アイスクライマー

 任天堂対戦ゲームではないのに対戦に使われてしまったゲームシリーズ、アイスクライマー!
 主人公がハンマーで氷を破壊しながら頂上のプテラノドン目指して氷山を登り続けるというゲーム。
 なぜか氷山にはそれぞれフロアがあり、氷の床や雲によって仕切られている。
 この氷山には不思議な現象が様々存在する。

  動く床!
 なぜかしら自然の氷山の床が一定速度で一定方向に動いている!
 また、その床(氷)を破壊しても残った部分だけでちゃんと動いている。
 さらに、その破壊した部分をオットセイが新しい氷で埋めると、 また通常通り埋めた部分も動き出すのである。

  乗れる雲!
 雲に乗れるのである!
 推測として、あまりの寒さに雲も凍っていると考えたのだが、 だとすると、浮かんでいられるわけがない。
 やはりこれも、動く床同様、何か不思議な力で制御されているらしい。

  あふれ出るつらら!
 次から次へとつららが襲ってくるのである!
 突然水滴が出て来たかと思うと、一瞬にして鋭いつららと化し、すぐに落ちてくるのである。
 しかし、氷が溶けてつららとなったと思われる部分は、平然ともとの形をしている。

  雲からつらら!
 それどころか、雲からつららが降ってくるのである。
 ヒョウではなく、ちゃんと水滴が出て凍ってつららとなって降ってくるのである。
 一体この雲は何なのか!?

 そして、この氷山に住む動物は、突然変異によるものか、環境に適応して進化したのか、 ものすごく冷たい身体をしているらしく、主人公が触れただけで、主人公の身体は一瞬にして凍りつき、 息絶えてしまう。
 また、なぜか野菜が収穫できる。一部の野菜には、目らしき模様が浮き出ている。
 おっと、言い忘れたが、この氷山は、水色、茶色、緑色と色とりどりである。

 ところで、最初に対戦ではないのに対戦に使われてしまったとあるが、 このゲームはなんと二人同時プレイが可能!
 で、二人で協力して昇っていくのだが、協力も何もあったもんじゃない! 何にも協力しないのである。ただの足手まといである。
 つるつる滑る足場の少ない氷山を、二人で登ろうとするもんだから、 ぶつかる押される落とされるで、命がけの大喧嘩!
 一人が裏切ってさっさと昇ってしまうと、下のヤローは謎の見えない魔の手によって命を落としてしまう。
 つまり、どちらが生きてプテラノドンにつかまることができるかの勝負となる。

 最後にちょっと疑問が残ってしまった。
 あのプテラノドンは何なんだろう?
 きっと、出られなくなった氷山から脱出させてくれるのだろうと思うが、一体・・・・。

 皆も、頂上のプテラノドンめざして、氷山の野菜を収穫してがんばれ!


国王が思うポイント表

遊べる度    ☆☆☆☆☆×10の2000兆乗

マニアック度  むちゃくちゃ有名だと思う

難易度     ☆☆☆☆(2P時難易度10倍)

インパクト度  ☆☆☆☆☆

野菜収穫度   ☆☆☆☆☆☆☆