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お寺によってまちまちです。通常、松の内とは、元日から、門松を取りはずす日までの期間をいいます。普通、七草の七日に取りはずすようですが、地方によっては、4日、6日あるいは15日までと様々です。
本山の本願寺では、正月四日に、正月のお荘厳をといています。本願寺では、九日から親鸞聖人の御正忌報恩講が勤まるので、それ以前にはお荘厳をとく必要があるからです。それぞれの実情に合わせて、日取りを決めたらよいでしょう。
では鏡開きは。
お荘厳を平常に戻すと、鏡餅を下げることになります。本来は、一般には十一日まで飾って、飾りを取り除くと同時に鏡餅を食べるのがしきたりといわれます。 鏡開きの名称は、「切る」ということを嫌い、「開く」とめでたくいったことに由来するといわれています。一般には、鏡開きの餅を包丁などで切るのは禁物といわれますが、あまり縁起にこだわる必要はありません。
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