズの中でこの1が一番おもしろいと言っても過言ではない。
 驚くべきその機能の数々を紹介しよう!

 1.復活の呪文!
 これは2にもいえることだが、当時はセーブ機能がなく、王様に復活の呪文(パスワード)を聞いて、 次に始めるときは、この呪文を入力して、前回の続きを始めるのである。
 ゆえに、何人でもプレイすることが可能!(まあ、当たり前だけど・・・)

 2.一対一の真剣勝負!
 パーティーは存在せず、敵も一体でしか登場しない!まさに真剣勝負!

 3.背景つき戦闘シーン!
 しかも戦闘シーンに背景があるのだ!これは2ですでに真っ黒と化し、その後スーファミの5まで背景はつかない。

 4.暗いダンジョン!
 ダンジョンの中は真っ暗で、たいまつレミーラの呪文を唱えるかしないと周りが見えないのだ!
 これこそまさにダンジョンである!本来なら洞窟の中にあかりなどはない。まさに本格!

 5.装備で変わるグラフィック!
 主人公のグラフィックは、何も装備していない初期状態では、きちんとすっぴんの姿をしており、 剣を買うと剣を持っていて、盾を買うと盾を持っているのだ!
 今はたいていのRPGは、何も装備していなくても、装備していても、グラフィックは同じ。

 6.自動装備!
 やはりこの機能もスーファミ版まで復活しない。それどころか、新しい装備を買うと、 自動的に古い方を買い取ってくれるのだ!

 7.宝箱復活!
 なんと!一度取った宝箱はそのダンジョンや城を出てもう一度入ると復活しているのだ!
 これにより、少しずつで時間はかかるが、確実にお金儲けができる!

 とりあえず7項目書いたが、まだまだたくさんの機能などがある。

 主人公も町の人も皆カニ歩き、初期ステータスと成長タイプは名前で変わる、 宝箱を「とる」のコマンドは足もとを「しらべる」のコマンドと区別する、 階段は「かいだん」のコマンドでのぼる、 「話す」のコマンドのあと北・西・東・南からどの方向に話す人がいるのか選ぶ、 魔法の鍵は一度使うとなくなる、その鍵は鍵屋に売っている、 「龍のウロコ」を買って装備して防御力が上がったあとその「龍のウロコ」を売っても防御力は変わらない、 だからといってまた買って装備させても装備し直したというだけ、 「銀の竪琴」を強い敵の出る地域でならしても初期の弱いモンスターが出る、 レベルは最高30、メタルスライムの経験値は110ぐらい、 山の上はちゃんと歩きづらくなる、沼地は一歩で2ダメージ船なし、 ルーラは強制的にラダトーム城へ戻る、 ラリホーで眠った敵は目を覚ますとそのターン内ですぐ攻撃してくる・・・・・・
 ファミコン版ドラゴンクエスト1をプレイしていないドラクエユーザーよ、ぜひとも必ず1度はプレイしてほしい!

 みなも、この超大作となったドラゴンクエストシリーズの第一作を、ぜひとも味わおう!


国王が思うポイント表

遊べる度    ∞×10の∞乗

マニアック度  とにかく有名

難易度     比較的やさしい

インパクト度  ☆☆☆☆☆

本格RPG度  ☆☆☆☆☆×10の3億乗