こだわりの一品


■第53回 2009.04.01 信号機

私は信号機が大好きです。信号機の中でも、どちらかというと歩行者用信号機が好きです。あのエメラルドグリーンの光が点滅するのは、何とも言えず惹かれるものがありますね。



日本信号 歩行者用信号機 赤


日本信号 歩行者用信号機 青

信号機って、実は日本信号の他、小糸工業、京三製作所等々、様々なメーカーが製造しているのです。しかもそれぞれ年式や仕様違いなどがあり、全てを把握するのはとても困難。数ある信号機の中で比較的多く見かけ、最も美しいと思うのが、この日本信号の歩行者用信号機です。四角さと丸さのバランスがちょうど良いですね。


日本信号 歩行者用信号機 裏側

このメーカーでも、古いタイプは同じデザインながら、裏側が弁当箱スタイルですが、比較的新しいモデルは、このように三角形になっていてスマートです。


日本信号 歩行者用信号機 LEDタイプ

最近は歩行者用信号もLED式になってきましたね。電球式と光る場所が異なり、初めて見たときは気味悪く”なんだこりゃ!”と思ったものですが、最近はすっかり慣れてしまいました。でも電球式に比べて美しさに欠けますね(視認性は向上していると思います)。これはまだマシな方で、メーカーによっては簡略化しすぎて、人の形にLEDのブツブツが並べてあるだけだったりします。
ところで、赤信号の人の姿勢が、LED式と電球式では違うって知ってました?

(おまけ)
青信号の色は、実際には緑色ですね。何故、青信号と呼ぶようになったのか経緯は知りませんが、元来、日本語の色に対する表現力はそれほど高くなく、緑色は青の範囲に含まれていることが原因と思われます。白、黒、赤、青の4種類が古代から表現されている色名で、それ以外は、他の言葉を借用して出来た表現のようです(茶、橙、肌、桃、灰などがそうですね。緑は新芽が語源といわれています)。

信号機について詳しく知りたい方は、交通信号機のページという最強のHPがありますので、そちらへどうぞ。

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