其の一 | 神鍋高原スキー場 (兵庫県) |
「おっぺけ」が初めてスキーをしたのが、小学1年生の時だった。 向かいの家の家族と「おっぺけ」の家族と一緒にスキーに行ったのだ。 なんせ、家を出る時には、どこへ行くのかも分からず、”スキー”という言葉も聞いた ことが無かった。 とりあえず、スキーを履いたのはいいが、 「スキーの基本は歩く(登る)ことからです。」 と、登る練習をしては滑ると言うことを窪みで行なっていた。 もちろん小学1年生には面白くない。すぐに飽きてソリで遊んでいた。 |
其の二 | 大屋スキー場 (兵庫県) |
2回目のスキーが、小学4年生の3月ごろ。 家族で鳥取砂丘へ向かっていたとき、「スキー場」の看板が目に入ったのだ。 弟と二人で「スキーがしたい」とだだをこねて、スキー場へ行き先を変えた。 春なので軽装でも滑れたのだが、なんせ田舎の子。ジャージにヤッケと言う格好だった ので、問題なし。強いて言うならば、手袋がだったことか..。 この時にやっと”直滑降”ができたのだ。 と、言うよりも、ロープに捕まって少し上へ上がり、滑る。下についたら自然に止まって くれたのだ。 この時にスキーの面白さに触れたような気がする。 |
其の参 | アップ神鍋スキー場 (兵庫県) |
中学2年の時が3回目。 弟と友達がスキーに行くので、付いて行った。 この時、初めて”リフト”に乗ったが、やたら恐かった。どうやら高所恐怖症だと言うことが この時、判明したのでは...。 なんせ、初めてリフトに乗って上の方まで上がったのだから、降りて来なければ いけない。 ”ボーゲン”を教えてもらったが、きちんと出来る訳も無く、「少し滑っては転んで止まる」 の繰り返しでやっとこさ下まで降りた。 言うまでもなく、1日券は無用であった。1日でリフト券4枚程しか使用していない。 しかし、転び方は上手くなった。 |
其の四 | 志賀高原 丸池スキー場 (長野県) |
高校2年の2月、修学旅行で志賀高原にスキーに来たのだ。 当時(今でもそうかもしれないが)、高校の修学旅行といえば”スキー”だったのだ。 バスで約10時間程かけてスキーは行くのだ。もちろんバスの中はパーティー会場と 化していた。 1日目は移動で終わり。2日目からスキーの開始。きちんとインストラクターの人に教えて もらい、少しはボーゲンらしくなってきた。 最終日、スキーサーカスをして終了だ。この時の志賀高原のスキー場から眺めた冬山の 美しさにになってしまったのだった。 また、スキーサーカスが済んで、最後に一度滑った時、インストラクターの人達に と誉められたのだ。 この2つで「おっぺけ」はスキーにのめり込んでしまうことになる。 がピッタシ当てはまるのである。 |
其の五 | 栂池スキー場 (長野県) |
この”栂池スキー場”こそが、「おっぺけ」のスキーの原点と言ってもいいだろう。 修学旅行で、すっかり”スキー大好き”になってしまった「おっぺけ」は、高校3年の 2月〜4月上旬まで栂池スキー場のと言うロッジで 住み込みでアルバイトをしたのだ。 (読み方は「モンモンツガイケ」で「私の山栂池」の意味。フランス語じゃね。) 高校3年は2月になると、休みになるのを利用したのだ。 ロッジのオーナー(従業員はと呼んでいた)は、全日本スキー協会の人で、 昼休みに炬燵で寝ていると「滑ってこい」と怒る人で、スキータイムは他のロッジや ペンションより断然多いのが有り難かった。 おかげで、「おっぺけ」はこの2ヶ月間でやウエーデルンの初歩ができる ようになったのいである(感謝感謝)。 ちなみに、それぞれのロッジやペンションには、従業員用にリフトやゴンドラのフリー チケットがあって、スキーの練習ができるようになっている。 おじいちゃん(ボスのお父さん)は、栂池観光協会の偉いさん(会長だったかな?)で、 フリーチケットが沢山あった。 「チケット待ちで滑れない日がある」と言う他のロッジの従業員さんには申し訳ないが、 そのチケットで毎日2〜4時間程滑っていたのだ。 でも、今考えると良く雇ってくれたものだ。 社会も知らない高校生を、それも、関西からスキーがやりたいって言うだけで来る 高校生を、ホントよく雇ってくれたものだ。 実際のところ、始めの頃は、使い物にならなかったと思う。でも、慣れてくると、 手際が良くなってきたのだろうか、夏の避暑シーズンも来て欲しいと言われた。 (部活や学連で忙しく、それ以来行けなかった!) 事実、料理の腕には、自信があったのだ。 千切りの機械が壊れた時は、と2人で何十人分のキャベツの千切りを 作ったものだ。 しかし、この時以来ロッジには行っていない。 この時、採用してくれた奥さんや、ボスにもう一度会ってお礼を言いたい! 本当に感謝している。 |
其の六 | ミカタスノーパーク (旧ミカタ奥ハチスキー場) (兵庫県) |
