[子供の疑問とエピソード]

宿泊代
ゴールデンウィークに白馬の方へ一泊旅行をしました。

初めて、リゾートホテルに泊り子供たちも大満足していました。
チェックアウトの時、
受付カウンターに立った私の横に子供たちも並んで
私が宿泊費を支払のを見ていました。

受付の女性から請求書を受け取り、その金額をわたそうとした時です。
子供たちふたりが、同時にかなり大きな声で
たけーぇと叫びました。

周囲には、結構人もいましたので私は小さな声で「そうだね」と答えるしか
ありませんでした。そこでまた、次男が追い討をかける一言を発しました。
「こんなに高いのなら、来なければ良かった」

受付の女性は、黙々と支払いの処理をされていました
幼虫のえさ
一泊旅行に出かける朝。
5時半頃に次男を起しましたら、眠い目をこすりながら
寝ていたベッドにすわったまま、私に話しかけてきました。
(イダ君はすぐ近所の彼の友達です。)

「お父さん、どうしよう?
おととい イダ君にウチの庭にいたアゲハの幼虫をあげたんだよ。
アゲハの幼虫は生まれた時の木の葉しか食べないんだよ。」
私には、起きたすぐに彼が何を心配しているのか、さっぱり検討がつきません。
彼は 心配そうに話し続けました。
「僕たちが出かけることを、イダ君は知らないんだ。
えさが無いと、イダ君の幼虫が死んじゃう。」

私は、我が子ながら なんとやさしい子なんだと感動さえ覚えました。
庭の木の枝を 水を入れたペットボトルに挿して
イダ君の玄関の前に置いて出かけました。

旅行から帰ってきた翌日とその翌日も夕方になると
イダ君が次男を訪ねて来たのですが、
次男はクラスの子のところに遊びに行っていませんでした。
妻はイダ君が二日も続けて訪ねて来るのは めずらしいなと思ってたようですが
三日目も訪ねて来ました。
その時は 次男がいたので、イダ君はやっと幼虫のえさを手に入れることができたのです。
前へ戻る