添乗員の杜 準備編

スーツケースを新たに購入するとき、一番売れない色を選ぶのも良い(店員に聞く)。空港のベルトコンベアから流れてくると一目でわかるし、間違えられることも少ない。

スーツケースはできるだけ大きく、堅くて丈夫なものにする。結構荷物も増えてくるし、空港での取り扱いは乱暴なのでヤワなものだと中身までつぶれてしまう。

スーツケースに付ける名札には、最低「ローマ字氏名、電話番号、JAPAN」の三つを書いておく。外国の空港で紛失しても最後はJAPANまで送ってきて、連絡がもらえる。

よくスーツケースに外国のシールや荷札をカッコ良くギンギンギラギラに付けている人がいる。こういうスーツケースは航空会社の行き先タッグを付けても目立たなくなるため、大抵行方不明になって世界中グルグル回っているようだ。

暗証番号ロック付きスーツケースを他人から借りた場合、番号を忘れないようにする。困り果てて日本に国際電話する人のお世話を何回もしています。

下着や靴下は安物、古い物を持って行くのも手。毎日捨てれば荷物もへっていく。ただし、捨てる際は小さな袋か紙に包んで捨てるのがエチケット。 

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