兵庫県の最も奥に位置するスキー場で、昔は穴場的存在でした。 関西のスキー場は、元々、関東甲信越地方に比べて少なく、土日とも なれば、リフト待ち30分〜40分というのは当たり前なのです。 ですから、近場の人は、大阪方面からあまり来ないスキー場に行きます。 その代表格がミカタスノーパークなのですが、最近では、施設も充実して 結構、大阪方面から来る人が増えて、リフト待ち時間が長くなっています。 このスキー場は、中・上級者向けなので滑りごたえはあるし、人もそんなに 多くないし、なんたって、当時(1995年頃)、関西で珍しい半日券があるのです。 私の家から約2時間程で行けるので、朝10時ごろから家を出れば、12時 過ぎには到着しています。ご飯を食べて、1時から滑り始めると言うパターン で、良く利用していました。 関西でも、比較的新しいスキー場だし、コースや雪質もGOODなので、かなり お勧めのスキー場です。 |
其の七 | ハチ北高原スキー場 |
言わずと知れた、関西スキーのメッカです。 アルペン競技にも使われるコースもあり、初級者〜上級者の幅広い層の人が 楽しめるスキー場です。 が、人気のあまり、やたら混む!混み過ぎてまともに滑れないこともある。 特に、パノラマコース! おい、初心者!このコースは、ボーゲンでは、ちと難しいゾ! それも、彼氏に連れて来られて、まともにボーゲンも出来ん女! おめーらの来る所じゃーないんだよ!邪魔! それに、転んだら、すぐ横に退く!いつまでもコースの真ん中に座ってんじゃない! ま、小言はこれ位にして。コースの説明を....。 脚前に自信のある人は、必ず北壁にアタックしよう! 斜度は最大37度なんだけど 短いから大丈夫。それより、アイスバーンと良く発生するガスのおかげでよく転ぶ。 ちなみに、パノラマコースを降りれたからと言って、北壁に挑戦する初心者! 責任は持てないゾ! 初心者には、もってこいのコースが下にある。そこでよく練習して下さい。 |
其の八 | 鉢伏高原スキー場& 東鉢伏スキー場 スカイバレースキー場 |
鉢伏高原スキー場は、兵庫県スキーの発祥地(だったかな?)。 いろんなコースがあって、広いし、GOOD. ただ、ここも良く混む。 良いスキー場には人が多いのね。 コース自体は、そんなに長くない。短い方だが、色んなコースがあるので、 変化にとんでいて、面白い。また、頂上からハチ北高原スキー場へも行けるし、 ハチ北高原からミカタスノーパークへも抜けれる。スキーサーカスも可能なので、 「色んなコースを滑りたい」と言う人にはお勧め。 人ごみがイヤと言う人には、鉢伏スキー場の隣の 東鉢伏スキー場がお勧め。 林間コースがメインのスキー場なのだが、頂上から最大斜度40度(くらい)の壁 があり、ターンをする度に空中を飛んでしまう。と、言うより、エアターンになって しまうのだ、ここは本当に気持ちが良い。 また、初心者にも中級者にも対応している林間コースは滑りごたえあり。 短いコースの多い関西のスキー場の中で、比較的長いコースを持っているのが、 東鉢伏スキー場だ。 また、頂上からスカイバレースキー場に接続しているが、リフト券が異なるのが ツライ。(もしかしたら、今は共通になっているかもしれません。) 名前も、”ハイパーボール 東鉢伏スキー場”に変わって施設も充実したのかな? さて、スカイバレースキー場は、関西で初めて高速クワッドリフトを設置した スキー場。 元の名前を”ソラ山スキー場”と言ってたんだけど、この名前じゃ〜人が 来ないと思ったかどうかはわからないが、”スカイバレー”に変わったのだ。 コース自体は、短いのだけれど、なんせ改装してからは、施設の充実ぶりに 目を見張る。 ゲストハウスは、信州や甲信越地方のものと変わらないか、それより良い位だ。 どちらかと言えばカップル向けのスキー場だろう。 また、中級者のコブの練習にもいいかもしれない。 コブ斜面はそんなに長くないし、コブを滑れるように練習したいと言う人は、ここへ。 |
其の九 | ニューおじろスキー場 |
関西の奥座敷的存在のスキー場。 はっきり言って穴場。 ミカタスノーパークに行く途中で道が別れるのだけど、1995年には、あまり混んで いなかった。 が、今年(1999年)から、スノボ全面滑走可能になり、人が増えたかも? コースは、多くなく短いが、雪質が良い。関西随一と言って良いだろう。 この雪に誘われて行く人も多い。 |
其の十 | 千種高原スキー場 (ちくさ) |
阪神間からは一番近いスキー場。 私の家からは、高速道路を使って約1時間。 「ちょっと滑りにいこう!」と思ったらココへ行っていました。 このスキー場も新しいスキー場で、開業当初は、空いていたんだけど、やはり 近いスキー場と言うことで、阪神間や岡山方面からの人が殺到して、 良く混み合うスキー場になってしまった。 その分、施設も充実して、リフトの輸送能力もパワーアップしたけど、土日は 非常に混む! ゲレンデはコースが4つしかないが、そこそこ長いコースだ。 頂上付近は中・上級者向け、中腹付近は中・初級者向けになっている。 新しいスキー場だけあって、ゲストハウスの充実ぶりは、抜群に良い。 |
其の十一 | 妙高杉の原スキー場 | |
其の十二 | 野沢温泉スキー場 | |
其の十参 | 手稲ハイランドスキー場 | |
其の十四 | 札幌国際スキー場 | |
其の十五 | 水上宝台樹スキー場 | |
其の十六 | 尾瀬岩鞍スキー場 | |
其の十七 | 清里キッズメドウズスキー場 | |
其の十八 | 玉原高原スキー場 |